Install Guide
OMIVV を以前のバージョンから使用可能なバージョンにアップグレードすると、スケジュールされたジョブがすべて実行され続
けます。
メモ: 新しい OMIVV バージョン Y の識別情報(IP または FQDN)が OMIVV バージョン X から変更されている場合、新し
いアプライアンスをポイントするように SNMP トラップのトラップ送信先を設定します。識別情報の変更を修正するに
は、当該ホスト上でインベントリーを実行します。ホスト上でインベントリーを実行中に、SNMP トラップが新しい IP を
指定しない場合、そのホストは非準拠としてリストされます。ホスト対応問題の解決法については、『ユーザーズ ガイド』の
「管理対応性」の項を参照してください。
旧バージョンの OMIVV からアップデート バージョンへのバックアップ/復元を実行した後に、200000 メッセージが表示される
か、Dell EMC のロゴが表示されないか、または OMIVV UI が vCenter UI で反応しないという場合は、次の手順を実行します。
• vCenter Server で、vSphere Web Client(HTML-5)と vSphere Client(FLEX)の両方に対する vSphere Client サービスを再開
します。
• 問題が解決しない場合は、
• VMware vCenter Server アプライアンスの場合は、/etc/vmware/vsphere-ui/vc-packages/vsphere-client-
serenity に移動します。Windows vCenter の場合は、vCenter アプライアンスの C:\ProgramData\VMware
\vCenterServer\cfg\vsphere-ui\vc-packages\vsphere-client-serenity フォルダーに移動して、旧バー
ジョンに対応する古いデータが存在することを確認します。
古いデータの例としては、com.dell.plugin.OpenManage—
com.dell.plugin.OpenManage_Integration_for_VMware_vCenter_WebClient-X.0.0.XXX があります。
• OMIVV の旧バージョンに対応するフォルダーを手動で削除し、vSphere Client(HTML-5)と Web Client(FLEX)の両方
で vSphere Client サービスを再起動します。
OpenManage Integration for VMware vCenter の登
録解除
インベントリー、保証、または展開ジョブが実行中の場合は、vCenter サーバーから OMIVV の登録を解除しないようにします。
クラスタで Proactive HA を有効にしたことがある場合は、Proactive HA がクラスタで無効になっていることを確認します。
Proactive HA を無効にするには、[設定] > [サービス] > [vSphere の可用性]の順に選択し、クラスターの[Proactive HA の障
害と対応]画面にアクセスして、[編集]をクリックします。[Proactive HA の障害と対応]画面で Proactive HA を無効にするには、
Dell Inc プロバイダーのチェック ボックスをオフにします。
OpenManage Integration for VMware vCenter を削除するには、管理コンソールを使用して vCenter サーバから OMIVV の登録を解除
します。
1. https://<
アプライアンス
IP/
ホスト名
/>に移動します。
2. [VCENTER 登録]ページの[vCenter Server IP またはホスト名]テーブルで、[登録解除]をクリックします。
メモ: OMIVV は複数の vCenter に関連付けることができるため、必ず正しい vCenter を選択してください。
3. 選択した vCenter サーバーの登録解除を確認するには、[VCENTER 登録の解除]ダイアログ ボックスで、[登録の解除]をクリ
ックします。
メモ: OMIVV の登録解除後、vSphere Client(HTML-5)からログアウトしてログインします。[OMIVV]アイコンがまだ
表示されている場合は、vSphere Client(HTML-5)と Web クライアント(FLEX)の両方のクライアント サービスを再起
動します。
登録解除後の OMIVV の回復
登録解除した OMIVV の旧バージョンのリカバリー
以前のバージョンのデータベースに対するバックアップを取得した後で OMIVV プラグインの登録を解除した場合は、移行に進む前
に次のステップを実行してください。
メモ: プラグインの登録解除をすると、PHA クラスターの Dell 正常性アップデート プロバイダーおよび登録済みアラームへの
カスタマイズはすべて削除されます。次の手順では、カスタマイズは復元されません。デフォルトの状態でアラームが再登録
されます。
36 OMIVV のインストールと設定