Users Guide
Table Of Contents
- System Center Operations Manager(SCOM)向けDell EMC OpenManage Integration with Microsoft System Center(OMIMSSC)バージョン7.3 ユーザーズ ガイド
- 目次
- System Center Operations Manager(SCOM)向けDell EMC OpenManage Integration with Microsoft System Center(OMIMSSC)について
- OMIMSSCライセンスの購入と管理
- OMIMSSCアプライアンスのポート情報と通信マトリックス
- サポートマトリックス
- SCOM向けOMIMSSCアプライアンスの導入と構成
- SCOM向けOMIMSSCアプライアンスへのSCOM管理グループの登録
- Windows認定資格プロフィールの作成
- SCOM用OMIMSSCを使用したSCOM管理グループとDell EMCアラート リレー サーバーの登録
- 登録設定の変更
- Dell EMCアラート リレー サーバーの構成およびオンボーディング
- アラート リレー サーバーのシステム要件
- アラート リレー サーバーで監視対象デバイスの数の拡張を設定するための前提条件
- SCOMコンソールでのアラート リレー サーバーの検出
- OMIMSSC管理ポータルからDell EMCアラート リレー サーバー インストーラーをダウンロードしてインストールする
- Dell EMCアラート リレー サーバーのインストーラーによって実行される設定の変更
- Dell EMCアラート リレー サーバーのモニタリング ビュー
- アラート リレー サーバーとSCOM向けOMIMSSCアプライアンスの同期
- Dell EMCアラート リレー サーバー インストーラーのインストール エラーの修復
- Dell EMCアラート リレー サーバー インストーラーのアンインストール
- OMIMSSC管理ポータルで実行できるその他のタスク
- SCOMコンソールからのOMIMSSCの管理
- OMIMSSCのライセンス対象モニタリング機能を使用したPowerEdgeサーバーの検出とモニタリング
- PowerEdgeサーバーおよびラック型ワークステーション向けのOMIMSSCのライセンス対象モニタリング機能の概要
- ホスト オペレーティング システムを使用し、WS-ManまたはiDRACアクセスを使用したPowerEdgeサーバーおよびワークステーションの検出と分類
- Dell EMCサーバーおよびラックのモニタリング(ライセンス対象)を使用してPowerEdgeサーバーを検出するための前提条件
- OMIMSSCからiDRAC WS-Manを使用するPowerEdgeサーバーの検出
- SCOMコンソールを使用したPowerEdgeサーバーの検出
- WS-Manを使用したオブジェクトの検出
- iDRACおよびSCOMコンソールでのアラート設定の構成
- SCOMコンソールでのPowerEdgeサーバーおよびラック型ワークステーションのモニタリング
- iSM-WMIを使用したPowerEdgeサーバーの検出と管理
- OMIMSSCを使用したDell EMCシャーシの検出とモニタリング
- OMIMSSCを使用したDell EMCネットワーク スイッチの検出とモニタリング
- OMIMSSCアプライアンスを使用したDell EMCデバイスの管理
- OMIMSSCモニタリング機能用のSCOMコンソールでのタスクの実行
- OMIMSSCアプライアンスの設定とデータのバックアップおよび復元
- SCOM向けOMIMSSCアプライアンスのアップグレード
- OMIMSSCに登録されたSCOM管理グループの登録解除
- OMIMSSC VMの削除
- トラブルシューティング
- リファレンス トピック
- OMIMSSCでサポートされているモニタリング機能
- Feature Management Dashboardを使用したOMIMSSCのモニタリング機能の設定
- 検出されたデバイスの重要度レベル
- SCOMコンソールでのタスクの実行
- デバイス検出プロセスをカスタマイズするためのプロパティのオーバーライド
- OMIMSSCでのPowerEdgeサーバーのライセンス対象モニタリングの主要機能
- OMIMSSCによって監視されているサーバーおよびラック型ワークステーションのハードウェア コンポーネント
- OMIMSSCによるモニタリング対象シャーシのハードウェア コンポーネント
- OMIMSSCによって監視されるネットワーク スイッチのハードウェア コンポーネント
- OMIMSSCモニタリング機能によって提供される表示オプション
- OMIMSSCのユニット モニター
- OMIMSSCのさまざまなモニタリング機能によって使用されるイベント ルール
- 追加リソース
- Dell EMCサポート サイトからのサポート コンテンツへのアクセス
- デル・テクノロジーズへのお問い合わせ
- 用語集
- 追加トピック
メモ: デル・テクノロジーズでは、サーバー検出間隔を更新または変更した直後に、[Dell OM:システム設定ロックダウン ア
ラート ルール間隔]を更新することを推奨しています。この推奨事項により、一定の間隔でサーバー検出が完了した後に、シ
ステム ロックダウン モードのアラートが生成されるようになります。
システム設定ロックダウン モードについては、Dell EMC ダイアグラム ビューの[詳細ビュー]ペインで確認できます。この機能
