Users Guide
簡易展開の設定
簡易展開 機能を使用すると、iDRAC ユーザーインタフェース、IOM、IPv4 および IPv6 設定にアクセスするためのパスワードを設定
できます。これらの設定は、既存のコンピュートスレッドや IOM デバイスにすぐに適用できます。コンピュート スレッドが後から
シャーシに挿入されたときも[簡易展開]設定を適用できます。ただし、後から挿入した IOM には、[簡易展開]設定を適用でき
ません。
簡易展開 設定は、ジョブが実行されたときに検証されます。無効なパラメーターが使用されている場合、簡易展開 ジョブは失敗し
ます。[簡易展開]ジョブ パラメーターは、ジョブの実行中に委譲された任意の値を含めることができるため、評価されません。
簡易展開を有効または無効にする機能は、[簡易展開]を設定するコントロールが有効かどうかを決定する Web インターフェイス
機能です。バックエンドは、Web インターフェイスからのリクエストを処理するだけです。
メモ: 簡易展開設定がコンピュート スレッドに適用された後は、インベントリーが更新されると、OME–Modular Web インタ
ーフェイスに IP 設定が表示されます。
メモ: FC IOM に対して IPv4 または IPv6 が無効になっている場合、IOM の[簡易展開]ページのデバイス IPv4 アドレスまた
はデバイス IPv6 アドレスは空白になります。ただし、ネットワーク IOM の場合は、IPv4 および IPv6 のデバイス アドレスは
それぞれ[::]と[0.0.0.0]になります。
[簡易展開]を設定するには、次の手順を実行します。
1. デバイス > シャーシ > 詳細を表示 > 設定 > 簡易展開 を順にクリックします。
簡易展開 設定セクションを順に展開します。
2. iDRAC ユーザー インターフェイスにアクセスするためのパスワードを入力して確認します。
パスワードには、最大 20 文字を使用できます。
メモ: iDRAC IP 設定が変更された場合、OME-Modular コンソールからスレッドへの SSO は、デフォルトのインベントリ
ー タスクまたはインベントリーの手動更新が完了した後にのみ可能です。
3. [管理 IP]セクションで、[IPv4 を有効化]を選択して IPv4 ネットワーク設定を有効にし、[IPv4 ネットワーク タイプ]を選択
します。
使用可能なオプションは次のとおりです。
• 静的
• DHCP
4. IPv4 サブネット マスク と IPv4 ゲートウェイ を入力します。
メモ: IPv4 サブネット マスク と IPv4 ゲートウェイ オプションは、IPv4 ネットワーク タイプ が「静的」の場合にのみ表示
されます。
5. IPv6 ネットワーク設定を有効にするには、IPv6 を有効化 を選択してから IPv6 ネットワーク タイプ を選択します。
使用可能なオプションは次のとおりです。
• 静的
• DHCP
6. IPv6 ネットワークタイプ が静的である場合は、IPv6 プレフィックスの長さを選択して IPv6 ゲートウェイ を入力します。
7. 表示されたスロットのリストから、[簡易展開]設定を適用するスロット番号の横にあるチェック ボックスを選択します。
8. [ネットワーク IOM 設定]セクションで、IOM インターフェイスにログインするためのパスワードを入力して確認します。
9. IPv4 ネットワーク設定を有効にするには、IPv4 を有効化 を選択してから IPv4 ネットワーク タイプ を選択します。
使用可能なオプションは次のとおりです。
• 静的
• DHCP
10. IPv4 サブネット マスク と IPv4 ゲートウェイ を入力します。
メモ: IPv4 サブネット マスク と IPv4 ゲートウェイ オプションは、IPv4 ネットワーク タイプ が「静的」の場合にのみ表示
されます。
11. IPv6 ネットワーク設定を有効にするには、IPv6 を有効化 を選択してから IPv6 ネットワーク タイプ を選択します。
使用可能なオプションは次のとおりです。
• 静的
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