Users Guide
トークンについて
バッチ、スクリプト、または実行可能ファイルに値を渡すときに使用できるトークンは以下のとおりです。
• $IP および $RAC_IP — これらの引数を使用すると、コマンドラインタスクの作成 画面に タスクのター
ゲット タブが表示されます。タスクのターゲット タブでは、引数を渡すターゲットを選択できます。
$IP はサーバー IP の代わりに使用され、$RAC_IP は RAC (iDRAC) IP の代わりに使用されます。タスクの
ターゲット タブから、グループまたはデバイスを選択するか、動的クエリを使用できます。
• $USERNAME および $PASSWORD — 一部のインスタンスでは、バッチファイルまたはスクリプトファ
イルでリモートシステムに対する資格情報を指定する必要があります。$USERNAME または
$PASSWORD が引数で使用されると、これらの値に対する スクリプト資格情報 の項が表示されます。
スクリプト資格情報 の項に入力された資格情報はコマンドラインに渡されます。いずれかの値また
は両方の値を渡すことができます。
メモ: スクリプト資格情報 の項には両方の値を入力する必要があります。1 つの値を使用する必
要がない場合は、フィールドに任意のテキストを入力すると、トークンが使用されない場合に無
視されます。
• $NAME — このトークンは、OpenManage Essentials デバイスツリー で見つかったシステムの名前を渡
します。多くの場合、この名前はシステムのホスト名ですが、一部のインスタンスでは、IP アドレス
か、Dell Rack System – SVCTAG1 などの文字列になることがあります。
スクリプトへのトークンの受け渡し
バッチファイルまたはスクリプトを使用している場合は、%1、%2、%3 の形式を使用して OpenManage
Essentials から渡される値を受け取ってください。値は 引数 フィールドの左から右に入力された順番に渡さ
れます。
例えば、引数として $USERNAME $PASSWORD $IP $RAC_IP $NAME を使用する場合、バッチファイルとそれに
続く Echo %1 %2 %3 %4 %5 により、以下の結果が表示されます。
C:\Windows\system32>echo scriptuser scriptpw 10.36.1.180 10.35.155.111 M60505-W2K8x64 scriptuser scriptpw
10.36.1.180 10.35.155.111 M60505-W2K8x64
メモ: 資格情報はプレーンテキストでコマンドラインに渡されます。タスクを後で実行するようにスケ
ジューリングしている場合は、資格情報は暗号化され、データベースに保存されます。資格情報は、タ
スクがスケジューリングされた時間に実行されたときに解読されます。ただし、前に作成されたタスク
で RUN オプションを使用している場合は、システムの管理者資格情報とスクリプト資格情報の両方を入
力してください。
サーバー電源オプションの管理
サーバーの電源を管理するためのタスクを作成することができます。
メモ: 電源タスクには、選択したターゲット上で Windows Management Instrumentation が実行されている
必要があります。
リモートタスクを作成するには、次の手順を実行します。
1. OpenManage Essentials から、管理 → リモートタスク → 一般タスク → 電源タスクの作成 をクリックし
ます。
2. 電源タスクの作成 の 一般 で、次を行います。
–
タスク名を入力します。
– 電源オプションを選択します。必要に応じて、OS を最初にシャットダウンする を選択して、電
源タスクを開始する前にオペレーティングシステムをシャットダウンします。
3. タスクのターゲット で、次のいずれかを実行します。
– ドロップダウンリストでクエリを選択するか、新規 ボタンをクリックして新規クエリを作成しま
す。
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