Users Guide
または
$RAC_IP を
引数
で使用すると、各ターゲットの IP アドレスをコマンドに渡すことにより、選択
されたターゲットに対してコマンドを実行できます。
メモ: トークンまたは引数を必要としないコマンドを実行している場合は、スクリプト資格情報 の
項と
タスクのターゲット
タブは表示されません。
6. (
オプション)最初にデバイスに対して ping を実行する場合は、
デバイスの
ping を選択します。
7. (
オプション)
ファイルへ出力
を選択して、複数のターゲットからタスクの出力をキャプチャします。
パスおよびファイル名を入力します。
– 選択したターゲットすべてからの情報をログするには、追加 を選択します。
– 検知されたエラーのすべてをログファイルに書き込むには、エラーを含める を選択します。
8. タスクのターゲット で、次のいずれかを実行します。
– ドロップダウンリストでクエリを選択するか、新規
ボタンをクリックして新規クエリを作成しま
す。
– コマンドを実行するターゲットを選択します。
9. スケジュールと資格情報
で、OpenManage Essentials システムでコマンドを実行するための権限を持つロ
ーカル管理者資格情報を入力します。タスクのスケジュールを設定して、
終了 をクリックします。
詳細に関しては、「トークンについて」と「一般コマンド」を参照してください。
トークンについて
バッチ、スクリプト、または実行可能ファイルに値を渡すときに使用できるトークンは以下のとおりです。
• $IP
および $RAC_IP — これらの引数を使用すると、
コマンドラインタスクの作成 画面に タスクのター
ゲット
タブが表示されます。
タスクのターゲット
タブでは、引数を渡すターゲットを選択できます。
$IP はサーバー IP の代わりに使用され、$RAC_IP は RAC (iDRAC) IP の代わりに使用されます。
タスクの
ターゲット
タブから、グループまたはデバイスを選択するか、動的クエリを使用できます。
• $USERNAME
および $PASSWORD — 一部のインスタンスでは、バッチファイルまたはスクリプトファ
イルでリモートシステムに対する資格情報を指定する必要があります。$USERNAME または
$PASSWORD が引数で使用されると、これらの値に対する
スクリプト資格情報 の項が表示されます。
スクリプト資格情報
の項に入力された資格情報はコマンドラインに渡されます。いずれかの値また
は両方の値を渡すことができます。
メモ: スクリプト資格情報
の項には両方の値を入力する必要があります。1 つの値を使用する必
要がない場合は、フィールドに任意のテキストを入力すると、トークンが使用されない場合に無
視されます。
• $NAME
— このトークンは、OpenManage Essentials
デバイスツリー で見つかったシステムの名前を渡
します。多くの場合、
この名前はシステムのホスト名ですが、一部のインスタンスでは、IP アドレス
か、
Dell Rack System – SVCTAG1 などの文字列になることがあります。
スクリプトへのトークンの受け渡し
バッチファイルまたはスクリプトを使用している場合は、
%1、%2、%3 の形式を使用して OpenManage
Essentials から渡される値を受け取ってください。値は
引数 フィールドの左から右に入力された順番に渡さ
れます。
例えば、引数として $USERNAME $PASSWORD $IP $RAC_IP $NAME を使用する場合、バッチファイルとそれに
続く Echo %1 %2 %3 %4 %5 により、以下の結果が表示されます。
C:\Windows\system32>echo scriptuser scriptpw 10.36.1.180 10.35.155.111 M60505-W2K8x64 scriptuser scriptpw
10.36.1.180 10.35.155.111 M60505-W2K8x64
メモ: 資格情報はプレーンテキストでコマンドラインに渡されます。タスクを後で実行するようにスケ
ジューリングしている場合は、資格情報は暗号化され、データベースに保存されます。資格情報は、タ
スクがスケジューリングされた時間に実行されたときに解読されます。ただし、前に作成されたタスク
で RUN オプションを使用している場合は、システムの管理者資格情報とスクリプト資格情報の両方を入
力してください。
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