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セキュリテイ設定の管理 147
セキュリテイ設定の管理
セキュリティの役割および許可の使用
OpenManage Essentials
は、ロールベースアクセス制御(
RBAC
)、認証、およ
び暗号化を介してセキュリティを提供します。
RBAC
は、特定の役割を持つ人に
よって実行される操作を決定することにより、セキュリティを管理します。各
ユーザーはそれぞれ、
1
つ、または複数の役割を割り当てられ、各役割には、そ
の役割でユーザーが許可される
1
つ、または複数のユーザー特権が割り当てられ
ます。
RBAC
の使用により、セキュリティ管理は組織の構成に細かく対応します。
OpenManage Essentials
の役割、およびそれらに関連付けられたパーミッショ
ンは次のとおりです。
• OpenManage Essentials
ゲストは、初期ログインにおいて全ユーザーに
割り当てられるデフォルトの役割です。この役割にはパーミッションは割り
当てられておらず、
Windows
ユーザーグループリストに表示されません。
これによりシステム管理者は、不正ユーザーがコンソールにアクセスしよう
とするのを監視することができます。
• OpenManage Essentials
ユーザーには読み取り専用アクセスがありま
すが、他の操作は実行できません。
OME
ユーザーは、コンソールにログ
インし、検出とインベントリタスク、設定の表示、およびイベントの承認
を行うことができます。
Windows
ユーザーグループは、このグループに
所属します。
• OpenManage Essentials
管理者は
OpenManage Essentials
内のすべて
の操作に対する完全なアクセス権を保有します。
Windows
管理者グループ
は、このグループに属します。
Microsoft Windows 認証
対応する
Windows
オペレーティングシステム用の
OpenManage Essentials
認証は、
Windows NT LAN Manager
(
NTLM
)モジュールを使用して認証す
るオペレーティングシステムのユーザー認証システムに基づいています。ネット
ワークでは、この基本認証システムで
OpenManage Essentials
のセキュリティ
をネットワークの全体的なセキュリティスキーム統合することが可能になります。