OpenManage Integration for VMware vCenter バ ージョン 4.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2011 - 2018 Dell Inc. またはその関連会社。All rights reserved.Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその子会社の商標です。その他の商標は、そ れぞれの所有者の商標である場合があります。 2018 - 10 Rev.
目次 1 はじめに...........................................................................................................................................................5 OpenManage Integration for VMware vCenter ライセンス.............................................................................................5 ホストおよび vCenter サーバのライセンス要件.............................................................................................................. 6 ソフトウェアライセンスの購入およびアップロード..........................................
イベントおよびアラームの設定...................................................................................................................................... 36 SNMP トラップコミュニティ文字列の設定.....................................................................................................................37 設定 タブを使用した設定タスク......................................................................................................................................... 37 アプライアンスの設定.....................................................
1 はじめに 本ガイドでは、PowerEdge サーバで使用するための OpenManage Integration for VMware vCenter(OMIVV)のインストールおよび設定の手順を ステップバイステップで説明します。OMIVV のインストール完了後の、インベントリ管理、監視とアラート、ファームウェアアップデート、保証管理など、管理 上のあらゆる側面の詳細については、Dell.
ホストおよび vCenter サーバのライセンス要件 ホストと vCenter のライセンス要件は次のとおりです。 • OMIVV で管理する Dell EMC サーバの数量に対応した 1 つのライセンスを購入できます。ライセンスは、ホストを接続プロファイルに追加した後でな ければ使用できません。ライセンスは特定の 1 つのサーバに関連付けられていません。 • OMIVV の 1 つのインスタンスで、vCenter サーバの最大 10 のインスタンスをサポートします。vCenter サーバの特定の数量に対応した個別のライセ ンスはありません。 ソフトウェアライセンスの購入およびアップロード 完全製品版にアップグレードするまでは、試用版ライセンスで実行しています。製品の ライセンスの購入 リンクを使用して Dell ウェブサイトに移動し、ラ イセンスを購入してください。購入後に、管理コンソール を使用してアップロードします。 このタスクについて メモ: ライセンスの購入 オプションは、試用版ライセンスを使用している場合にのみ表示されます。 手順 1 OpenManage Integration for
ライセンスのスタック機能には、いくつかの制限事項があります。既存の標準ライセンスの有効期限が切れる前に、新しい標準ライセンスをアップロードした 場合は、ライセンスはスタックされます。それ以外の場合、ライセンスの有効期限が切れている状態で新しいライセンスをアップロードすると、新しいライセン スでのホストの数のみがサポートされます。すでに複数のライセンスがアップロードされている場合、サポートされるホストの数は、最後にライセンスをアップロ ードした時点で期限の切れていないライセンスでのホスト合計数になります。 期限切れのライセンス サポート期間(通常、お買い上げの日付から 3~5 年)を経過したライセンスは、アップロードがブロックされます。アップロードした後にライセンスの有効 期限が切れた場合、既存のホストの機能は続行しますが、新バージョンの OMIVV へのアップグレードはブロックされます。 ライセンスの交換 ご注文に関する問題があり、デルから交換用のライセンスを受け取った場合、交換用のライセンスの資格 ID は以前のライセンスと同じになります。交換 用のライセンスをアップロードする際、同じ資格 ID のライ
– vSphere 6.5 および Platform Services Controller アプライアンスの DNS 要件 • OMIVV アプライアンスのモードについては、お使いの仮想化環境に合った適切なモードで OMIVV を導入するようにします。詳細については、「展開 モードの設定」を参照してください。 • ポート要件に一致するようにネットワークを設定します。詳細については、「ポート情報」を参照してください。 ハードウェア要件 OMIVV は、iDRAC Express または Enterprise 搭載サーバに対して全機能が対応している複数世代の Dell EMC サーバを完全にサポートしていま す。プラットフォーム要件の詳細については、Dell.
