Users Guide
管理コンソール で、アプライアンスを工場出荷時設定にリセ
ットした後、リポジトリパスのアップデート がデフォルトに
設定されないのはなぜですか?
アプライアンスをリセットした後、管理コンソール に移動し、左側のペインで アプライアンス管理 をクリックします。アプライ
アンスの設定 ページで、リポジトリパスのアップデート がデフォルトのパスに変更されていません。
対応処置:管理コンソール で、デフォルトのアップデートリポジトリ フィールドにあるパスを、リポジトリパスのアップデート フ
ィールドに手動でコピーします。
OMIVV のバックアップおよび復元の後、アラーム設定が復元
されないのはなぜですか?
OMIVV アプライアンスのバックアップを復元しても、一部のアラーム設定が復元されません。ただし、OpenManage Integration for
VMware GUI の アラームおよびイベント フィールドには復元された設定が表示されます。
対応処置: OpenManage Integration for VMware GUI の 管理 > 設定 タブで、イベントおよびアラーム 設定を手動で変更します。
ベアメタル展開の問題
本項では、展開プロセスで見つかった問題の処理について説明します。
自動検出とハンドシェイクの前提条件
• 自動検出とハンドシェイクを実行する前に、iDRAC と Lifecycle Controller ファームウェア、および BIOS が推奨される最低バー
ジョンの要件を満たしていることを確認してください。
• CSIOR は、システムまたは iDRAC で少なくとも 1 度は実行されている必要があります。
ハードウェア設定の失敗
• 展開タスクを開始する前に、システムが CSIOR を完了していて、再起動中ではないことを確認してください。
• 参照サーバがまったく同じシステムになるように、BIOS 設定をクローンモードで実行する必要があります。
• コントローラによっては、1 台のドライブでは RAID 0 アレイを作成できません。この機能はハイエンドのコントローラでのみサ
ポートされており、そのようなハードウェアプロファイルの適用は失敗の原因となることがあります。
新しく購入したシステムでの自動検出の有効化
ホストシステムの自動検出機能はデフォルトで有効になっていません。購入時に有効化を請求する必要があります。購入時に自
動検出の有効化を請求した場合、iDRAC で DHCP が有効化され、管理アカウントが無効化されます。iDRAC 用に静的 IP アドレス
を設定する必要はありません。ネットワーク上の DHCP サーバから取得されます。自動検出機能を使用するには、検出プロセスを
サポートするように、DHCP サーバまたは DNS サーバ(または両方)を設定する必要があります。出荷処理中に、CSIOR が既に実
行されている必要があります。
購入時に自動検出を請求しなかった場合は、次の手順で有効化できます。
1. 起動ルーチン中に Ctrl + E を押します。
2. iDRAC セットアップウィンドウで、NIC を有効にします(ブレードサーバーのみ)。
3. 自動検出を有効にします。
4. DHCP を有効にします。
5. 管理者アカウントを無効にします。
6. DHCP から DNS サーバアドレスを取得 を有効にします。
7. DHCP から DNS ドメイン名を取得 を有効にします。
8. プロビジョニングサーバ フィールドに次を入力します。
<OpenManage Integration virtual appliance IPaddress>:4433
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