Users Guide
表 5. 管理モジュールインタフェース (続き)
インタフェース 説明
リモート RACADM コマンドライン
インターフェイス
このコマンドライン ユーティリティーを使用して、OME–Modular とそのコンポーネントを
管理します。リモートまたはファームウェア RACADM を使用できます。
• リモート RACADM は、管理ステーションで実行されるクライアントユーティリティで
す。これは、管理下システムで RACADM コマンドを使用するために帯域外ネットワー
ク インターフェイスを使用し、HTTPs チャネルも使用します。–r オプションは、ネッ
トワークで RACADM コマンドを実行します。
• ファームウェア RACADM には、SSH または Telnet で OME–Modular にログインしてア
クセスします。ファームウェア RACADM コマンドは、OME–Modular の IP、ユーザー
名、パスワードを指定しなくても実行できます。RACADM プロンプトの起動後、
RACADM プレフィックスを付けずに直接コマンドを実行することができます。
メモ: リモート RACADM のステータスに関係なく、リモート RACADM セッションの
ログ(ログインまたはログアウト)が[監査ログ]ページに表示されます。ただし、
リモート RACADM オプションが無効になっている場合、この機能は動作しません。
LCD 前面パネルの LCD を使用して、次の操作を行うことができます。
• アラート、OME–Modular IP アドレスまたは MAC アドレスの表示
• DHCP の設定
• OME–Modular 静的 IP の設定
• アクティブ MM の OME–Modular MAC アドレスの表示
• MM IP の末尾に付加された OME–Modular VLAN ID の表示(VLAN 設定済みの場合)
• 直接操作による管理—グループの作成、グループへの参加、グループからの離脱、グ
ループの削除
• コンピュート スレッドの交換状況での直接操作によるストレージ マッピングの解決
メモ: OME-Modular の応答によっては、データの更新に数秒かかる場合があります。
これは通常、1~5 秒ですが、OME-Modular がビジー状態の場合には長くなる可能性
があります。30 秒を超える場合は、GUI または RACADM を使用して OME-Modular
の応答を確認します。
LCD タッチパネルの詳細については、『Dell EMC PowerEdge MX7000
エンクロ
ー
ジャ設置
およびサ
ー
ビス
マニュアル
』を参照してください。
SSH SSH を使用して MX7000 シャーシに接続し、ローカルで RACADM コマンドを実行します。
RESTful API および Redfish Redfish スケーラブル プラットフォーム管理 API は、Distributed Management Task Force
(DMTF)によって定義された標準です。Redfish は、次世代のシステム管理インタフェー
ス標準で、スケーラブルかつセキュアでオープンなサーバ管理を可能にします。これは、
帯域外システム管理を実行するためにモデルフォーマットで定義されたデータに、RESTful
インタフェースのセマンティックを用いてアクセスする新しいインタフェースです。スタ
ンドアロンサーバからラックマウントサーバやブレードサーバといった広範囲のサーバ環
境、および大規模クラウド環境に適しています。
Redfish には、既存のサーバの管理方法に比べて次の利点があります。
• 簡便性と利便性が向上
• 高いデータセキュリティ
• 容易にスクリプト作成できるプログラマブルインタフェース
• 広く使用されている標準に準拠
詳細については、https://www.dell.com/openmanagemanuals にある『OME
および
OME -
Modular RESTful API
ガイド
』を参照してください。
SNMP SNMP を使用して、以下を実行します。
1. https://www.dell.com/support から OME-Modular MIB ファイルをダウンロードします。
2. MIB ウォーカーツールを使用して、OID を使用したサポートされている情報を取得しま
す。
メモ: SNMP SET はサポートされていません。
OME-Modular へのログイン 41