Users Guide
自動検出させるには、次の条件を満たしている必要があります。
• 電源 - 必ずサーバをコンセントに接続してください。サーバの電源を入れる必要はありません。
• ネットワーク接続 - サーバの iDRAC がネットワークに接続され、プロビジョニングサーバとポート 4433 経由で通信しているこ
とを確認します。IP アドレスは、DHCP サーバを使用して取得するか、iDRAC 設定ユーティリティを使用して手動で指定するこ
とができます。
• 追加のネットワーク設定 - DHCP を使用している場合、DNS 名前解決が行われるように、DHCP から DNS サーバアドレスを取
得 の設定を有効にするようにします。
• プロビジョニングサービスの場所 - iDRAC に対してプロビジョニングサービスサーバの IP アドレスまたはホスト名が既知であ
ることを確認します。「プロビジョニングサービスの場所」を参照してください。
• アカウントアクセス無効 - iDRAC への管理者アカウントのアクセスを有効にし、管理者特権を持つ iDRAC アカウントがある場
合は、先にこれを iDRAC ウェブコンソールから無効にしてください。自動検出が正常に完了したら、iDRAC 管理者アカウント
を再度有効にします。
• 自動検出有効 — 自動検出処理が開始できるように、サーバの iDRAC で自動検出が有効にされていることを確認します。
プロビジョニングサービスの場所
自動検出中に、次のオプションを使用して、iDRAC によりプロビジョニングサービスの場所を取得します。
• iDRAC で手動で指定 — LAN ユーザー設定、プロビジョニングサーバの下の iDRAC 設定ユーティリティで、手動で場所を指定し
ます。
• DHCP スコープオプション — DHCP スコープオプションを使用して、場所を指定します。
• DNS サービスレコード — DNS サービスレコードを使用して場所を指定します。
• DNS の既知の名前 — DNS サーバが、既知の名前 DCIMCredentialServer を使用してサーバの IP アドレスを指定します。
プロビジョニングサービスの値が iDRAC コンソールで手動で指定されていない場合、iDRAC は DHCP スコープオプション値を使用
しようとします。DHCP スコープオプションが存在しない場合、iDRAC は DNS からサービスレコードの値を使用しようと試みます。
DHCP スコープオプションと DNS サービスレコードの設定方法の詳細については、「http://en.community.dell.com/techcenter/
extras/m/white_papers/20178466」で「Dell 自動検出ネットワークセットアップ仕様」を参照してください。
iDRAC の管理者アカウントを有効または無効にする
自動検出をセットアップする前に、ルート以外のすべての管理者アカウントを無効にします。ルートアカウントは自動検出処理中、
無効にする必要があります。自動検出のセットアップを正しく行ったら、iDRAC GUI に戻り、ルート以外の、オフにしていた管理
者アカウントを再度有効にします。
メモ: 自動検出に失敗しないようにするため、iDRAC 上の非管理者アカウントを有効にできます。非管理者アカウントを使用
すると、自動検出に失敗した場合にリモートアクセスが可能です。
1. ブラウザで、iDRAC IP アドレスを入力します。
2. Integrated Dell Remote Access Controller GUI にログインします。
3. 次のうちのいずれか 1 つを実行してください。
• iDRAC6:左ペインで、iDRAC 設定 > ネットワーク / セキュリティ > ユーザー タブを順に選択します。
• iDRAC7:左ペインで、iDRAC 設定 > ユーザー認証 > ユーザー タブを順に選択します。
• iDRAC8:左ペインで、iDRAC 設定 > ユーザー認証 > ユーザー タブを順に選択します。
4. ユーザー タブで、ルート以外の管理者アカウントを探します。
5. アカウントを無効にするには、ユーザー ID の下で ID を選択します。
6. 次へ をクリックします。
7. ユーザー設定 ページの 一般 の下で、ユーザーを有効にする チェックボックスのチェックを外します。
8. 適用 をクリックします。
9. 自動検出を正しくセットアップした後、各管理者アカウントを再度有効にするため、ステップ 1 ~ 8 を繰り返しますが、ここ
では ユーザーを有効にする チェックボックスを選択して 適用 をクリックします。
第 11 世代の PowerEdge サーバでの自動検出の手動設定
iDRAC およびホストの IP アドレスがあることを確認します。
お使いのベアメタルアプライアンスの自動検出の使用を工場出荷時に設定されるように注文していない場合は、これを手動で設定
できます。
ベアメタルサーバの自動検出が正しく行われると、新しい管理者アカウントが作成されるか、ハンドシェイクサービスによって返
された資格情報で既存アカウントが有効になります。自動検出以前に無効にされていた、その他すべての管理者アカウントは、有
ハイパーバイザーの展開 105