Users Guide
制約事項およびガイドライン
スケーラブルなファブリックを構築する場合は、次の制約事項およびガイドラインが適用されます。
• 同じファブリック内で異なるスイッチタイプは使用できません。たとえば、スロット A1 に MX9116n、スロット A2 に Mx5108n
など。
• ファブリック全体で異なるスイッチタイプを使用することはできます。たとえば、スロット A1 & A2 に MX9116n、およびスロ
ット B1 & B2 に MX5108n を使用できます。
• スケーラブルなファブリックの FSE および FEM IOM はすべて、同じ OME–Modular MCM グループにある必要があります。
MCM グループ 1 のシャーシの FEM は、MCM グループ 2 のシャーシで FSE に接続することはできません。
ファブリックスロット A とファブリックスロット B の両方にスケーラブルなファブリックを実装する場合は、次の制約事項が適用
されます。
• 各スケーラブルファブリックの IOM 配置は、同じシャーシ内で同じである必要があります。たとえば、最初のスケーラブルなフ
ァブリックに対する FSE がスロット A1 にある場合、2 番目の FSE は同じシャーシのスロット B1 にある必要があります。
• FEM が含まれているシャーシの場合、すべての 4 つの FEM は、FSE と同じシャーシに接続する必要があります。ファブリック
B の FEM は、ファブリック A の FSE と異なるシャーシで FSE に接続できません。
推奨される接続順序
MX9116n 上の QSSFP28-DD ポートは、どのような目的にも使用できます。次の表に、Fabric Expander Module(FEM)を搭載したシ
ャーシを FSE に接続する場合の推奨ポート順序を示します。表には、ファブリック A の参照 IOM が含まれていますが、ファブリッ
ク B の IOM には同じガイドラインが適用されます。
表 11. FEM を FSE に接続するときに推奨されるポート順序
シャーシ FSE ポート(Phys ポート)
1 & 2 FSE ポート 1(17/18)
3 FSE ポート 7(29/30)
4 FSE ポート 2(19/20)
5 FSE ポート 8(31/32)
6 FSE ポート 3(21/22)
7 FSE ポート 9(33/34)
8 FSE ポート 4(23/24)
9 FSE ポート 10(35/36)
10* FSE ポート 6(25/26)
* - デフォルトでは、ポート グループ 10 は FEM をサポートするように設定されていません。FEM をこのポートに接続する場合は、
OME - Modular インターフェイスを使用して、ポート モードを Fabric Expander に設定します。
メモ: ポート グループ 6、11、12(物理ポート 27/28、37/38、39/40)は、追加アップリンク、ISL、ラック サーバーなどに使
用できます。
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