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トラップ転送
簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)トラップは、管理下デバイスでのセンサーや他の監視対象パラ
メーターのステータスに変化が生じたときに生成されます。これらのトラップを正しく転送するために、
IP
アドレスまたはホスト名で定義された SNMP トラップ宛先を設定する必要があります。オリジナルフォー
マットと
OMEssentials フォーマットの両方で SNMPv1 と SNMP v2 トラップを転送する方法の詳細に関し
ては、「アラートの転送使用事例シナリオ」を参照してください。
例えば、OpenManage Essentials を使用してアソシエーションを作成しており、トラップを Enterprise
Manager
に転送しているマルチティアの企業環境では、トラップ転送を使用する必要がある場合がありま
す。
トラップをローカルで処理してから宛先に転送したり、単に宛先に転送したりします。
このウィンドウで、トラップ転送の設定でのパラメータを指定します。
表 191. トラップ転送
フィールド 説明
Destination(送信先) エンタープライズ管理アプリケーションをホストし
ているシステムの IP アドレスまたはホスト名を指
定します。
コミュニティ 宛先 IP アドレスまたはホスト名が属する SNMP コ
ミュニティを指定します。
オリジナルフォーマットでのトラップの転送
このチェックボックスを選択して、OpenManage
Essentials
が受信したものと同じフォーマットでト
ラップを転送します。
テスト処置 指定のコミュニティ文字列を使用して、指定の送信
先にテストトラップを転送します。
カテゴリおよびソースの関連性
OpenManage Essentials には、Dell 管理エージェント用に事前定義されて実装済みのアラートカテゴリおよ
びソースが多数あります。任意の事前定義されたアラートカテゴリまたはソースを選択して、アラート処置
やフィルタに関連付けます。
カテゴリとアラートソースの詳細および完全なリストについては、「アラート
カテゴリ」を参照してください。
デバイスの関連性
事前定義されたグループ(デバイスの種類)、カスタムグループ、特定のデバイス、またはデバイスクエリを
選択できます。デバイスの関連は、現在、事前定義されたグループのみを対象にしています。
カスタムグループの場合、カスタムグループの新規作成ウィザード を使用してカスタムグループを作成しま
す。作成したカスタムグループはツリーに表示されます。
デバイスクエリを使用するには、リストからクエリを選択します。
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