Users Guide
● 自動検出有効:自動検出処理が開始できるように、サーバーの iDRAC で自動検出が有効にされていることを確認します。詳細
については、次を参照してください:iDRAC の管理者アカウントを有効または無効にする 、p. 56
プロビジョニングサービスの場所
自動検出中に、次のオプションを使用して、iDRAC によりプロビジョニングサービスの場所を取得します。
● iDRAC で手動で指定 — LAN ユーザー設定、プロビジョニングサーバの下の iDRAC 設定ユーティリティで、手動で場所を指定し
ます。
● DHCP スコープオプション — DHCP スコープオプションを使用して場所を指定します。
● DNS サービスレコード — DNS サービスレコードを使用して場所を指定します。
● DNS の既知の名前 — DNS サーバが、既知の名前 DCIMCredentialServer を使用してサーバの IP アドレスを指定します。
プロビジョニング サービスの値が iDRAC 設定ユーティリティーで手動で指定されていない場合、iDRAC は DHCP スコープ オプショ
ンの値を使用しようとします。DHCP スコープオプションが存在しない場合、iDRAC は DNS からのサービスレコードの値を使用し
ようとします。
DHCP スコープオプションと DNS サービスレコードの設定方法の詳細については、https://www.dell.com/support で『Dell 自動検出
ネットワークセットアップ仕様』を参照してください。
iDRAC の管理者アカウントを有効または無効にする
自動検出をセットアップする前に、管理者アクセス権のない iDRAC アカウントを除くすべての iDRAC アカウントを無効にします。
自動検出後、ルート アカウント以外のすべてのアカウントを有効にできます。
メモ: 管理者権限を無効にする前に、iDRAC で非管理者ユーザーアカウントを作成することをお勧めします。
1. ブラウザで、iDRAC IP アドレスを入力します。
2. Integrated Dell Remote Access Controller GUI にログインします。
3. 次のうちのいずれか 1 つを実行してください。
● iDRAC7:左ペインで、iDRAC 設定 > ユーザー認証 > ユーザー タブを順に選択します。
● iDRAC8:左ペインで、iDRAC 設定 > ユーザー認証 > ユーザー タブを順に選択します。
● iDRAC9 の場合:[iDRAC 設定] > [ユーザー] > [ローカル ユーザー]の順に移動します。
4. [ローカル ユーザー]タブで、ルート以外の管理者アカウントを探します。
5. アカウントを無効にするには、ユーザー ID の下で ID を選択します。
6. [次へ]をクリックします。
7. ユーザー設定 ページの 一般 の下で、ユーザーを有効にする チェックボックスのチェックを外します。
8. 適用 をクリックします。
9. 各管理者アカウントを再度有効にするには、自動検出を正しくセットアップした後でステップ 1~8 を繰り返しますが、ここで
は[ユーザーを有効にする]チェックボックスを選択して[適用]をクリックします。
PowerEdge サーバーでの自動検出の手動設定
iDRAC アドレスがあることを確認します。
Dell EMC にサーバを注文し、プロビジョニングサーバの IP アドレスを入力した後、サーバで自動検出機能を有効にするように依頼
できます。プロビジョニングサーバの IP アドレスは OMIVV の IP アドレスである必要があります。Dell EMC からサーバーを受け取
り、iDRAC をマウントしてケーブルを接続してから電源をオンにすると、サーバーが自動検出され、[ベアメタル サーバー]ページ
にリストされます。
メモ: 自動検出されたサーバーについては、[設定][アプライアンス設定][展開認証情報]で提供される認証情報が管理者認
証情報として設定され、OS の導入が完了するまでサーバーとの通信に使用されます。OS の導入が正しく完了すると、関連付
けられているホスト認証情報プロファイルで提供される iDRAC 認証情報が設定されます。
ターゲットマシンで自動検出を手動で有効にするには、第 12 世代以降のサーバについて以下の手順を実行します。
1. ターゲット システムで、初期起動中に F2 を押します。
2. [iDRAC 設定] > [ユーザー設定]の順に移動して、ルート ユーザーを無効にします。ルートユーザーを無効にするときに、この
iDRAC アドレスにアクティブな Administrator 権限を持つユーザーが他にいないことを必ず確認してください。
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