Users Guide
影響を受けるバージョン:2.2 以降
アプライアンスの IP および DNS 設定が DHCP 値によって上
書きされた場合、アプライアンスの再起動後に DNS 構成設
定が元の設定に復元されるのはなぜですか?
これは、静的に割り当てられた DNS 設定が DHCP からの値で置き換えられるという既知の不具合です。これは、DHCP を使用し
て IP 設定が取得され、DNS 値が静的に割り当てられている場合に発生します。DHCP リースが更新されるか、アプライアンスが
再起動すると、静的に割り当てられた DNS 設定が削除されます。
対応処置:DNS サーバの設定が DHCP と異なる場合は、IP 設定を静的に割り当てます。
対象バージョン:すべて
OMIVV を使用して、ファームウェアバージョン 13.5.2 の
Intel ネットワークカードをアップデートできません
これは、Dell PowerEdge 第 12 世代サーバとファームウェアバージョン 13.5.2 の一部の Intel ネットワークカードとの間に存在する既
知の問題です。このファームウェアバージョンを搭載する一部の Intel ネットワークカードモデルに対して、Lifecycle Controller を使
用してファームウェアアップデートを適用しようとすると、アップデートが失敗します。このバージョンのファームウェアを使用
しているお客様は、オペレーティングシステムを使用して、ネットワークドライバソフトウェアをアップデートする必要がありま
す。13.5.2 以外のファームウェアバージョンを搭載する Intel ネットワークカードは、OMIVV を使用してアップデートできます。詳
細については、http://en.community.dell.com/techcenter/b/techcenter/archive/2013/03/20/intel-network-controller-card-with-
v13-5-2-firmware-cannot-be-upgraded-using-lifecycle-controller-to-v13-5-6.aspx を参照してください。
メモ
: メモ: 1 対多のファームウェアアップデートを使用する場合、バージョン 13.5.2 の Intel ネットワークアダプタを選択し
ないでください。アップデートに失敗して、残りのサーバをアップデートするためのアップデートタスクが停止します。
Intel ネットワークカードを 14.5 または 15.0 から 16.x にアッ
プデートするために OMIVV を使用すると、DUP からのステ
ージング要件が原因でアップデートが失敗します
これは、NIC 14.5 および 15.0 の既知の問題です。ファームウェアを 16.x にアップデートする前に、カスタムカタログを使用してフ
ァームウェアを 15.5.0 をアップデートします。
対象バージョン:すべて
無効な DUP でファームウェアのアップデートを行おうとする
と、LC プロンプトのジョブステータスに「失敗」と表示され
るのに、vCenter コンソールではハードウェアアップデート
ジョブステータスが何時間も失敗にもタイムアウトにもなり
ません。なぜこれが起きるのですか?
ファームウェアのアップデートに無効な DUP を選択すると、vCenter コンソールウィンドウに表示されるタスクのステータスは 進
行中 のままですが、表示されるメッセージは失敗の理由に変わります。これは既知の VMware の欠陥で、今後のリリースの
VMware vCenter で解決される予定です。
対応処置:タスクを手動でキャンセルする必要があります。
対象バージョン:すべて
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トラブルシューティング