Users Guide
カタログベースのコンプライアンスを使用したファームウェ
アのアップデート
1. OME–Modular Web インターフェイスで、[デバイス] > [ストレージ]の順に移動します。
2. ファームウェアをアップデートするストレージスレッドを選択します。
3. ファームウェアのアップデート をクリックします。
4. ベースラインを選択し、次へ をクリックします。
スケジュールのアップデート ページが表示されます。
5. 必要に応じて、アップデートのスケジュール オプションを選択します。
• 今すぐアップデート ― ファームウェアアップデートをすぐに適用します。
• 後でするようにスケジュール ― 後日ファームウェアをアップデートするようスケジュールします。必要な日付と時刻を選
択します。
• サーバー オプション — 必要に応じてアップデートの適用を選択します。
○ サーバーを直ちに再起動する - このチェック ボックスを選択すると、アップデートが送信され、サーバーが直ちに再起動
されます。ドロップダウンで再起動オプションを選択できます。使用できるオプションは次のとおりです。
▪ 正常な再起動(強制シャットダウンあり)
▪ 正常な再起動(強制シャットダウンなし)
▪ パワーサイクル
○ 次回のサーバー再起動のステージ - このチェック ボックスを選択すると、サーバーにアップデートが送信されます。ただ
し、サーバが次回に再起動されるまで、更新はインストールされません。
a.
ストレージエンクロージャのファームウェアのダウン
グレード
次の手順に従って、ストレージエンクロージャのファームウェアをロールバックします。
1. OME–Modular ウェブインタフェースで、デバイスストレージ の順に移動します。
2. システムを選択し、詳細の表示 をクリックします。
3. ファームウェアのロールバック をクリックします。
4. 使用可能なファームウェアのバージョンを選択し、確認 をクリックして続行します。
SAS IOM の管理
ストレージサブシステムの内部接続は、「ファブリック C」と呼ばれています。これは、コンピュートスレッドとストレージエンク
ロージャ間の通信モードとして機能します。「ファブリック C」は、FC ストレージ接続の SAS に使用され、ミッドプレーンを含みま
す。SAS IOM により、ストレージエンクロージャのドライブまたはストレージエンクロージャ全体をコンピュートスレッドにマップ
できるストレージ割り当てを作成できます。SAS IOM では、複数パス入出力を使用して、コンピュートスレッドからドライブエレ
メントへのアクセスを提供します。アクティブなモジュールは、SAS IOM を管理し、ファブリック上のすべてのインベントリおよ
びストレージの割り当てを担当します。
シングル幅のコンピュートスレッドは、x4 リンクを介して各 IOM に接続する Fab-C メザニンカードを 1 つサポートできます。リン
クの各レーンでは、各 SAS IOM への合計 48 Gbps リンクで 12 Gbps SAS をサポートしています。SAS IOM では、コンピュートスレ
ッドと PowerEdge MX5016s などの内部ストレージスレッド間の SAS 切り替えを提供するために Fab-C IOM が使用されます。
SAS の I/O モジュール ページで実行できるタスクの詳細については、「IOM の管理」を参照してください。
SAS IOM の概要
SAS IOM の 概要 ページには、IOM、シャーシ、最近のアラートのリスト、および最近のアクティビティの詳細が表示されます。IOM
情報は、モデル、電源の状態、ファームウェアのバージョン、ファブリックのタイプ、IOM の管理の役割で構成されています。管
理の役割には、次の 3 つのタイプがあります。
• アクティブ
• パッシブ
ストレージの管理 63