メモ: OMIVV アプライアンスの起動中は、割り当てられたシステムリソースが設定済みの展開モードに対して検証されます。割り当てられたシス テムリソースが設定済みの展開モードより小さい場合、ログイン画面では OMIVV アプライアンスは起動しません。OMIVV アプライアンスを起 動するには、OMIVV アプライアンスをシャットダウンし、システムリソースを設定済みの展開モードにアップデートして、「展開モードのダウングレ ード」のタスクを実行します。 展開モードのダウングレード 1 管理コンソールにログインします。 2 展開モードを目的のレベルに変更します。 3 OMIVV アプライアンスをシャットダウンし、システムリソースを目的のレベルに変更します。 4 OMIVV アプライアンスの電源を入れます。 BIOS、iDRAC、Lifecycle Controller のバージョン 本項では、OpenManage Integration for VMware vCenter の機能を有効にするために必要な BIOS、iDRAC、および Lifecycle Controller のバージ ョンを示し
サーバー 最小バージョン PowerEdge M910 2.5.0 以降 PowerEdge M915 2.6.0 以降 PowerEdge T110 II 1.8.2 以降 PowerEdge T310 1.8.2 以降 PowerEdge T410 1.9.0 以降 PowerEdge T610 6.1.0 以降 PowerEdge T710 6.1.0 以降 表 3. PowerEdge 第 12 世代サーバ向けの BIOS サーバー 最小バージョン T320 1.0.1 以降 T420 1.0.1 以降 T620 1.2.6 以降 M420 1.2.4 以降 M520 1.2.6 以降 M620 1.2.6 以降 M820 1.2.6 以降 R220 1.0.3 以降 R320 1.2.4 以降 R420 1.2.4 以降 R520 1.2.4 以降 R620 1.2.6 以降 R720 1.2.6 以降 R720xd 1.2.6 以降 R820 1.7.2 以降 R920 1.1.0 以降 表 4.
サーバー 最小バージョン R930 1.0.2 以降 R230 1.0.2 以降 R330 1.0.2 以降 T630 1.0.2 以降 T130 1.0.2 以降 T330 1.0.2 以降 T430 1.0.2 以降 M630 1.0.0 以降 M830 1.0.0 以降 FC430 1.0.0 以降 FC630 1.0.0 以降 FC830 1.0.0 以降 表 5. PowerEdge 第 14 世代サーバ向けの BIOS サーバー 最小バージョン R940 1.0.0 以降 R740 1.0.0 以降 R740xd 1.0.0 以降 R640 1.0.0 以降 M640 1.0.0 以降 T640 1.0.0 以降 T440 1.0.0 以降 R540 1.0.0 以降 FC640 1.0.0 以降 R6415 1.0.0 以降 R7425 1.0.0 以降 R7415 1.0.0 以降 MX740C 1.0.0 以降 MX840C 1.0.0 以降 表 6.
世代 バージョン PowerEdge 第 13 世代サーバ 2.30.30.30 以降 2.30.30.30 以降 PowerEdge 第 14 世代サーバ 3.00.00.00 以降 3.00.00.00 以降 モデル BIOS Lifecycle Controller 使用 iDRAC C6320 1.0.2 2.30.30.30 以降 C4130 1.0.2 2.30.30.30 以降 C6420 1.0.0 以降 3.00.00.00 以降 C4140 1.0.0 以降 3.00.00.00 以降 表 7. クラウドサーバの BIOS と iDRAC の要件 PowerEdge サーバーでサポートされる機能 次の機能は、OpenManage Integration for VMware vCenter によって管理されているホスト上でサポートされるものです。 表 8.
プラットフォーム 機能 第 11 世代 第 12/13 世代 第 14 世代 システムロックダウンモード いいえ いいえ はい システムプロファイル いいえ いいえ はい クラスタプロファイル いいえ はい^ はい 統合シャーシ IP を使用した ホスト管理 N いいえ Y@ OEM サーバのサポート N Y~ はい * モデル番号 C6320 のクラウドでは、メザニンカードの正常性監視はサポートされていません。 # モデル番号 C6320 のクラウドでは、メザニンカードのファームウェアアップデートはサポートされていません。 $ Proactive HA 機能は、ESXi 6.0 以降を搭載する vCenter 6.
