Users Guide
手順 説明
ファイルは保存して、必要に応じて利用可能なすべてのデータセンターサーバで再利用することが
できます。
展開テンプレートが作成できたら、展開ウィザードを使用してサーバハードウェアのプロビジョニングと、新しいホストを vCenter
に展開するようスケジュールされたジョブを作成するために必要な情報を収集します。システム診断プログラムの実行の詳細につ
いては、「展開ウィザードの実行」を参照してください。最後に、ジョブキューからジョブステータスを表示し、保留中の展開ジョ
ブを変更します。
ハードウェアプロファイルの設定
サーバハードウェア設定を行うには、ハードウェアプロファイルを作成します。ハードウェアプロファイルは、新たに検出された
インフラストラクチャコンポーネントに適用できる設定テンプレートで、以下の情報を必要とします。
表 35. ハードウェアプロファイルを作成するための要件
要件 説明
起動順序 起動順序は、起動デバイスシーケンスとハードドライブシーケンスで、起動モードが BIOS で設定され
ている場合にのみ編集できます。
BIOS 設定 BIOS 設定には、メモリ、プロセッサ、SATA、統合デバイス、シリアル通信、内蔵サーバ管理、電源
管理、システムセキュリティ、およびその他の設定が含まれます。
メモ: OpenManage Integration for VMware vCenter は、参照サーバの設定にかかわらず、すべ
ての展開サーバにおける BIOS のプロセッサグループの特定の BIOS 設定を可能とします。新規ハ
ードウェアプロファイルの作成に参照サーバを使用する前に、参照サーバの CSIOR 設定を有効に
して再起動し、正確なインベントリおよび構成情報を収集しておく必要があります。
iDRAC 設定 iDRAC 設定には、ネットワーク、ユーザーリスト、およびユーザー設定が含まれます。
RAID 設定 RAID 構成は、ハードウェアプロファイルが抽出された時点における、RAID トポロジを、参照サーバー
に表示します。
メモ: ハードウェアプロファイルでは次の 2 つの RAID 設定オプションが構成されています。
1. RAID 1 + を適用して、必要に応じて専用ホットスペアを作成する — デフォルトの RAID 設定
をターゲットサーバに適用したい場合は、このオプションを使用します。
2. 参照サーバから RAID 構成をクローンする - このオプションは、参照サーバの設定をクローン
したい場合に使用します。「参照サーバをカスタマイズしてハードウェアプロファイルを作成
する」を参照してください。
ハードウェアプロファイルを作成するためのタスクには、以下が含まれます。
• 参照サーバにおける CSIOR の有効化
• 参照サーバをカスタマイズしてハードウェアプロファイルを作成する
• ハードウェアプロファイルのクローン
参照サーバにおける CSIOR の有効化
参照サーバを使ってハードウェアプロファイルを作成する前に、再起動時にシステムインベントリを収集(CSIOR)の設定を有効
化し、サーバを再起動して正確なインベントリおよび設定情報を収集します。
CSIOR を有効化するには、次の 2 つの方法があります。
表
36. CSIOR を有効にする方法
方法 説明
ローカル Dell Lifecycle Controller United Server Configurator(USC)ユーザーインタフェースを使っ
て、個別ホストを利用します。
リモート WS-Man スクリプトを使用します。この機能をスクリプトすることに関する詳細は、
「Dell TechCenter」および「DCIM Lifecycle Controller
管理プロファイル
」を参照してくださ
い。
ハイパーバイザーの展開 97