Users Guide
2. スイッチ非依存 ― この方法では、サーバ上のオペレーティングシステムと NIC デバイスドライバを使用して NIC をチーム化し
ます。各 NIC ベンダーが提供する実装は若干異なる場合があり、その長所と短所も異なります。
NIC パーティショニング(NPAR)は、NIC チーミングの動作に影響を与えることがあります。NIC パーティショニングに関連する
NIC ベンダーによって実装された制限によって、特定の設定では特定の種類のチーミングが妨げられます。
次の制限は、フルスイッチモードと SmartFabric モードの両方に適用されます。
1. NPAR が使用中でない場合、スイッチ依存(LACP)とスイッチ非依存の両方のチーミング方式がサポートされます。
2. NPAR が使用中の場合、スイッチ非依存のチーミング方式のみがサポートされます。スイッチ依存のチーミングはサポートされ
ません。
次の制限は、スイッチ依存(LACP)チーミングに適用されます。
1. iDRAC 共有 LOM 機能は、iDRAC の「フェールオーバー」オプションが有効になっている場合にのみ使用できる。
2. ホスト オペレーティング システムが Windows の場合は、LACP タイマーを「低速」(「通常」とも呼ばれる)に設定する必要があ
る。
サポートされているオペレーティング システムのリストは、『Dell EMC PowerEdge Mx7000
エンクロ
ー
ジャ設置およびサ
ー
ビス
マニュアル
』を参照してください。
メモ: SmartFabric では、4 つのポートがある LACP チームが作成され、その LACP チームから 2 つのポートを削除する場合、
LACP チーム全体を削除して、2 つのポートがある新しい LACP チームを作成する必要があります。
NIC チーミングの詳細な手順については、ネットワークアダプタまたはオペレーティングシステムのマニュアルを参照してくださ
い。
SmartFabric モードで使用可能な OS10 CLI コマンド
SmartFabric モードで動作している場合、ほとんどのスイッチ設定は OME-Modular GUI を使用して管理されます。レイヤー 3 ルーテ
ィングなどの一部の OS10 機能は無効になっています。ファブリック モードで動作するスイッチは、すべての OS10[show]コマ
ンドがサポートされますが、CLI 設定コマンドのサブセットのみがサポートされます。サポートされている CLI 設定コマンドの詳細
については、『Dell EMC SmartFabric OS10
ユ
ー
ザ
ー
ガイド
』を参照してください。
ファブリックの詳細の表示
既存のファブリックの詳細を表示するには、次の手順を実行します。
• デバイス ドロップダウンから ファブリック を選択します。
• ファブリックの表から目的のファブリックを選択し、詳細の表示 をクリックします。
ファブリックの詳細 ページが表示されます。
SmartFabric の追加
ファブリックを追加するには、次の手順に従います。
1. デバイス > ファブリック を順にクリックします。
ファブリック ページが表示されます。
2. ファブリックの追加 をクリックします。
ファブリックの作成 ウィンドウが表示されます。
3. 名前 と 説明 を入力し、次へ をクリックします。
4. ドロップダウンリストから 設計タイプ を選択します。
使用可能なオプションは次のとおりです。
• 同一シャーシ内で 2 台の MX5108n Ethernet スイッチ
• 同一シャーシ内で 2 台の MX9116n ファブリック スイッチング エンジン
• 異なるシャーシ内で 2 台の MX9116n ファブリック スイッチング エンジン
選択した設計タイプに基づいて、シャーシとスイッチ(A、B)を選択するオプションが表示されます。
5. シャーシとスイッチを選択します。
ケーブル接続のイメージが表示されます。
6. 次へ をクリックして、ファブリックのサマリを表示します。
ファブリックの詳細を印刷したり、詳細を PDF としてシステムに保存したりすることができます。
SmartFabric サービス 85