Users Guide
メモ: シャーシの障害はすべてのブレードに影響するため、Proactive HA クラスタ内のすべてのモジュラーホストを同じシャ
ーシ内に配置しないようにすることを推奨します。
1. 接続プロファイルおよび接続プロファイルと関連付けるホストを作成します。「接続プロファイルの作成」を参照してくださ
い。
2. ホストインベントリが正常に完了したことを確認します。「ホストインベントリの表示」を参照してください。
メモ: OpenManage Integration > 監視 > ログ タブで、ユーザーアクションログで Proactive HA クラスタのホストの可用
性を確認します。
3. 関連シャーシのシャーシプロファイルを作成します。「シャーシプロファイルの作成」を参照してください。
4. シャーシインベントリが正常に完了したことを確認します。「シャーシインベントリの表示」を参照してください。
5. CMC または管理モジュールを起動し、シャーシのトラップ送信先が OMIVV アプライアンスの IP アドレスとして設定されてい
ることを確認します。
6. シャーシ管理コントローラ で、設定 > 全般 に移動します。
7. 一般シャーシ設定 ページで、拡張シャーシロギングおよびイベントを有効にする をクリックします。
8. クラスタでの Proactive HA の有効化「クラスタでの Proactive HA の有効化」を参照してください。
クラスタでの Proactive HA の有効化
クラスタで Proactive HA を有効にする前に、次の条件が満たされていることを確認します。
• vCenter コンソールに DRS が有効にされているクラスタが作成され、設定されています。クラスタで DRS を有効にするには、
VMware のマニュアルを参照してください。
• クラスタの一部であるすべてのホストは、接続プロファイルの一部で、正常にインベントリされている必要があります。シャ
ーシにはシャーシプロファイルが必要です(適用できる場合)。
1. OpenManage Integration で、クラスタ をクリックします。
2. クラスタ の下でクラスタをクリックし、設定 > vSphere の可用性 の順に選択し、次に 編集 クリックします。
クラスタ設定の編集 ウィザードが表示されます。
3. vSphere DRS をクリックし、選択されていない場合は、vSphere DRS をオンにする を選択します。
4. vSphere の可用性 をクリックし、Proactive HA をオンにする を選択します(選択されていない場合)。
5. 左側のペインの vSphere の可用性 の下で、Proactive HA の障害と対応 をクリックします。
Proactive HA の障害と対応 画面が表示されます。
6. Proactive HA の障害と対応 画面で、自動化レベル を展開します。
7. 自動化レベルで、手動 または 自動化 を選択します。
8. 修正 に、重要度のステータスに基づいて、隔離モード、メンテナンスモード、または隔離とメンテナンスモードの両方の組み合
わせを選択します。詳細については、VMware のマニュアルを参照してください。
9. Proactive HA のプロバイダ では、クラスタのデルのプロバイダを選択するチェックボックスを使用します。
10. 選択した Dell プロバイダに対して 編集 をクリックします。
Proactive HA のプロバイダに ブロックされた障害状態の編集 ダイアログボックスが表示されます。
11. 障害状態がイベントを掲載するのをブロックするには、チェックボックスを使用して、障害状態 の表から(トラップまたはポ
ーリングを介して生成された)イベントを選択します。
障害状態データグリッドのコンテンツは、フィルタ フィールドを使用するか、障害状態データグリッド内の行をドラッグアンド
ドロップして、フィルタできます。障害状態は、クラスタレベルまたはホストレベルで適用できます。
12. クラスタ内のすべての現在および今後のホストで適用するには、クラスタレベル チェックボックスを選択します。
13. 変更を適用するには、ブロックされた障害状態の編集 で OK をクリックし、キャンセルするには キャンセル をクリックしま
す。
14. 変更を保存するには、クラスタ設定の編集 ウィザードで OK をクリックし、キャンセルするには キャンセル をクリックしま
す。
Proactive HA がクラスタで有効にされた後で、OMIVV はクラスタ内のすべてのホストをスキャンし、サポートされるすべてのホス
トサーバコンポーネントの Proactive HA の正常性ステータスを初期化します。これで、OMIVV は、サポートされているコンポーネ
ントの正常性アップデート通知を vCenter サーバに送信できます。OMIVV からの正常性アップデート通知に基づいて、vCenter
Server は、修正 に選択された手動または自動アクションを実行します。
既存の重大度をオーバーライドするには、「正常性のオーバーライド重大度のアップデート通知 、p. 91」を参照してください。
正常性のオーバーライド重大度のアップデート通知
お使いの環境に合わせた、カスタマイズした重大度で Dell EMC ホストおよびそのコンポーネントの Dell Proactive HA イベントの既
存の重大度をオーバーライドするように設定することができます。
イベント、アラームおよび正常性の監視 91