デフォルトの仮想アプライアンスの設定 OMIVV 仮想アプライアンスは、8 GB の RAM と 2 個の仮想 CPU でプロビジョニングされます(小規模展開モード)。 ソフトウェア要件 vSphere 環境が仮想アプライアンス、ポートアクセス、およびリスニングポートの要件を完全に満たすことを確認します。 VMware vSphere Web Client の要件 • vCenter 6.0 以降に対応 • vCenter からの Web Client サービスが必要(vSphere Desktop Client はサポートされません)。 具体的なソフトウェア要件については、Dell.
ESXi バージョンサポート サーバの世代 第 11 世代 第 12 世代 第 13 世代 第 14 世代 v6.7 いいえ はい はい はい v6.7 U1 N はい はい はい メモ: MX ホストは、ESXi 6.5 U2 以降で使用されている場合にのみサポートされます。 OpenManage Integration for VMware vCenter は、次の vCenter サーババージョンのすべてをサポートします。 表 11. サポートされている vCenter サーババージョン vCenter バージョン Web クライアントサポート v6.0 U2 はい v6.0 U3 はい v6.5 はい v6.5 U1 はい v6.5 U2 はい v6.7 はい v6.7 U1 はい メモ: vCenter サーバを登録する方法の詳細については、Dell.com/support/manuals で提供されている『OpenManage Integration for VMware vCenter Version 4.
表 12.
ポート番 号 プロトコル ポート タイプ 最大暗号化 レベル 方向 送信先 使用状況 説明 ユーザー 定義 任意 UDP/T CP なし 出力 OMIVV アプライ アンスからプロキシ サーバへ プロキシ プロキシサーバとの通信 表 13.
ポート番 号 プロトコル ポート タイプ 最大暗号化 レベル 方向 送信先 使用状況 説明 OMIVV から iDRAC 設定にアクセスするた めに使用。導入フローで使用。 69 TFTP UDP 128 ビット 入力 / 出 力 iDRAC と OMIVV 間 トリビアルファイル 転送 管理ステーションから iDRAC を正常に管理 するために使用。 前提条件チェックリスト 製品インストールを開始する前のチェックリスト: • vCenter サーバにアクセスするための OMIVV のユーザー名とパスワードがあることを確認します。ユーザーは、すべての必要な権限を持つ管理者の 役割を割り当てられたユーザーである場合もあれば、必要な権限を持つ非管理者ユーザーの場合もあります。OMIVV が動作するために必要な権 限のリストの詳細については、「Administrator 以外のユーザーに必要な権限」を参照してください。 • ESXi ホストシステムの root パスワードを持っているか、ホストでの管理者権限がある Active Directory の資格情報を持っていることを確
Dell OpenManage Integration for VMware vCenter のダウンロー ド 前提条件 Dell EMC PowerEdge サーバのサービスタグを手元に置いておきますデルサポート用 Web サイトのすべてのサポートにアクセスするには、サービスタグを 使用することをお勧めします。これにより、適切なバージョンのソフトウェアをプラットフォームにダウンロードすることができます。 OMIVV をダウンロードするには、次の手順を実行します。 手順 1 https://www.dell.
8 • プロダクト— OVF テンプレートの名前が表示されます。 • バージョン— OVF テンプレートのバージョンが表示されます。 • ベンダー— ベンダー名が表示されます。 • 発行者— 発行者の詳細が表示されます。 • ダウンロードサイズ— OVF テンプレートの実際のサイズ(ギガバイト単位)が表示されます。 • ディスクのサイズ— シックおよびシンプロビジョニングの詳細が表示されます。 • 説明— コメントがここに表示されます。 次へ をクリックします。 名前とフォルダの選択 ウィンドウが表示されます。 9 10 名前とフォルダの選択 ウィンドウで、次のサブステップを実行します。 a 名前 にテンプレートの名前を入力します。この名前には 80 文字まで使用できます。 b フォルダまたはデータセンターの選択 リストで、テンプレートを展開する場所を選択します。 次へ をクリックします。 ストレージの選択 画面が表示されます。 11 ストレージの選択 ウィンドウで、次のサブステップを実行します。 a 仮想ディスクフォーマットの選択 ドロップダウンリストで、次
