Install Guide
ホスト認証情報プロファイルへのホストの追加
認証情報プロファイルにホストを追加しようとする際に、ライセンスを保有するホスト数がライセンス数を超える場合、さらにホ
ストを追加することはできません。OMIVV は、使用可能なホスト ライセンス数より多いホスト数の管理をサポートしていません。
参照用の重要なメモ
• OMIVV 5.0 以降では、VMware vSphere Client(HTML-5)のみがサポートされ、vSphere Web Client(FLEX)はサポートされませ
ん。
• DNS サーバーを使用するために推奨されるベスト プラクティスは次のとおりです。
• OMIVV は IPv4 IP アドレスのみをサポートします。静的 IP 割り当てと DHCP 割り当ての両方がサポートされていますが、静
的 IP アドレスを割り当てることを推奨します。DNS に正しく登録されている OMIVV アプライアンスを展開する場合は、静
的 IP アドレスとホスト名を割り当てます。静的 IP アドレスを割り当てると、システムが再起動しても、OMIVV アプライア
ンスの IP アドレスは変わりません。
• OMIVV のホスト名エントリが、DNS サーバの前方ルックアップ ゾーンと逆引きルックアップ ゾーンの両方にあることを確
認します。
vSphere での DNS の要件の詳細については、次の VMware のリンクを参照してください。
• vSphere 6.5 および Platform Services Controller アプライアンスの DNS 要件
• Windows での vSphere 6.7 および Platform Services Controller の DNS 要件
• OMIVV アプライアンスのモードについては、お使いの仮想化環境に合った適切なモードで OMIVV を導入するようにします。詳
細については、「展開モードの設定」を参照してください。
• ポート要件に一致するようにネットワークを設定します。詳細については、「ポート情報」を参照してください。
• OMIVV 機能にアクセスするには、Google Chrome を使用することを推奨します。OMIVV は、Google Chrome と Mozilla Firefox を
サポートしています。Microsoft Internet Explorer はサポートされていません。
ハードウェア要件
OMIVV は、iDRAC Express または Enterprise 搭載サーバに対して全機能が対応している複数世代の Dell EMC サーバを完全にサポー
トしています。お使いのホストサーバが適格であることを確認するには、以降のセクションに記載されている次の項目を参照して
ください。
• 対応サーバーと最小 BIOS
• サポートされる iDRAC バージョン(導入および管理の両方)
• OMIVV の対応メモリー、CPU、ストレージ スペース
OMIVV には、iDRAC/CMC または OME モジュラー システム管理ネットワークおよび vCenter 管理ネットワークの両方にアクセスで
きる、マザーボードまたはネットワーク ドーターカード上の LAN が必要です。詳細については、「OMIVV アプライアンスの設定」お
よび「2 つのネットワーク アダプターを用いた OMIVV アプライアンスの設定」を参照してください。
展開モードの設定
上述の展開モードのいずれについても、予約機能を使用して、OMIVV 仮想アプライアンスに十分なメモリー リソースを確保するよ
うにしてください。メモリリソースの予約についてのステップは、vSphere のマニュアルを参照してください。
必要な展開モードごとに次のシステム要件を満たすには、OMIVV を搭載している VM には以下に示すリソースを割り当てるように
してください。
表
1. 展開モードのシステム要件
展開モード ホストの数 CPU の数 メモリ(GB) 最小構成のストレージ
小規模 最大 250 台 2 8 95 GB
中規模 最高 500 台 4 16 95 GB
大 最大 1000 台 8 32 95 GB
特大モード 最大 2,000 台 12 40 95 GB
お使いの環境内のノードの数に合わせて、適切な展開モードを選択して OMIVV を拡張できます。
1. [アプライアンス管理]ページで、[展開モード]までスクロールダウンします。
はじめに 7