Users Guide

ドメインコントローラ上の OpenManage Essentials のイン

ストール

ドメインコントローラ上に OpenManage Essentials をインストールする場合は、リモートデータベースと一

緒に OpenManage Essentials をインストールすることをお勧めします。ドメインコントローラ上で SQL

Server

を実行する場合、特定の制限があり、ドメインコントローラのリソース要求を考慮に入れると、SQL

Server のパフォーマンスが低下し、OpenManage Essentials のパフォーマンスに影響を及ぼす場合がありま

す。ドメインコントローラ上で SQL Server を実行する場合の制限の詳細については、

support.microsoft.com で Microsoft Knowledge Base の記事 ID 2032911 を参照してください。

メモ: 安全のために、ドメインコントローラ上には SQL サーバー 2012 をインストールしないことをお

勧めします。SQL Server セットアップは、ドメインコントローラに SQL Server をインストールします

が、次の制限事項が適用されます。

• ローカルサービスアカウントを使って SQL Server サービスをドメインコントローラ上で実行する

ことはできません。

• SQL Server がシステムにインストールされた後、システムをドメインメンバーからドメインコント

ローラへ変更することはできません。ホストシステムをドメインコントローラへ変更する前に、

SQL Server をアンインストールする必要があります。

• SQL Server フェールオーバークラスタインスタンスは、クラスタノードがドメインコントローラで

あるところではサポートされていません。

• SQL Server セットアップでは、読み取り専用ドメインコントローラ上ではセキュリティグループま

たはプロビジョニング

SQL Server サービスアカウントを作成できません。この場合、セットアップ

は失敗します。

ドメインコントローラ上の OpenManage Essentials を設定する場合は、次の前提条件を満たしていることを

確認します

• OpenManage Essentials がインストールされているシステムとリモートデータベースシステム間のネッ

トワーク通信が機能していることを確認します。

• SQL Server ユーザーは、データベースをバックアップ、作成、設定する許可を持っていることを確認し

ます。

• SQL Server 認証を使用している場合は、SQL Server および Windows 認証モードが SQL Server 内で有効

になっていることを確認します。「SQL Server での SQL Server 認証と Windows 認証の有効化」を参照し

てください。

• TCP / IP が SQL Server で有効になっていることを確認します。「SQL Server の TCP/IP ステータスの確

認」を参照してください。

ドメインコントローラへの OpenManage Essentials のインストール後は、次の事柄に注意してください。

• デフォルトで、ドメイン管理者グループが OmeAdministrators および OmePowerUsers 役割のメンバ

ーとして追加されています。

• Windows のローカルユーザーグループは OpenManage Essentials の役割には含まれていません。

OmeAdministrators、OmePowerUsers、または OmeUsers 特権は、ユーザーまたはユーザーグループ

を OpenManage Essentials Windows グループに追加することによって、ユーザーとユーザーグループに

付与することができます。

OmeSiteAdministrators 特権は、OmeAdministrators によるデバイスグルー

プ許可ポータルを介した付与が可能です。

以下のセクションでは、リモートまたはローカルデータベースのあるドメインコントローラ上で

OpenManage Essentials をインストールしてセットアップする手順を示しています。