Users Guide
範囲の除外
除外範囲を設定して、サーバーが検出される / 再検出されることを防止するか、デバイスツリーに表示され
るデバイス数を制限します。検出タスクから範囲を除外するには、次の手順を行います。
1. OpenManage Essentials から、管理 → 検出とインベントリ → 一般タスク → 除外範囲の追加 を選択しま
す。
2. 除外範囲の設定
で、IP アドレス / 範囲またはホスト名を指定し、
追加 をクリックします。
3. 終了
をクリックします。
設定済みの検出とインベントリ範囲の表示
OpenManage Essentials
で、
管理 → 検出とインベントリ → 検出範囲 → すべての範囲 をクリックします。
検出のスケジュール
1. 管理 → 検出とインベントリ → 一般タスク
→
検出のスケジュール をクリックします。
2. 検出スケジュールの設定
で、次を実行します。
a)
希望のスケジュールパラメータを選択します。
b) (オプション) より高速なタスク実行のためにタスク速度のスライダを調整することができますが、
より多くのシステムリソースが消費されます。
c)
計装デバイスをすべて検出します。
検出速度スライダバー
これは検出スロットルとも呼ばれ、検出の速度、および検出によって消費されるネットワークとシステムの
リソースを制御します。これは次を制御することによって行われます。
• 同時に実行することが可能な検出スレッド数
• ネットワークの
ping スイ―プ中における通信デバイス間でのミリ秒単位の遅延
メモ: スロットル制御の各目盛りは
10 % であり、範囲は 10~100 % になっています。OpenManage
Essentials では、検出スロットルはデフォルトで 60 % に設定されています。IT Assistant からのアップグ
レード後も、スロットル制御は以前設定した値が維持されます。
マルチスレッディング
Dell OpenManage Essentials
は、IT Assistant で導入されたネットワーク監視サービスにおける最適化されたパ
ラレルスレッディングの実装を改善します。
検出処理では I/O が非常に集中的に使用されるため、検出処理をパラレル動作にすることによることで検出処
理を最適化することができます。この動作では、パラレルに実行されるスレッド(マルチスレッドとして知
られています)が、複数のデバイスに対するリクエスト送信と応答処理を一度に実行します。
ある程度までは、パラレスで動作するスレッド(それぞれ異なるデバイスとの通信)の数が多くなるほど検
出速度が早くなり、ネットワーク全体の輻そうや遅延が回避されます。検出処理では、デフォルトで一度に
最大 32 のスレッドをパラレル(同時)に実行することが可能です。
パラレルスレッドの実行数を制御するには、検出スロットルコントロールを左右に動かします。最大に設定
すると、32
のパラレルスレッドの実行が実際に可能になります。スロットルが 50% の時、一度に実行可能な
スレッド数は 16 のみです。
検出サービスはパラレルスレッディング動作に最適化されているため、システムは、同じスロットル設定で
あっても、より多くのシステムリソースを活用できます。検出速度と OpenManage Essentials
で使用可能なシ
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