Users Guide
1. OMIVV ホームページで、[設定] > [アプライアンス設定] > [通知] > [最新バージョンの通知]とクリックします。
2. [最新バージョンの通知を有効化(推奨)]チェック ボックスを選択します。
3. アプライアンスの最新バージョンの通知を受信するには、日付と時間を選択します。
4. [適用]をクリックします。
展開用の資格情報の設定
OMIVV はプロビジョニングサーバとして機能します。展開用の認証情報を使用することで、自動検出プロセスで OMIVV プラグイ
ンをプロビジョニング サーバーとして使用する iDRAC と通信することができます。展開用の認証情報を使用することで、OS 展開
が完了するまで自動検出で検出されたベアメタル サーバーと安全に通信するための、iDRAC 認証情報のセットアップを行うことが
できます。
OS 展開プロセスが正常に完了すると、OMIVV はホスト認証情報プロファイルの指定に従って iDRAC の認証情報を変更します。展
開用の認証情報を変更した場合、自動検出を使用して新たに検出されたすべてのシステムは、それ以降、新しい iDRAC 認証情報で
プロビジョニングされます。ただし、展開用の認証情報を変更する前に検出されたサーバー上の認証情報は、この変更の影響を受
けません。
1. OMIVV ホーム ページで[設定] > [展開認証情報]の順にクリックします。
2. ユーザー名とパスワードを入力します。デフォルトユーザー名は root で、パスワードは calvin です。
iDRAC 対応の文字と iDRAC ローカル資格情報のみを入力していることを確認します。
3. [適用]をクリックします。
ハードウェアコンポーネントの冗長性の正常性—
Proactive HA
Proactive HA は、OMIVV で動作する vCenter(vCenter 6.5 以降)機能です。Proactive HA を有効にすると、この機能がホスト内で
サポートされるコンポーネントの冗長性の正常性の低下に基づいてプロアクティブに対応することによりワークロードを保護しま
す。
サポートされるホストコンポーネントの冗長性の正常性ステータスを評価した後で、OMIVV アプライアンスは、vCenter サーバに対
して正常性ステータスの変更をアップデートします。サポートされるコンポーネント(電源装置、ファン、および IDSDM)で利用
できる冗長性の正常性ステータスは次の通りです。
● 正常(情報)— コンポーネントが通常通りに動作しています。
● 警告(中程度の劣化)— コンポーネントに重大ではないエラーが発生しています。中程度の劣化ステータスは、[イベント]ペ
ージの[タイプ]列に、[
警告
]と表示されます。
● 重要(深刻な劣化)— コンポーネントには重大な障害があります。
メモ: 正常性ステータスが
不明
の場合、Dell Inc プロバイダからの任意の Proactive HA の正常性のアップデートが利用できない
ことを示します。不明の正常性ステータスは次の場合に発生することがあります。
● Proactive HA クラスタに追加されるすべてのホストは、OMIVV が適切な状態に初期化されるまでの数分間は、不明な状態
のままとなる場合があります。
● vCenter サーバを再起動すると、OMIVV が再度適切な状態に初期化されるまで、Proactive HA クラスタのホストが不明な状
態となる場合があります。
OMIVV が、サポートされるコンポーネントの冗長性の正常性ステータスでの変更を検出した場合は(トラップまたはポーリング経
由で)、コンポーネントの正常性のアップデート通知が vCenter サーバに送信されます。ポーリングは毎時間実行され、トラップの
損失の可能性に対応するためのフェールセーフメカニズムとして使用できます。
メモ:
● イベントを設定する際は、[すべてのイベントを掲載する]オプションをイベント掲載レベルとして選択することをお勧め
します。イベント設定の詳細については、「イベントとアラームの設定 、p. 92」を参照してください。
● Proactive HA は、電源、ファン、および IDSDM の冗長性をサポートするプラットフォーム上でのみ使用できます。
● Proactive HA 機能は、冗長性を設定できない PSU ではサポートされていません(たとえば、ケーブル接続式 PSU)。
82 OMIVV アプライアンス設定の管理