の詳細については、サポート サイトで入手可能『iDRAC9
バージョン
3.00.00.00
ユーザーズ
ガイド
』を参照してください。この機
能は、Dell EMC サーバーおよびラック型ワークステーション モニタリング(ライセンス対象)機能の iDRAC および iSM の両方の
方法で検出されたサーバーで使用できます。
iDRAC9 PowerEdge サーバーの iDRAC グループ マネージャー
iDRAC グループ マネージャー機能は、iDRAC9 ベースの PowerEdge サーバーで利用でき、同じローカル ネットワーク上の iDRAC
およびその関連サーバーの基本的な管理を簡素化します。グループ マネージャー機能により、別のアプリケーションを必要とせず
に一対多のコンソールを使用できるようになります。iDRAC グループ マネージャーを使用して、サーバー障害の目視検査などの手
動方式よりも強力な管理が可能になり、ユーザーは一連のサーバーに関する情報を確認することができます。
ダイアグラム ビューの[詳細ビュー]ペインで、iDRAC オブジェクトの下にある iDRAC グループ マネージャー、iDRAC グループ
マネージャーのステータス、および iDRAC グループ名に関する情報を確認できます。この機能の詳細については、サポート サイ
トで入手可能な『iDRAC9
バージョン
3.00.00.00
ユーザーズ
ガイド
』を参照してください。この機能は、Dell EMC サーバーおよび
ラック型ワークステーション モニタリング(ライセンス対象)機能の iDRAC および iSM の両方の方法で検出されたサーバーで使
用できます。
イベント自動解決
このセクションでは、イベント自動解決機能を使用した Dell デバイス イベントの自動解決または確認について説明します。
Microsoft System Center Operations Manager 向け Dell EMC Windows Server Agent-based and iDRAC7 or iDRAC8 SNMP Management
Pack は、Dell デバイスからイベントを受信して処理します。これらのイベントは、問題、情報、および解決イベントとして幅広く
分類できます。これらのイベントはすべて、手動で閉じるまでコンソールに残ります。ノードで問題が解決された後でも、問題イ
ベントと対応する解決イベントは、手動で確認されるまでコンソールに残ります。イベント自動解決機能は、このような Dell デバ
イスイベントを自動的に解決または確認します。
イベントの自動解決は、次のように分類できます。
● 問題から問題 - 1 つの問題イベントが別の問題イベントを解決します。たとえば、温度センサーは、警告しきい値を超えたとき
に警告イベントを送信します。アクションがない場合、特定の時間が経過すると、同じセンサーは重要イベントを超えたとき
に重要イベントを送信します。この場合、警告イベントは存在しないため、警告イベントの重要性はありません。警告イベン
トは確認され、コンソールには重要イベントだけが表示されます。
● 問題から解決 - 1 つの解決イベントまたは正常イベントが問題イベントを解決します。たとえば、温度センサーは、警告しきい
値を超えたときに警告イベントを送信します。管理者が適切なアクションを実行すると、同じセンサーが、一定時間の経過後
に、解決イベントまたは通常イベントを送信します。この場合、警告イベントは存在しないため、警告イベントの重要性はあ
りません。警告イベントは確認され、コンソールには通常イベントだけが表示されます。
この機能は、iDRAC WS-Man を介して検出されたサーバーでのみ使用できます。デフォルトでは、イベント自動解決は無効になっ
ています。イベント自動解決の有効化タスクを使用して、この機能を有効にします。イベント自動解決の有効化やイベント解決の
無効化などのタスクは、[Dell EMC] > [Dell EMC Feature Management Dashboard] > [Dell EMC サーバーおよびラック型ワーク
ステーション モニタリング(ライセンス対象)] > [Dell EMC モニタリング機能タスク]で実行できます。
iDRAC および iSM を介して検出された PowerEdge サーバーの容量計画
Dell サーバー容量チェック ユニット モニターを使用して、サーバーの使用率が設定された容量しきい値を超えたかどうかを監視で
きます。ユニット モニター - Dell サーバー容量チェックでは、各サーバーの最後の 1 日のシステムまたは CUPS の平均使用率を、
設定されている容量しきい値と比較して監視します。このユニット モニターはデフォルトでは無効に設定されています。Dell サ
ーバー容量チェック ユニット モニターを有効にするには、パフォーマンスおよび電源モニタリングのユニット モニターの有効
化 、p. 47 を参照してください。
最小しきい値は 1 で、最大しきい値は 99 です。デフォルトのしきい値は 60 です。しきい値は、指定された範囲内で設定できま
す。つまり、1~99 です。指定した範囲以外のしきい値を指定すると、そのしきい値はデフォルト値にリセットされます。
最後の 1 日のシステムまたは CUPS の平均使用率が設定されたしきい値を超えると、サーバごとに警告イベントが生成されます。
最後の 1 日のシステムまたは CUPS の平均使用率が設定されたしきい値内に戻ると、警告イベントが自動的に解決されます。
警告アラートの詳細は、[モニタリング]の下の[アラート詳細]ペインで確認できます。
リファレンス トピック 105