Users Guide
46 デバイスの検出とインベントリ
設定済みの検出とインベントリ範囲の表示
OpenManage Essentials
で、
管理
→
検出とインベントリ
→
検出範囲
→
検出
範囲
→
包括範囲
の順にクリックします。
検出のスケジュール
1
管理
→
検出とインベントリ
→
設定
→
検出のスケジュール
の順にクリック
します。
2
検出スケジュールの設定
で、次を実行します。
a
希望のスケジュールパラメータを選択します。
b
(オプション)
より高速なタスク実行のためにタスク速度のスライダを
調整することができますが、より多くのシステムリソースが消費され
ます。
c
計装デバイスをすべて検出します。
検出速度スライダバー
これは検出スロットルとも呼ばれ、検出の速度、および検
出によって消費されるネットワークとシステムのリソースを制御します。これは
次を制御することによって行われます。
•
同時に実行することが可能な検出スレッド数
•
ネットワークの
ping
スイ―プ中における通信デバイス間でのミリ秒単位の
遅延
メモ:
スロットル制御の各目盛りは 10 % であり、範囲は 10 % ~ 100 % です。
インベントリスロットルは、
OpenManage Essentials で h デフォルトで 60 % に
設定されています。
IT Assistant からのアップグレードの際には、スロットル制御
は以前に設定された値が保持されます。
マルチスレッディング
Dell OpenManage Essentials
は、
IT Assistant
で導入されたネットワーク監視
サービスにおける最適化されたパラレルスレッディングの実装を改善します。
検出処理では
I/O
が非常に集中的に使用されるため、検出処理をパラレル動作に
することによることで検出処理を最適化することができます。この動作では、パ
ラレルに実行されるスレッド(マルチスレッドとして知られています)が、複数
のデバイスに対するリクエスト送信と応答処理を一度に実行します。
ある程度までは、パラレスで動作するスレッド(それぞれ異なるデバイスとの通
信)の数が多くなるほど検出速度が早くなり、ネットワーク全体の輻そうや遅延
が回避されます。検出処理では、デフォルトで一度に最大
32
のスレッドをパラ
レル(同時)に実行することが可能です。