Users Guide
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ファームウェアアップデートについて
サーバーがファームウェアのアップデートを受信する場所は、OpenManage Integration for VMware vCenter の
設定 タブで、グローバル設定です。
ファームウェアリポジトリ設定には、展開されたサーバーをアップデートするのに使用される、ファームウ
ェアカタログロケーションが含まれています。ロケーションタイプには
2 種類あります。
Dell
(ftp.dell.com)
Dell(ftp.dell.com)のファームウェアアップデートリポジトリを使用します。
OpenManage Integration for VMware vCenter が、選択されたファームウェアアップデー
トをデルからダウンロードします。
共有ネットワー
クフォルダ
Dell Repository Manager™ によって作成されます。これらのローカルリポジトリは、CIFS
または NFS ファイル共有にあります。
メモ: リポジトリが作成されたら、登録されたホストがアクセスできるロケーションに保存します。リ
ポジトリのパスワードは 31 文字を超えることはできません。パスワードには、 @、&、%、'、"、,(カ
ンマ)、< > の文字は使用できません。
ファームウェアアップデートウィザードは常に、iDRAC、BIOS、および Lifecycle Controller の最低ファームウ
ェアレベルをチェックし、最低必須のバージョンにアップデートすることを試みます。iDRAC、Lifecycle、お
よび BIOS ファームウェアバージョンが最低要件を満たすと、ファームウェアアップデートウィザードが、
iDRAC、Lifecycle、RAID、NIC/LOM、電源装置、BIOS などを含むすべてのファームウェアのアップデートを行
います。
メモ: 第 9 および第 10 世代のサーバーにおいては、BIOS/BMC/DRAC ファームウェアバージョンは
vCenter のクラスタビューレベル、または個別ホストビューの概要ページでのみ表示することができま
す。ファームウェアバージョン情報は、ファームウェア下の個別ホストビューでアクティブになってお
らず、そのページはグレーアウト表示されます。リモートファームウェアアップデートは利用できませ
ん。
2010 年 10 月 14 日以降のファームウェアバージョン
2010 年 10 月 14 日以降にアップデートされたファームウェアについては、ファームウェアアップデートウィ
ザードが実行されます。
2009 年 7 月 29 日以降で 10 月 14 日より前のファームウェアバージョン
ファームウェアが 2009 年 7 月 29 日以降、2010 年 10 月 14 日の前日までにアップデートされている場合、ファ
ームウェアアップデートウィザードはまだ使用できませんが、ファームウェアをアップデートするための
ISO バンドルが付属しています。このアップデート後、最新ファームウェアにならない可能性があります。
バンドルの実行後に再度アップデートを実行することを推奨します。
2009 年 7 月 29 日より古いファームウェアバージョン
ファームウェアが 2009 年 7 月 29 日より古い場合、ISO ファイルをダウンロードして実行し、マシンのアップ
デートを行わなければならない可能性があります。ISO の実行後、ファームウェアアップデートウィザード
を実行することを推奨します。
関連情報
• ファームウェアリポジトリの設定
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