Users Guide

ターゲット デバイス上の SNMP トラップの宛先を設定できない
このタスクについて
原因：
● ユーザーは管理者権限を持っていません。
● ターゲット デバイスでスロットを使用できないため、トラップ宛先 IP アドレスを設定できません。
● ターゲット iDRAC で System Lockdown モードが有効になっています。
回避策
● ユーザーにターゲット デバイスの管理者権限があることを確認します。
● トラップ宛先 IP アドレスを設定するために、ターゲット iDRAC でスロットが使用可能であることを確認します。
● ターゲット iDRAC の System Lockdown モードを無効にします。
検出されたシャーシまたはネットワーク スイッチからアラートを受信で
きない
このタスクについて
シャーシまたはネットワーク スイッチを検出した後、次のように手動で設定して SCOM コンソールでアラートを受信します。
● SCOM コンソール上のシャーシまたはネットワーク スイッチ オブジェクトに対して有効な SNMP コミュニティー文字列アカ
ウントは、［Administration］ > ［Run As 設定］ > ［プロファイル］ > ［SNMP 監視アカウント］の順に設定されています。
● シャーシまたはネットワーク スイッチのイベント アラート オプションを有効にします。
● シャーシまたはネットワーク スイッチのアラート送信先フィールドに、関連づけられている Dell EMC アラート リレー サーバ
ーの IP アドレスを入力します。
メモ: シャーシまたはネットワーク スイッチの検出後、［［モジュラー システム ビュー］］または［［ネットワーク スイッチ
ビュー］］ページの［アラート リレー サーバー］列に、関連づけられている Dell EMC アラート リレー サーバーのリストが
表示されます。
OMIMSSC による Dell EMC デバイスのデータ同期の問題の解決
このタスクについて
認証情報、HTTPS ポート番号、SNMP ポート番号、またはコミュニティー文字列が無効であるために、SCOM で検出されたデバイ
スが OMIMSSC と同期されないことがあります。その場合、OMIMSSC はデバイスを検出できないため、各デバイスは IP アドレス
でリストされます。同期のエラーを解決するには、関連認証情報を入力する必要があります。
同期のエラーは、次の手順に従って解決します。
手順
1. SCOM コンソールの左ペインで、［モニタリング］を選択します。
2. ［Dell EMC OpenManage Integrations ビュー］ > ［OpenManage Integration Dashboard］を選択します。
3. 管理者として OMIMSSC にログインします。
4. ［モニタリング］ > ［同期エラーの解決］を選択します。
同期に失敗したデバイスの IP アドレスのリストが表示されます。
5. デバイスを選択して、デバイスの認定資格プロフィールを選択します。
デバイス認定資格プロフィールを作成するには、［新規作成］をクリックします。デバイス認定資格プロフィールの作成 、p. 39
を参照してください。
6. ジョブ名を入力し、必要に応じて［ジョブ リストに移動］チェック ボックスを選択すると、ジョブが送信された時点で自動的
にジョブのステータスが表示されます。
7. ［終了］をクリックします。
88 トラブルシューティング