Users Guide
イーサネット IO モジュール
MX7000 では、次のイーサネット I/O モジュール(IOM)がサポートされています。
• 管理された Ethernet スイッチ:
○ MX9116n ファブリックスイッチングエンジン
○ MX5108n Ethernet スイッチ
• 管理されていないデバイス:
○ MX7116n ファブリックエクスパンダーモジュール
○ PowerEdge MX 25 Gb イーサネット パススルー モジュール
○ PowerEdge MX 10GBASE-T イーサネットパススルーモジュール
イーサネット IOM は、ファブリック A および B でサポートされています。サポートされている IOM スロットの詳細については、
「IOM のサポートされているスロット構成」を参照してください。
Ethernet スイッチは、次の 2 つのモードで動作します。
• フルスイッチモード(デフォルト)
• SmartFabric サービスモードまたはファブリックモード
デフォルトでは、Ethernet スイッチはフル スイッチ モードで動作します。
フルスイッチ モードでは、スイッチは、OS10 および基盤となるハードウェアでサポートされているすべての機能を備えたフル L2/
L3 スイッチとして動作します。スイッチの設定は、CLI を使用して行います。CLI を使用したスイッチの設定の詳細については、
『OS10 Enterprise Edition
ユ
ー
ザ
ー
ガイド
』を参照してください。
メモ: MX7000 シャーシ スロットからの IOM の交換中に、プライマリー IOM を取り外してから、ISL ケーブルを取り外しま
す。
OME–Modular を使用して次のタスクが実行できます。
• ホスト名、SNMP、NTP の設定
• ポートブレイクアウトモードの設定
• 上下ポートの設定
• 正常性、ログ、アラート、イベントの監視
• ファームウェアのアップデートと管理
• 物理的トポロジの表示
• 電源制御操作の実行
SmartFabric サービスで使用できない機能またはネットワークアーキテクチャが必要な場合は、フルスイッチモードを使用すること
をお勧めします。
ファブリック モードの詳細については、「SmartFabric サービス」を参照してください。
イーサネット IOM の管理
[I/O モジュール]ページには、IOM の正常性および資産情報が表示されます。デバイス構成権限および電源制御権限を伴う Fabric
Manager ロールがある場合、I/O モジュール ページで次のタスクを実行できます。
• 電源の入れ直し—電源をオン/オフにする、IOM でのシステムの再取り付けの実行
• ファームウェアのアップデート(該当する場合)
• LED の点滅 - IOM 識別 LED をオン/オフにする
• インベントリの更新
ネットワーク IOM を設定して設定タスクを実行するには、デバイスの設定権限が必要です。
メモ: デフォルトでは、工場出荷時の IOM には永久ライセンスが付属しています。IOM に ONIE インストールを実行した場
合、永久ライセンスは削除され、評価用/試用ライセンスに置き換えられます。ONIE のインストールが完了した後、永久ライ
センスのインストールについて Dell サポートにお問い合わせいただくことをお勧めします。
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