Users Guide
● 内蔵デュアル SD モジュール(IDSDM) - IDSDM に OS を導入します。選択されたサーバの少なくとも 1 台で IDSDM が使用
できる場合は、内蔵デュアル SD モジュール オプションが有効になっています。使用できない場合は、[最初の起動ディス
ク]オプションのみが使用できます。
○ 選択したサーバーの中に IDSDM または BOSS モジュールに対応していないサーバーがある場合、または導入中に IDSDM
または BOSS がサーバーにインストールされない場合は、それらのサーバーでの導入操作はスキップされます。サーバー
の最初の起動ディスクに OS を導入するには、[ハイパーバイザーを使用可能な内蔵デュアル SD モジュールのないサー
バーの最初のハード ディスクに導入する]チェックボックスを選択します。
メモ: 最初の起動ディスク のインストールターゲットは、BIOS ハードディスクドライブシーケンス または UEFI 起動順序
の最初のエントリと同じではありません。このオプションは、ESXi の pre-OS 環境で認識された最初のディスクに OS
を導入します。したがって、最初の起動ディスク オプションを選択するときは、[ハードディスク フェイルオーバー]
または[起動順序再試行]オプションが有効になっていることを確認します。
● BOSS - BOSS カード上に OS を導入します。選択されたサーバの少なくとも 1 台で BOSS が使用できる場合は、BOSS オプ
ションが有効になっています。使用できない場合は、[最初の起動ディスク]オプションのみが使用できます。
OMIVV を使用して BOSS コントローラーに OS を導入する場合は、システム プロファイルが BOSS の VD 構成と一緒に参照
サーバーからキャプチャーされていて、ターゲット サーバーに同様の構成を持つ BOSS があることを確認します。VD の作成
の詳細については、www.dell.com/support にある『Dell EMC Boot Optimized Server Storage-S1
ユ
ー
ザ
ー
ズ
ガイド
』を参照して
ください。
8. [ホスト認証情報プロファイルの選択]ページで、次のタスクを実行します。
a. すべてのホストに同じホスト認証情報プロファイルを使用するには、[はい]をクリックして、ドロップダウン メニューか
らホスト認証情報プロファイルを選択します。
b. サーバーごとに個別のホスト認証情報プロファイルを選択するには、[いいえ]をクリックして、ドロップダウン メニューか
らホスト認証情報プロファイルを選択します。
メモ: ホスト認証情報プロファイルでは、ベアメタルの検出に使用するユーザーを関連付けることをお勧めします。関連付
けないと、検出されたユーザーは OS の導入後に iDRAC で無効になります。
9. [ネットワークの設定構成]ページで、次のタスクを実行します。
a. サーバーの完全修飾ホスト名(FQDN)を入力します。ホスト名の完全修飾ドメイン名は必須です。FQDN での localhost の
使用はサポートされていません。FQDN はホストを vCenter に追加する場合に使用します。IP アドレスを FQDN に解決す
る DNS の記録を作成します。DNS サーバーが逆引き要求に対応するように設定します。展開ジョブを実行するスケジュー
ルを作成する前に、DHCP 予約および DNS ホスト名が設定および検証されている必要があります。
メモ: vCenter が FQDN を使用して OMIVV に登録されている場合は、ESXi ホストが DNS 解決により FQDN を解決でき
ることを確認します。
b. サーバー管理に使用する NIC を選択します。サーバーに接続されている適切な NIC を選択してください。
メモ: OMIVV へのネットワーク接続に基づいて、管理 NIC を選択するようにしてください。[すべてのサーバーに設定を
適用]オプションは、管理 NIC の選択には適用されません。
c. ホストに接続されている OMIVV アプライアンス NIC を選択します。詳細については、次を参照してください:2 つのネッ
トワーク アダプターを使用してホストを導入するための前提条件 、p. 61
d. 次のいずれかのネットワーキング オプションを選択します。
● 静的ネットワークの場合は、優先 DNS サーバー、代替 DNS サーバー、IP アドレス、サブネット マスク、およびデフォル
ト ゲートウェイを入力します。
● VLAN を使用 - VLAN ID を指定すると、導入中に OS の管理インターフェイスに適用され、すべてのトラフィックに VLAN
ID でタグ付けされます。サーバ識別では、導入されたサーバに新しい名前とネットワーク ID が割り当てられます。詳細
については、次を参照してください:VLAN サポート 、p. 61
● DHCP を使用 - ホストを vCenter に追加する際に、DHCP によって割り当てられた IP アドレスが使用されます。DHCP
を使用する場合、Dell EMC では、選択された NIC MAC アドレスには IP 予約を使うことをお勧めします。
10.[展開ジョブのスケジュール設定]ページで、次の手順を実行します。
a. 展開ジョブ名および説明を入力します。
b. すぐに展開ジョブを実行するには、[今すぐ実行]をクリックします。
c. ジョブを後で実行するようにスケジュールするには、[後でスケジュールを設定]をクリックして、日付と時刻を選択しま
す。
d. [ジョブの送信後にジョブ ページに移動]チェック ボックスを選択します。
ジョブの状態は[ジョブ]ページで追跡することができます。詳細については、次を参照してください:展開ジョブ 、p.
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11. 終了 をクリックします。
60 導入