HTTPS 証明書のアップロード 前提条件 証明書が PEM フォーマットを使用していることを確認してください。 このタスクについて HTTPS 証明書は、仮想アプライアンスとホストシステム間のセキュアな通信に使用することができます。このタイプのセキュアな通信を設定するには、 CSR を認証局に送り、管理コンソールを使用してその結果の証明書をアップロードする必要があります。また、自己署名によるデフォルト証明書もあり、 セキュア通信に使用できます。この証明書は各インストール固有のものです。 メモ: 証明書のアップロードには、Microsoft Internet Explorer、Firefox、または Chrome を使用できます。 手順 1 アプライアンス管理 ページで、HTTPS 証明書 領域の 証明書のアップロード をクリックします。 2 証明書のアップロード ダイアログボックスで OK をクリックします。 3 アップロードする証明書を選択するには、参照 をクリックして、アップロード をクリックします。 4 アップロードをキャンセルするには、キャンセル をクリックします。 メモ: お使いのアプラ
これで、必要な権限のある Administrator 以外のユーザーが Dell EMC ホストの OMIVV 機能を利用できるようになります。 Administrator 以外のユーザーに必要な権限 vCenter で OMIVV を登録する場合、Administrator 以外のユーザーには次の権限が必要です。 メモ: Administrator 以外のユーザーが OMIVV で vCenter サーバを登録する際に、次の権限が設定されていないとエラーメッセージが表示 されます。 • • • アラーム – アラームの作成 – アラームの変更 – アラームの削除 拡張権限 – 登録の拡張権限 – 登録解除の拡張権限 – 更新の拡張権限 グローバル – タスクのキャンセル – ログイベント – 設定 メモ: VMware vCenter 6.5 を使用している、または vCenter 6.
◦ クラスタにホストを追加 ◦ スタンドアロンホストの追加 ◦ クラスタの変更 メモ: vCenter 6.5 を使用している、または vCenter 6.
許可と役割への変更は直ちに反映されます。これで、必要な権限を持つユーザーは、OpenManage Integration for VMware vCenter の操作を実行 することができます。 メモ: すべての vCenter 操作で、OMIVV は、ログインしているユーザーの権限ではなく、登録されているユーザーの権限を使用します。 メモ: OMIVV の特定のページに、デルの権限が割り当てられていないログインユーザーがアクセスした場合は、2000000 エラーが表示されま す。 OpenManage Integration for VMware vCenter の登録とライセン スファイルのインポート 前提条件 ライセンスがダウンロード可能であることを、Dell Digital Locker で確認します。複数のライセンスを注文した場合、各ライセンスが個別に有効化され、同 時にはダウンロード可能にならない場合があります。他のライセンスアイテムのステータスは、注文ステータス で確認できます。ライセンスファイルは .
7 日付と時刻 タブで、ネットワーク上で日付と時間の同期化 を選択します。 NTP サーバ ボックスが表示されます。 8 有効な NTP サーバの詳細を、vCenter の同期先に追加します。 9 タイムゾーン をクリックして、該当するタイムゾーンを選択し、OK をクリックします。 10 OMIVV アプライアンスに静的 IP を設定するには、ネットワーク設定 をクリックします。またはステップ 17 に進んでください。 11 Auto eth0 を選択し、編集 をクリックします。 12 IPv4 設定 タブを選択し、方法 ドロップダウンで 手動 を選択します。 13 追加 をクリックして、有効な IP、ネットマスク、およびゲートウェイ情報を追加します。 14 DNS サーバ フィールドで、DNS サーバの詳細情報を入力します。 15 適用 をクリックします。 16 OMIVV アプライアンスのホスト名を変更するには、ホスト名の変更 をクリックします。 17 有効なホスト名を入力して ホスト名のアップデート をクリックします。 メモ: ホスト名および NTP サーバの変
この URL では大文字と小文字は区別されません。 図 2. 管理コンソール 19 管理コンソール のログインウィンドウで、パスワードを入力し、ログイン をクリックします。 図 3.
