Users Guide
• バージョンが異なる同じタイプの複数のコンポーネントがサーバーに存在する場合、バージョンごとに 1 つのコンポーネントが表
示されます。この場合、いずれかのコンポーネントを選択すると、現在のファームウェア バージョンに関係なく、すべてのコン
ポーネントにアップデートが適用されます。現在のファームウェア バージョンに関係なく、すべてのコンポーネントのドリフト
の詳細が表示されます。
例:
表 21. 異なるバージョンの複数のコンポーネントがサーバーに存在する場合の例
コンポーネント 現在のバージョン 使用可能なバージョン
HDD1 V1 V3
HDD2 V2 V3
HDD3 V2 V3
この場合、[ファームウェア コンポーネントの選択]ページには次の情報が表示されます。
表 22. 異なるバージョンの複数のコンポーネントがサーバーに存在する場合の例
コンポーネント 現在のバージョン 使用可能なバージョン
HDD1 V1 V3
HDD2 V2 V3
• カタログに複数の使用可能なバージョンが含まれている場合は、コンポーネント タイプに使用可能なバージョンを 1 つだけ選択
することをお勧めします。選択したファームウェアは、現在のバージョンに関係なく、すべての該当コンポーネントに適用され
ます。
例:
表 23. 複数の使用可能なバージョンがカタログに存在する場合の例
コンポーネント 現在のバージョン 使用可能なバージョン
HDD1 V1 V3
HDD2 V2 V3
HDD3 V2 V3
HDD1 V1 V4
HDD2 V2 V4
HDD3 V2 V4
この場合、[ファームウェア コンポーネントの選択]ページには次の情報が表示されます。
表 24. 複数の使用可能なバージョンがカタログに存在する場合の例
コンポーネント 現在のバージョン 使用可能なバージョン
HDD1 V1 V3
HDD2 V2 V3
HDD1 V1 V4
HDD2 V2 V4
vSphere Lifecycle Manager の概要
vSphere Lifecycle Manager は vCenter サーバーで実行されるサービスです(vCenter 7.0 以降のバージョンに適用)。
vSphere Lifecycle Manager では、ESXi イメージ、ファームウェア、およびドライバーで構成されるベースライン イメージを作成する
ことができます。vSphere Lifecycle Manager はコンプライアンス チェックを実行して、クラスター内のすべてのホストがベースラ
イン イメージに揃うようにします。非対応のものがある場合は、クラスターを修復するためのオプションが提供されます。
vSphere Lifecycle Manager では、OMIVV はファームウェアのアドオン プロバイダーとして機能します。vSphere Lifecycle Manager
の詳細については、VMware のマニュアルを参照してください。
ホストの管理 121