Users Guide
デバイスの検出とインベントリ 47
パラレルスレッドの実行数を制御するには、検出スロットルコントロールを
左右に動かします。最大に設定すると、
32
のパラレルスレッドの実行が実際
に可能になります。スロットルが
50%
の時、一度に実行可能なスレッド数は
16
のみです。
検出サービスはパラレルスレッディング動作に最適化されているため、システム
は、同じスロットル設定であっても、より多くのシステムリソースを活用できま
す。検出速度と
OpenManage Essentials
で使用可能なシステムリソースの間で、
納得のいくバランスを取るために、システムリソースを監視することが推奨されま
す。スロットルの増減は、実行されているシステムと利用可能なリソースの有無に
よります。新しいスロットル設定に調整されるまで、検出サービスに最高数分かか
る場合があります。
メモ:
中~大規模(数百~数千デバイス)ネットワーク上での検出時間を最短にす
るためには、マルチプロセッサシステムに、
OpenManage Essentials サービスを
インストールすることを推奨します。
インベントリのスケジュール
1
管理
→
検出とインベントリ
→
設定
→
インベントリのスケジュール
の順に
クリックします。
2
インベントリスケジュールの設定
で、次の手順を行います。
a
希望のスケジュールパラメータを選択します。
b
(
オプション)
より高速なタスク実行のためにタスク速度のスライダを調
整することができますが、より多くのシステムリソースが消費されます。
インベントリ速度スライダ制御
—
この制御は、検出スロットルとほぼ
同じように動作し、インベントリサイクル中に使用されるスレッド数を
制御します。デフォルトで、最大数の
32
スレッドがインベントリ処理
の実行専用に設定されています。このスロットルは、実際に使用される
スレッド数を制御します。
メモ:
スロットル制御の各目盛りは 10 % であり、範囲は 10 % ~ 100 %
です。デフォルトで、検出のスロットルは 60% に設定されています。