b メモ: OpenManage Integration for VMware vCenter を VMware vCenter に登録する際には、完全修飾ドメイン名(FQDN) の使用をお勧めします。FQDN を使用して登録する際に、vCenter のホスト名が DNS サーバで正しく解決されることを確認しま す。 vCenter ユーザーアカウント で、管理者のユーザー名または必要な権限のあるユーザー名を vCenter ユーザー名 に入力します。 c d ユーザー名 に domain\user、domain/user または user@domain の形式で入力します。OMIVV では、vCenter の管理操作で Admin ユ ーザーアカウントまたは必要な権限を持つユーザーが使用されます。 パスワードにパスワードを入力します。 パスワードの 確認にパスワード をもう一度入力します。 22 登録 をクリックします。 メモ: OpenManage Integration for VMware vCenter では、現在、リンクモードを使用することによって単一の vCenter インスタンスま た
例:必要な権限を持つユーザー X が vCenter に OMIVV を登録し、ユーザー Y にはデルの権限のみがあります。ユーザー Y は vCenter にログインで き、OMIVV からファームウェアアップデートタスクをトリガできます。ファームウェアのアップデートタスクの実行中に、OMIVV はユーザー X の権限を使用し て、マシンをメンテナンスモードにするかホストを再起動します。 登録済み vCenter のアップグレード 登録済みの vCenter をアップグレードした後、次のタスクを実行します。 • 非管理者ユーザーの場合: a 必要に応じて、非管理者ユーザーに追加の権限を割り当てます。「Administrator 以外のユーザーに必要な権限」を参照してください。 たとえば、vCenter 6.0 から vCenter 6.
使用可能な仮想アプライアンスのバージョンについては、該当する RPM および OVF の仮想アプライアンスアップグレードメカニズムがチェック記号と 共に表示されます。使用可能なアップグレードメカニズムオプションを次に示します。どちらのアップグレードメカニズムタスクを実行してもかまいません。 2 • チェック記号が RPM に表示された場合、既存のバージョンから使用可能な最新バージョンへ RPM によるアップグレードを実行できます。「既 存のバージョンから最新バージョンへのアップグレード」を参照してください。 • チェック記号が OVF に表示された場合、既存のバージョンから OMIVV データベースのバックアップを作成し、使用可能な最新バージョンのアプ ライアンスに復元します。「バックアップと復元によるアプライアンスのアップデート」を参照してください。 • チェック記号が RPM と OVF の両方に表示された場合、上述のオプションのいずれかを実行してアプライアンスをアップグレードできます。このシ ナリオでは、RPM によるアップグレードをお勧めします。 仮想アプライアンスをアップデートするに
メモ: RPM のアップグレードが完了すると、OMIVV コンソールにログイン画面が表示されます。ブラウザを開いて、https:\\ リンクを入力し、アプライアンスのアップデート 領域に移動します。使用可能な仮想アプライアンスと現在の仮想アプライアンスの バージョンが同じであることを確認できます。クラスタで Proactive HA を有効にしている場合は、OMIVV は、それらのクラスタの Dell Inc プロ バイダを登録解除し、アップグレード後に Dell Inc プロバイダを再度登録します。そのため、Dell EMC ホストの正常性アップデートは、アップグ レードが完了するまで使用できません。 バックアップおよび復元によるアプライアンスのアップデート このタスクについて OMIVV アプライアンスを旧バージョンから現在のバージョンにアップデートするには、次の手順を実行します。 手順 1 以前のリリースのデータベースのバックアップを行います。 2 vCenter から、旧 OMIVV アプライアンスの電源を切ります。 メモ: vCenter から OM
以前のバージョンの OMIVV の登録解除した後で OMIVV をリカバ リする このタスクについて 以前のバージョンのデータベースに対するバックアップを取得した後で OMIVV プラグインの登録を解除した場合は、移行に進む前に次のステップを実行 してください。 メモ: プラグインの登録を解除すると、プラグインによって登録されたアラームに実装されていたすべてのカスタマイズが削除されます。次の手順 では、カスタマイズは復元されません。デフォルトの状態でアラームが再登録されます。 手順 1 「バックアップおよび復元によるアプライアンスのアップデート」のステップ 3~5 を実行します。 2 以前のプラグインで登録したときと同じ vCenter にプラグインを登録します。 3 移行を完了するには、「バックアップおよび復元によるアプライアンスのアップデート」のステップ 6 ~ 9 を実行します。 はじめに 31
