Users Guide

iDRAC サービスモジュールの導入
メモ: iDRAC サービスモジュールは、次の条件を満たしているサーバーのみに導入できます。
64 ビットの Windows または Linux オペレーティングシステムを実行している Dell PowerEdge
12 世代以降のサーバー
iDRAC ファームウェアバージョン 1.51.51 またはそれ以降
iDRAC とサーバーは OpenManage Essentials 内で検出される必要があります。
iDRAC サービスモジュールの導入タスクは、ターゲットサーバーで次の条件を満たす必要があります。
Windows Management Instrumentation サービスが実行されていること。
デフォルトの Temp フォルダC:\Users\<username>\AppData\Local\Tempを使用可能なこと。Temp
が削除されたり移動されたりしていないことを確認してください。
Windows または Linux オペレーティングシステムを実行しているサーバーに iDRAC サービスモジュールを
導入するタスクを作成することができます。また、iDRAC タスク導入タスクをスケジュールするための日付
と時刻を計画することも可能です。
iDRAC サービスモジュール導入タスクを作成するには、次の手順を実行します。
1. 管理リモートタスク一般タスク導入タスクの作成 をクリックします。
2. 一般 iDRAC サービスモジュール を選択してタスク名を入力します。Windows ベースのサーバーに
iDRAC サービスモジュールを導入するには、Windows を選択し、インストールのパスを入力して、必
要な場合は引数を入力します。Linux ベースのサーバーに iDRAC サービスモジュールを導入する場合
は、Linux を選択し、インストールパスを入力して、信頼済みキーの生成 および 再起動の許可 を選択し
ます。.rpm パッケージを使用して iDRAC サービスモジュールを導入するには、GPG キーのアップロー
ドおよびインストール
を選択します。
メモ: Linux での iDRAC サービスモジュールの導入は、iDRAC サービスモジュールの前提条件をイ
ンストールしてから実行します。
3. タスクのターゲット で、次のいずれかを実行します。
ドロップダウンリストでクエリを選択するか、新規 ボタンをクリックして新規クエリを作成します。
このタスクを実行するサーバーを選択し、次へ をクリックします。
メモ: iDRAC サービスモジュールの導入に該当しないデバイスは、タスクターゲット で選択す
ることはできません。
タスクターゲット でそのようなデバイスにマウスのポインタを置くと、
iDRAC サービスモジュールを導入できない理由を示すツールヒントが表示されます。デバイ
ス機能を上書きして、すべてのデバイスをタスクターゲットとして選択できるようにする場合
は、
すべてを有効にする を選択します。
4. タスクを有効化するには、スケジュールと資格情報 でスケジュールパラメータを設定し、ユーザー資格
情報を入力します。
5. Sudo ユーザーとして iDRAC サービスモジュールを導入する場合は、Sudo の有効化 を選択して、SSH
ポート 番号をアップデートします。
メモ: Sudo を使用して iDRAC サービスモジュールを導入する前に、新しいユーザーアカウントを
作成し、visudo コマンドを使用して sudoers ファイルを編集してから、以下を追加します。
Cmnd_Alias OMEUPDATE = /bin/tar,/bin/cat,/bin/rpm,/opt/dell/
srvadmin/bin/omexec,/tmp/LinuxPreInstallPackage64/runbada,/tmp/
LinuxPreInstallPackage64/omexec <sudo_username> ALL=OMEUPDATE,
NOPASSWD:OMEUPDATE
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