Users Guide
ファームウェアアップデートのスケジュール ページが表示されます。
さまざまなデータグリッドのコンポーネントのコンテンツからカンマ区切りの値をフィルタリングするには、フィルタ を使
用します。
コンポーネントのデータグリッド内の列をドラッグすることもできます。ウィザードからエクスポートする場合は、 をク
リックします。
4. ファームウェアアップデートのスケジュール ページで、次の手順を実行します。
a. ファームウェアアップデートジョブ名 フィールドでジョブ名を指定し、ファームウェアアップデートの説明 フィールドに説
明を入力します。このフィールドへの入力はオプションです。
ファームウェアアップデートのジョブの名前は必須です。ここでは、すでに使用されている名前は使用しないようにしてく
ださい。ファームウェアアップデートのジョブ名をパージすれば、そのジョブ名を再度使用できます。
メモ: デフォルトでは、前提条件のチェック チェックボックスはオンになっています。次の場合、ファームウェアアッ
プデートジョブは停止します。
• DRS が有効になっていない。
• クラスタ内にメンテナンスモードが有効になっているホストがある。
• vSAN オブジェクトの正常性状態が正常ではない。
b. ファームウェアのアップデート中に問題が生じた場合は、ジョブキューの削除と iDRAC のリセット をクリックします。こ
れによりアップデートプロセスが正常に完了する場合があります。これにより、ジョブの完了に必要なアップデート時間全
体が増加し、iDRAC でスケジュールされている保留中のジョブまたはアクティビティがキャンセルされ、iDRAC がリセット
されます。
c. メンテナンスモードのタイムアウト値(分単位)を入力します。待ち時間が指定の時間を過ぎるとアップデートジョブは失
敗し、メンテナンス開始タスクはキャンセルされるかタイムアウトされます。ただし、ホストの再起動時に、コンポーネン
トが自動的にアップデートされる場合があります。
メモ: メンテナンスモードの最小タイムアウト値は 60 分です。
メモ: メンテナンスモードの最大タイムアウト値は 1440 分です。
d. 次のいずれかのオプションを選択します。
• 今すぐアップデート を選択すると、ファームウェアアップデートジョブが直ちに開始されます。
デフォルトでは、
ファ
ー
ムウェアアップデ
ー
トの完了後にメンテナンスモ
ー
ドを終了します
オプションが選択されます。
デフォルトでは、
電源を落とし一時停止された仮想マシンをクラスタ
内
の他のホストに移動する
オプションが選択され
ます。このオプションを無効にすると、ホストデバイスがオンラインになるまで VM が切断されます。
• ファームウェアアップデートジョブを後で実行するには、アップデートのスケジュール を選択します。ファームウェアア
ップデートジョブは、現在時刻から 30 分後にスケジュールすることができます。
○ カレンダー ボックスで 月と日 を選択します。
○ 時刻 テキストボックスに、時刻を HH:MM 形式で入力します。この時刻は、OMIVV アプライアンスの時刻です。
• サービスの中断を避けるため、次回の再起動時にアップデートを適用 を選択します。
• ホストがメンテナンスモードでなくてもアップデートを適用して再起動するには、アップデートを適用、そしてメンテナ
ンスモードに入らずに再起動を強制 を選択します。この方法を使用することは推奨されません。
5. 次へ をクリックします。
サマリ ページが表示され、ファームウェアアップデートに対するすべてのコンポーネントの詳細が表示されます。
6. 終了 をクリックします。
ファームウェアアップデートジョブは、完了するまで数分かかります。完了にかかる時間は、ファームウェアアップデートジョブに
含まれるコンポーネント数によって異なります。ファームウェアアップデートジョブのステータスは、ジョブキュー ページに表示で
きます。ジョブキュー ページにアクセスするには、OpenManage Integration で、監視 > ジョブキュー > ファームウェアアップデート
の順に選択します。ファームウェアアップデートタスクが完了すると、選択したホストで自動的にインベントリが実行され、ファ
ームウェアアップデートのスケジュール ページで選択したオプションに基づいて自動的にメンテナンスモードが終了します。
非 vSAN クラスタのファームウェアアップデートウ
ィザードの実行
OMIVV では、クラスタのすべてのホスト上で BIOS とファームウェアのアップデートを実行できます。このウィザードでアップデー
トされるのは、接続プロファイルに含まれ、ファームウェア、CSIOR ステータス、ハイパーバイザー、および OMSA ステータス(第
98 ファームウェアアップデートについて