2 VMware vCenter 用のアプライアンスの設定 OMIVV の基本インストールと vCenter の登録が完了した後で、OMIVV アイコンをクリックすると初期設定ウィザード が表示されます。次の方法のいず れかを使用して、アプライアンス設定を行うことができます。 • 初期設定ウィザード でアプライアンスを設定する。 • OMIVV の 設定 タブでアプライアンスを設定する。 最初の起動時に、初期設定ウィザード を使用して OMIVV アプライアンス設定を行うことができます。それ以降のインスタンスでは、設定 タブを使用し ます。 メモ: いずれの方法もユーザーインタフェースは似ています。 トピック: • 設定ウィザードを使用した設定タスク • 設定 タブを使用した設定タスク • シャーシプロファイルの作成 設定ウィザードを使用した設定タスク メモ: DNS 設定を変更した後で、OMIVV 関連タスクの実行中にウェブ通信エラーが表示された場合は、ブラウザのキャッシュをクリアし、ウェ ブクライアントから一旦ログアウトして、ログインし直します。 設定ウィザードを使用して、次のタスクを
vCenter の選択 このタスクについて vCenter 選択 ダイアログボックスでは、次の vCenter を設定することができます。 • 特定の vCenter • すべての 登録済み vCenter vCenter 選択 ダイアログボックスにアクセスするには、次の手順を実行します。 手順 1 初期設定ウィザード の ようこそ ダイアログボックスで、次へ をクリックします。 2 vCenters ドロップダウンリストから、1 つの vCenter またはすべての登録済み vCenter を選択します。 未設定の vCenter がある場合、またはお使いの環境へ vCenter を追加済みの場合、その特定の vCenter を選択します。vCenter 選択 ページ で、設定する vCenter を 1 つでも複数でも選択できます。 3 接続プロファイルの説明 ダイアログボックスで、次へ をクリックします。 メモ: 同じ OMIVV アプライアンスに登録された同じシングルサインオン(SSO)に属する vCenter サーバが複数ある場合、単一の vCenter サーバを設定するように選択する
1 Active Directory の ユーザー名 に、ユーザー名を入力します。ユーザー名は、ドメイン\ユーザー名 またはユーザー名@ドメインのいずれ かの形式で入力してください。ユーザー名は 256 文字に制限されています。 2 Active Directory の パスワード にパスワードを入力します。パスワードは 127 文字に制限されています。 3 パスワードの 確認 にパスワード をもう一度入力します。 必要に応じて、次のいずれかの操作を実行します。 – iDRAC 証明書をダウンロードおよび保存して、今後すべての接続でその証明書の検証を行うには、証明書チェックを有効にする を 選択します。 – iDRAC 証明書を保存せず、今後すべての接続で iDRAC 証明書チェックを実行しないようにするには、証明書チェックを有効にする チェックボックスのチェックを外します。 Active Directory なしで iDRAC 資格情報を設定するには、次のいずれかのタスクを実行します。 4 • 1 ユーザー名 に、ユーザー名を入力します。名前は 16 文字以内です。お使いのバージョンの
– 5 ホスト証明書を保存せず、今後すべての接続で iDRAC 証明書チェックを実行しないようにするには、証明書チェックを有効にする チェックボックスのチェックを外します。 次へ をクリックします。 6 接続プロファイルの関連ホスト ダイアログボックスで、接続プロファイルのホストを選択して OK をクリックします。 メモ: ホストの選択ウィンドウに OEM ホストが表示されない場合、OEM ホストの追加ウィザードを使用して、OEM ホストを追加します。 『ユーザーズガイド』の「OEM ホストの追加」を参照してください。 7 接続プロファイルをテストするには、1 台または複数のホスト を選択し、次に接続性テスト をクリックします。 メモ: この手順は任意であり、ホストおよび iDRAC の資格情報を検証します。この手順は任意ですが、接続プロファイルをテストすること をお勧めします。 メモ: ESXi 6.
