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表 25. イベント掲載レベル (続き)
イベント 説明
ているホストにとって最も重要であるとデルが選定したイベン
トです。
イベントとアラームを設定する際に、それらを有効にすることができます。有効にすると、重要なハードウェアアラームによって
OMIVV アプライアンスはホストシステムをメンテナンスモードにし、場合によっては仮想マシンを別のホストシステムに移行しま
す。OpenManage Integration for VMware vCenter は管理下の Dell ホストから受信したイベントを転送し、それらのイベントに対す
るアラームを生成します。このアラームを使い、vCenter に対し、再起動、メンテナンスモードまたは移行などの措置を起動できま
す。
たとえば、デュアル電源が故障しアラームが出された場合、その結果の措置として、そのマシンがメンテナンスモードになり、ワ
ークロードはクラスタ内の別のホストに移行されます。
クラスタ外のすべてのホスト、または VMware Distributed Resource Scheduling(DRS)が起動されていないクラスタにあるすべて
のホストでは、重要イベントのために仮想マシンはシャットダウンされる可能性があります。DRS は全リソースプールの使用率を
連続的に監視し、使用可能なリソースをビジネスニーズにしたがって各仮想マシンに知的に割り当てます。重要なハードウェアイベ
ントの際に仮想マシンが自動的に移行されるようにするには、DRS と Dell アラームが設定されたクラスタを使用します。画面上の
メッセージの詳細に記載されているのは、この vCenter インスタンスにある、影響を受ける可能性のあるクラスタです。イベント
とアラームを有効にする前に、クラスタが影響を受けるかどうか確認してください。
デフォルトアラーム設定を復元する必要がある場合は、デフォルトアラームにリセット ボタンで行います。このボタンは、製品の
アンインストールと再インストールを行わずにデフォルトのアラーム設定を復元できる便利なオプションです。インストール以降
に Dell アラーム設定が変更された場合、このボタンで元に戻すことができます。
メモ: Dell イベントを受信するには、イベントを有効にしてください。
メモ: OpenManage Integration for VMware vCenter は、ホストが仮想マシンを正常に実行するのに不可欠な仮想化関連イベ
ントをあらかじめ選択します。Dell ホストアラームはデフォルトで無効にされています。Dell アラームを有効にする場合、ク
ラスタで DRS を使用し、重要イベントを送信する仮想マシンが自動的に移行されるようにする必要があります。
シャーシのイベントおよびアラームについて
シャーシに対応するイベントとアラームは、vCenter のレベルでのみ表示されます。すべての vCenter でのホストに対するイベント
およびアラームの設定は、シャーシレベルでも適用されます。イベントおよびアラームの設定は、OpenManage Integration for
VMware vCenter の 管理 > 設定 タブで編集できます。ここからイベント掲載レベルを選択したり、Dell ホストやシャーシのアラー
ムを有効化したり、デフォルトのアラームを復元したりすることが可能です。vCenter ごとにイベントとアラームを設定すること
も、すべての登録済み vCenter に対して一度にイベントとアラームを設定することもできます。
シャーシイベントの表示
1. 左ペインで vCenter を選択し、vCenter サーバをクリックします。
2. 任意の vCenter をクリックします。
3. 監視 > イベント タブをクリックします。
4. さらにイベント詳細を表示したい場合、特定のイベントを選択します。
シャーシアラームの表示
1. 左ペインで vCenter を選択し、vCenter サーバをクリックします。
2. 任意の vCenter をクリックします。
アラームが表示されます。表示されるのは最初の 4 つのアラームのみです。
3. 完全なリストを表示するには、すべて表示 をクリックすると、詳細なリストが 監視 タブに すべての問題 として表示されます。
4. トリガされたアラーム で、アラーム をクリックしてアラーム定義を表示します。
仮想化関連のイベント
次の表には、仮想化関連の重要イベントおよび警告イベントが記載されていて、イベント名、説明、重大度レベル、および推奨処
置が含まれます。
74 イベント、アラームおよび正常性の監視