Users Guide
Dell OpenManage Essentials は SQL Server 2008 以前のバージョンの SQL Server にはイン
ストールまたはアップグレードできません。可能な移行の情報および追加詳細については FAQ を参照して
ください。
この場合、SQL Server 2005 からデータを手動で移行して OpenManage Essentials バージョン 1.2 にアップグレー
ドすることができます。以下の手順を実行してください。
1. OpenManage Essentials バージョン 1.0.1 または 1.1 データベースのバックアップを作成します。
2. OpenManage Essentials バージョン 1.0.1 または 1.1 のデータを SQL Server 2005 から SQL Server 2008、2008
R2、または 2012 に移行します。詳細については、http://en.community.dell.com/techcenter/systems-
management/f/4494/t/19440364.aspx にある「OpenManage Essentials
データベース再ターゲットプロセス」
を参照してください。
3. OpenManage Essentials バージョン 1.0.1 または 1.1 が移行したデータベースに接続して正常に機能するこ
とを確認してください。
4. OpenManage Essentials バージョン 1.2 インストーラを起動してアップグレードを完了します。
メモ: SQL Server 2012 を使用する OpenManage Essentials バージョン 1.2 へのアップグレード後は、
SQLEXPRESSOME インスタンスが作成され、OpenManage Essentials バージョン 1.0.1 または 1.1 からのデー
タが OpenManage Essentials バージョン 1.2 に移行されます。
タスク
質問:ソフトウェアアップデートタスクまたはリモートタスクの作成や実行に失敗した場合は、どのような
トラブルシューティングを実行できますか?
回答:Windows サービスで DSM Essentials Task Manager サービスが実行されていることを確認してください。
質問:OpenManage Server Administrator を展開するときにどのようにコマンドライン機能を使用しますか?
回答:無人インストールは次の機能を提供します。
• 無人インストールをカスタマイズするオプションのコマンドライン設定セット。
• 特定のソフトウェア機能のインストールを指定するカスタマイズパラメータ。
オプションのコマンドライン設定
次の表に、msiexec.exe MSI インストーラで使用可能なオプションの設定を示します。コマンドラインで、
msiexec.exe の後に各設定の間にスペースを入れてオプションの設定を入力します。
メモ: Windows Installer Tool のすべてのコマンドラインスイッチに関する完全な詳細については、
support.microsoft.com を参照してください。
表
3. MSI インストーラのコマンドライン設定
設定 結果
/i <Package|Product Code>
このコマンドを使用すると、製品がインストールま
たは設定されます。
/i SysMgmt.msi – Server Administrator ソフトウェアが
インストールされます。
/i SysMgmt.msi /qn このコマンドを使用すると、バージョン 6.1 のフレッ
シュインストールが実行されます。
/x <Package|Product Code>
このコマンドを使用すると、製品がアンインストー
ルされます。
/x SysMgmt.msi – Server Administrator ソフトウェアが
アンインストールされます。
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