手順 1 初期設定ウィザード の インベントリのスケジュール ダイアログボックスで、有効化がまだの場合は、インベントリデータの取得を有効にする を選 択します。デフォルトでは、 インベントリデータの取得を有効にする が有効になっています。 2 インベントリデータの取得スケジュール で、次の手順を実行します。 a インベントリを実行したい各曜日の横にあるチェックボックスを選択します。 デフォルトでは、すべての曜日 が選択されています。 b データ取得時刻 テキストボックスに、時刻を HH:MM 形式で入力します。 c 入力時刻は現地時刻です。したがって、仮想アプライアンスのタイムゾーンでインベントリを実行したい場合は、現地時間と仮想アプライアン スのタイムゾーンの時間との差を計算して、適切な時刻を入力してください。 変更内容を適用して続行するには、次へ をクリックします。 次へ をクリックすると、このウィザードに入力した詳細情報はすべて保存され、ウィザードから変更できなくなります。設定ウィザードで設定を完了した 後であれば、管理 > 設定 タブでホストのインベントリスケジュールの詳細を変更できます
手順 1 初期設定ウィザード の イベント掲載レベル で、 以下のいずれかを選択します。 • すべてのイベントを掲載しない — ハードウェアイベントはブロックされます。 • すべてのイベントを掲載する — すべてのハードウェアイベントが掲載されます。 • 重要および警告イベントのみを掲載する — 重要または警告レベルのハードウェアイベントのみが掲載されます。 • 2 仮想化関連の重要および警告イベントのみを掲載する — 仮想化関連の重要および警告イベントのみを掲載します。これがデフォルトのイベ ント掲載レベルです。 すべてのハードウェアアラームとイベントを有効化するには、Dell EMC ホストのアラームを有効にする を選択します。 メモ: アラームが有効にされている Dell EMC ホストはいくつかの特定の重大イベントに反応してメンテナンスモードに入るため、必要に応 じてアラームを修正することができます。 Dell EMC アラーム警告の有効化 ダイアログボックスが表示されます。 3 変更内容を適用するには 続行、変更を取り消すには キャンセル をクリックします。 メモ: この手順は、D
アプライアンスの設定 このセクションでは、OMIVV アプライアンスに関する以下の設定を行います。 • 保証期限通知 • ファームウェアアップデートリポジトリ • 最新のアプライアンスバージョン通知 • 資格情報の展開 保証期限通知の設定 1 OpenManage Integration for VMware vCenter の 管理 > 設定 タブで、アプライアンス設定 の下にある 保証期限通知 をクリックします。 2 保証期限通知 を展開すると、次の項目が表示されます。 • 保証期限通知 — 設定が有効か無効か • 警告 — 初回の警告までの日数の設定 • 重大度 — 初回の重大警告までの日数の設定 3 保証期限に関する警告の保証期限しきい値を設定するには、保証期限通知.
メモ: 最新の Dell EMC Repository Manager(DRM)(バージョン 3.0 以降)を使用していることを確認します。 a b Dell カスタムオンライン を選択した場合、カタログオンラインパス を次の形式で入力します。 • http://share/filename.xml.gz • http://share/filename.gz • https://share/filename.xml.gz • https://share/filename.gz 共有ネットワークフォルダ を選択した場合、次の形式で カタログファイルの場所 を入力します。 • .XML ファイル用の NFS 共有 - host:/share/filename.xml • .gz ファイル用の NFS 共有 - host:/share/filename.gz • .XML ファイル用の CIFS 共有 - \\host\share\filename.xml • .gz ファイル用の CIFS 共有 - \\host\share\filename.
