Users Guide
3. 選択されたホストの概要が表示されます。
概要には、個別コンポーネントの正常性、識別情報、ハイパーバイザー、およびファームウェア情報を
含む、主なホストサーバー属性が提供されます。
• ハードウェアコンポーネントの正常性は、すべての主なホストサーバーコンポーネントのステータス
のグラフ表示です。それには、システムシャーシ、電源装置、温度、ファン、電圧、プロセッサ、バ
ッテリ、イントルージョン、ハードウェアログ、電源管理、およびメモリが含まれます。以下のよう
な利用可能なステータスがあります。
– 正常(緑色のチェックマーク) - コンポーネントは通常通りに動作中
– 警告(黄色の三角に感嘆符) - コンポーネントには重大でない不具合があります
– 重要(赤い X 印) - コンポーネントには重大な障害があります
– 不明(疑問符) - コンポーネントステータスは不明
グローバルの正常性ステータスはヘッダーバーの右上に表示されます。
• サーバー情報は、次のような識別情報、ハイパーバイザー、およびファームウェア情報を提供しま
す。
– ホスト名、電源状況、iDRAC IP アドレス、管理 IP アドレス、使用中の接続プロファイル、モデ
ル、サービスタグと資産タグ番号、保証残余期間、最後のインベントリスキャン実行日。
– ハイパーバイザー、BIOS ファームウェア、および iDRAC ファームウェアバージョン
– 耐障害性メモリ(FRM):これは BIOS 属性で、サーバーの初回セットアップ中に BIOS で有効にさ
れ、サーバーのメモリ操作モードを表示します。メモリ操作モード値を変更する際はシステムを
再起動する必要があります。これは、R620、R720、T620、M620 サーバーの ESXi 5.5 バージョン以
降に当てはまります。次の 4 つの値があります:
* 有効かつ保護状態:この値は、システムがサポートされており、オペレーティングシステム
のバージョンが ESXi 5.5 以降であり、BIOS のメモリ操作モードが FRM に設定されていること
を示します。
* 有効かつ非保護状態:この値は、メモリ動作モードが BIOS で FRM に設定されているものの、
オペレーティングシステムはこの機能に対応していないことを示します。
* 無効:この値はどのオペレーティングシステムのバージョンのシステムでもサポートし、こ
こでは BIOS のメモリ操作モードは FRM に設定されていないことを示します。
* ブランク:BIOS のメモリ操作モードがサポートされていない場合、FRM 属性が表示されませ
ん。
• 最新システムログには、最新 10 個のシステムイベントログ項目が提供されます。システムイベント
ログウィンドウを起動して、さらなるログ詳細を表示するには、詳細をクリックします。
4. ホスト情報で、ハードウェアインベントリをクリックして、次のようなホストシステムにインストール
されているすべてのコンポーネントのリストと、さらなる詳細を表示します。
• フィールド交換可能装置(FRU) - DIMMS、システムプラナー、電源装置、バックプレーン、コント
ローラカード等。
• メモリ - 使用可能および使用中のスロット数、最大容量および使用中のメモリ量、および個別 DIMM
の詳細。
• ネットワークインタフェースカード(NIC) - インストールされているカード数および個別 NIC の詳
細。
• PCI スロット - 使用可能および使用中のスロット数、および個別スロットの詳細。
• 電源装置 - 総数および個別 PSU の詳細。
• プロセッサ - 総数および個別 CPU の詳細。
• リモートアクセスカード - IP アドレス情報、RAC タイプ、およびウェブインタフェース URL。
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