Install Guide
5. 新しいアプライアンスのネットワークとタイム ゾーンを設定します。
メモ: 新しい OMIVV アプライアンスでも、以前の OMIVV アプライアンスの識別情報(IP または FQDN)を保存しておく
ことを推奨します。
メモ: 新しいアプライアンスの IP アドレスが古いアプライアンスの IP アドレスと異なる場合、Proactive HA 機能が正常に
動作しない可能性があります。このようなシナリオでは、Dell ホストが存在するクラスターごとに PHA を無効にして有効
にします。
6. OMIVV アプライアンスにはデフォルト証明書が付属しています。お使いのアプライアンスでカスタム証明書が必要な場合、同
じ証明書をアップデートします。「証明書署名要求(CSR)の生成」および「HTTPS 証明書のアップロード」を参照してください。
そうでない場合は、このステップをスキップしてください。
7. 新しい OMIVV アプライアンスにデータベースを復元します。「バックアップからの OMIVV データベースの復元」を参照してくだ
さい。
8. アプライアンスを検証します。詳細については、次を参照してください:インストールの確認
9. アップグレード後は、OMIVV プラグインで管理される全ホストでインベントリーを再度実行することを推奨します。
アプライアンスの復元後、イベントおよびアラーム設定は有効になりません。[設定]タブから、イベントおよびアラーム設定
を再度有効化することができます。
OMIVV を以前のバージョンから使用可能なバージョンにアップグレードすると、スケジュールされたジョブがすべて実行され続
けます。
メモ: 新しい OMIVV バージョン Y の識別情報(IP または FQDN)が OMIVV バージョン X から変更されている場合、新し
いアプライアンスをポイントするように SNMP トラップのトラップ送信先を設定します。第 12 世代以降のサーバーの場
合、ホスト上でインベントリーを実行すると識別情報の変更が修正されます。第 12 世代ホストでインベントリーの実行中
に、SNMP トラップが新しい IP を指定しない場合、それらのホストは非準拠としてリストされます。ホスト対応問題の解
決法については、ユーザーズ ガイドの「管理対応性」の項を参照してください。
従来バージョンの OMIVV からアップデート バージョンへのバックアップと復元の実施後、200000 というメッセージが表示され
る、Dell EMC のロゴが vCenter の UI に表示されない、OMIVV UI が vCenter UI で反応しないという場合は、次の手順を実行し
ます。
• vCenter Server で、vSphere Web Client(HTML-5)と vSphere Client(FLEX)の両方に対する vSphere Client サービスを再開
します。
• 問題が解決しない場合は、
• VMware vCenter Server アプライアンスの場合:/etc/vmware/vsphere-client/vc-packages/vsphere-
client-serenity に移動します。Windows vCenter の場合は、vCenter アプライアンス内の次のフォルダーに移動し、
旧バージョンに対応する古いデータが存在することを確認します。C:\ProgramData\VMware\vCenterServer\cfg
\vsphere-client\vc-packages\vsphere-client-serenity(vCenter アプライアンス内のフォルダー)。
古いデータの例としては、com.dell.plugin.OpenManage—
com.dell.plugin.OpenManage_Integration_for_VMware_vCenter_WebClient-X.0.0.XXX があります。
• OMIVV の旧バージョンに対応するフォルダーを手動で削除し、vSphere Client(HTML-5)と Web Client(FLEX)の両方
で vSphere Client サービスを再起動します。
OpenManage Integration for VMware vCenter の登
録解除
インベントリー、保証、または展開ジョブが実行中の場合は、vCenter サーバーから OMIVV の登録を解除しないようにします。
クラスタで Proactive HA を有効にしたことがある場合は、Proactive HA がクラスタで無効になっていることを確認します。
Proactive HA を無効にするには、[設定] > [サービス] > [vSphere の可用性]の順に選択し、クラスターの[Proactive HA の障
害と対応]画面にアクセスして、[編集]をクリックします。[Proactive HA の障害と対応]画面で Proactive HA を無効にするには、
Dell Inc プロバイダーのチェック ボックスをオフにします。
OpenManage Integration for VMware vCenter を削除するには、管理コンソールを使用して vCenter サーバから OMIVV の登録を解除
します。
1. https://<
アプライアンス
IP/
ホスト名
/>に移動します。
2. [VCENTER 登録]ページの[vCenter Server IP またはホスト名]テーブルで、[登録解除]をクリックします。
メモ: OMIVV は複数の vCenter に関連付けることができるため、必ず正しい vCenter を選択してください。
OMIVV のインストールと設定 33