手順 OpenManage Integration for VMware vCenter で、管理設定 タブの アプライアンスの設定 の下、最新バージョンの通知 の右側にある アイコンをクリックします。 1 デフォルトでは、最新バージョンの通知は無効になっています。 最新バージョンの通知および取得のスケジュール ダイアログボックスで、次の手順を実行します。 2 a b c 最新バージョンの通知を有効にするには、最新バージョンの通知を有効化 チェックボックスをオンにします。 最新バージョンの取得スケジュール の下で、当該のジョブを実行する曜日を選択します。 最新バージョンの取得時刻 で、必要なローカル時刻を指定します。 ここで指定する時刻は現地時間です。このタスクが正しい時刻に OMIVV アプライアンスで動作するためには、時差があれば必ず計算するよ うにしてください。 設定を保存するには 適用、設定をリセットするには クリア をクリックします。操作を中止するには キャンセル をクリックします。 3 展開用の資格情報の設定 展開用の資格情報を使用することで、OS 展開が完了するまで自動検出で検出
OMSA リンクの有効化 前提条件 OMSA リンクを有効化する前に、OMSA ウェブサーバをインストールおよび設定してください。使用中の OMSA のバージョン、および OMSA ウェブサーバ のインストールおよび設定方法については、『OpenManage Server Administrator Installation Guide(OpenManage Server Administrator インスト ールガイド)』を参照してください。 このタスクについて メモ: OMSA が必要なのは、PowerEdge 第 11 世代のサーバのみです。 手順 1 OpenManage Integration for VMware vCenter の 管理 > 設定 タブで、vCenter 設定 の下、OMSA ウェブサーバの URL の右側にある イコンをクリックします。 2 OMSA ウェブサーバー URL ダイアログボックスに URL を入力します。 ア 必ず、HTTPS およびポート番号 1311 を含めた完全な URL を入力してください。 https://
このステップは変更が有効になるまでに最大 1 分かかります。また、Dell EMC ホストのアラームを有効にする が選択されている場合にのみ利用で きます。 5 イベント掲載レベル で、すべてのイベントを掲載しない、すべてのイベントを掲載する、重要および警告イベントのみ掲載する、または 仮想化関連 の重要および警告イベントのみ掲載する のいずれかを選択します。詳細については、『OpenManage Integration for VMware vCenter User’s Guide』(OpenManage Integration for VMware vCenter ユーザーガイド)の「イベント、アラーム、および正常性の監視」セクションを参照してく ださい。 6 この設定をすべての vCenter に適用したい場合、これらの設定をすべての vCenter に適用する を選択します。 メモ: このオプションを選択すると、既存のすべての vCenter の設定が上書きされます。 メモ: すでに、設定 タブで 登録済みのすべての vCenter をドロップダウンリストから選択している場合は、このオプションは
a ユーザー名 テキストボックスに管理者権限のあるユーザー名を入力します。これはシャーシ管理コントローラへのログインに通常使用されるも のです。 b パスワード テキストボックスに対応するユーザー名のパスワードを入力します。 c パスワードの確認 テキストボックスに、パスワード テキストボックスに入力したものと同じパスワードを入力します。パスワードは一致する必要 があります。 メモ: 資格情報は、ローカルまたは Active Directory のものを使用できます。シャーシプロファイルに Active Directory 資格情報を使用 する前に、Active Directory に Active Directory ユーザーアカウントが存在し、シャーシ管理コントローラが Active Directory ベースの 認証用に設定されている必要があります。 6 シャーシをシャーシプロファイルに関連付けるには、 をクリックします。 メモ: MX シャーシの追加 で検出された利用可能なシャーシのうち、手動で追加されたシャーシは、モジュラーホストの正常なインベントリ 実行がそのシャーシで認められた
3 Dell EMC サポートサイトからのドキュメントへのアクセ ス 次のリンクを使用して、必要なドキュメントにアクセスします。 • Dell EMC エンタープライズシステム管理のマニュアル — www.dell.com/SoftwareSecurityManuals • Dell EMC OpenManage マニュアル — www.dell.com/OpenManageManuals • Dell EMC リモートエンタープライズシステム管理のマニュアル — www.dell.com/esmmanuals • iDRAC および Dell EMC Lifecycle Controller マニュアル — www.dell.com/idracmanuals • Dell EMC OpenManage Connections エンタープライズシステム管理のマニュアル — www.dell.com/ OMConnectionsEnterpriseSystemsManagement • Dell EMC Serviceability Tools マニュアル — www.dell.
4 関連マニュアル このガイド以外にも、Dell.com/support で他のガイドにアクセスできます。すべての製品から選択 をクリックしてから、ソフトウェアとセキュリティ > 仮想化 ソリューション の順にクリックします。OpenManage Integration for VMware vCenter 4.3 をクリックすると、次の文書にアクセスできます。 • 『OpenManage Integration for VMware vCenter Version 4.3 Web Client User's Guide』(OpenManage Integration for VMware vCenter バージョン 4.3 Web クライアントユーザーズガイド) • 『OpenManage Integration for VMware vCenter Version 4.3 Release Notes』(OpenManage Integration for VMware vCenter 4.