Setup Guide
3.x から 4.0 への移行
古いバージョンをアンインストールした後に v4.0 OVF を改めて展開してから、バックアップとリストアのパスを使用して古いバー
ジョン(3.x)からバージョン 4.0 にデータを移行することができます。
古いバージョンから OMIVV バージョン 4.0 に移行するには、次の手順を実行します。
1. 古いリリース(v3.x)のデータベースのバックアップを取得します。
詳細については、dell.com/support/manuals にある『OpenManage Integration for VMware vCenter User’s Guide』
(OpenManage Integration for VMware vCenter ユーザーズガイド)を参照してください。
2. vCenter から旧アプライアンスの電源を切ります。
メモ: vCenter から OMIVV のプラグインの登録を解除しないでください。vCenter からプラグインの登録を解除すると、
OMIVV プラグインによって vCenter に登録されたアラームと、そのアラームで実行されるカスタマイズ(アクションなど)
がすべて削除されます。バックアップ後にプラグインの登録を解除してしまった場合は、「Recovering OMIVV after
unregistering the earlier plug-in version」(以前のバージョンのプラグイン登録解除後の OMIVV のリカバリ)を参照してくだ
さい。
3. 新しい OpenManage Integration バージョン 4.0 の OVF を展開します。
OVF 展開の詳細については、「Deploying the OMIVV OVF by using the vSphere web client」(vSphere Web Client を使用した OMIVV
OVF の導入)を参照してください。
4. OpenManage Integration バージョン 4.0 アプライアンスに電源を入れます。
5. アプライアンスのネットワークおよびタイムゾーンを設定します。
新しい OpenManage Integration バージョン 4.0 のアプライアンスの IP アドレスが、旧アプライアンスのものと同じであること
を確認します。ネットワークの詳細設定をするには、「Registering OMIVV and importing the license file」(OMIVV の登録とライセ
ンスファイルのインポート)を参照してください。
メモ: OMIVV 4.0 アプライアンスの IP アドレスが古いアプライアンスのものと同じでない場合、OMIVV プラグインが正常
に動作しない可能性があります。この場合、すべての vCenter インスタンスの登録を解除して、再度登録してください。
6. 新しい OMIVV アプライアンスにデータベースを復元します。
メモ: クラスタで Proactive HA を有効にしている場合は、OMIVV がそれらのクラスタの Dell Inc プロバイダを登録解除し、
復元後に Dell Inc プロバイダを再度登録します。そのため、Dell ホストの正常性アップデートは、復元が完了するまで使用
できません。
詳細については、Dell.com/support/manuals にある『OpenManage Integration for VMware vCenter User’s Guide』
(OpenManage Integration for VMware vCenter ユーザーガイド)の「バックアップからの OMIVV データベースの復元」を参照して
ください。
7. 新しいライセンスファイルをアップロードします。
詳細については、「Registering OMIVV and importing the license file」(OMIVV の登録とライセンスファイルのインポート)を参照
してください。
8. アプライアンスを検証します。
データベースの移行が正常に行われたことの確認の詳細については、「インストールの確認」を参照してください。
9. すべてのホストで インベントリ を実行します。
メモ:
アップグレード後に、プラグインで管理するすべてのホスト上でインベントリを再実行することをお勧めします。詳細につ
いては、『OpenManage Integration for VMware vCenter User’s Guide』(OpenManage Integration for VMware vCenter ユーザー
ズガイド)の「インベントリジョブの実行」を参照してください。
新しい OMIVV バージョン 4.0 アプライアンスの IP アドレスが旧アプライアンスの IP アドレスから変更された場合、新し
いアプライアンスをポイントするように SNMP トラップのトラップ送信先を設定します。第 12 世代以降のサーバの場合
は、これらのホストでインベントリを実行することによって IP の変更が修正されます。以前のバージョンに準拠していた
第 12 世代よりも前のホストでは、IP が変更されると非準拠として表示され、Dell OpenManage Server Administrator(OMSA)
を設定する必要があることが示されます。ホストコンプライアンスの修正の詳細については、Dell.com/support/
manuals にある『OpenManage Integration for VMware vCenter User’s Guide』(OpenManage Integration for VMware vCenter
ユーザーガイド)の「vSphere ホストの対応性のレポートおよび修正」を参照してください。
はじめに 17