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シャーシ電源の設定
シャーシの電源設定を行うには、次の手順を実行します。
1. デバイス > シャーシ > 詳細の表示 > 設定 > 電源 の順にクリックします。
電源 設定セクションが展開されます。
2. 電力容量の有効化 を選択して、シャーシの最大消費電力容量を指定します。[電力上限]はシャーシの消費電力の上限です。電
力上限に達すると、電力の優先度に基づいてスレッドがスロットル調整されます。容量はワット、BTU/時、またはパーセンテ
ージで指定できます。[電力上限]オプションは、[電力制限の有効化]チェック ボックスが選択されている場合にのみ表示さ
れます。推奨される電力上限は 0 ~ 32767 ワットまたは 0 ~ 100% です。BTU / 時単位で電力上限を変更すると、W 単位の電
力上限も変更されます。
MX7000 シャーシでは、110 V と 220 V の電源をサポートしています。
3. 冗長性構成 セクションで、必要な冗長性ポリシーを選択します。
電源の冗長性ポリシーは、シャーシの消費電力と電源障害の許容度の管理を容易にします。使用可能なオプションは次のとおり
です。
• 冗長性なし - このポリシーは、エンクロージャの電源負荷をすべての PSU に分散させます。冗長性なしについては、具体的
な PSU 装着要件はありません。[冗長性なし]ポリシーの目的は、エンクロージャに追加されたデバイスの電力有効化に対
して可能な限り制限を設定することです。単一または複数の PSU に障害が発生した場合、エンクロージャは残りの PSU の
電力機能内で作動するパフォーマンスを制限します。
• グリッド冗長性 - このポリシーは、エンクロージャの電源負荷をすべての PSU に分散させます。6 台の PSU が 2 つのグルー
プに分けられています。グリッド A は PSU 1、2、3 で構成され、グリッド B は PSU 4、5、6 で構成されています。PSU を
1、4、2、5、3、6 の順序で装着することをお勧めします。ここで、各グリッドの同数の PSU はグリッド冗長性のために最
適化されています。最大 PSU 容量のグリッドにより、エンクロージャに追加されたデバイスの電力有効化の制限が決定しま
す。グリッドまたは PSU に障害が発生した場合、エンクロージャの電力は残りの PSU の間に分配されて単一の正常なグリ
ッドがシステムに電力を供給し続けますが、パフォーマンスが低下することはありません。
• PSU 冗長性 - このポリシーは、エンクロージャの電源負荷をすべての PSU に分散させます。PSU 冗長性については、具体
的な PSU 装着要件はありません。PSU 冗長性は 6 台の PSU の装着に対して最適化されており、エンクロージャは 5 台以内
の PSU で収まるようにデバイスの電力有効化を制限します。単一の PSU に障害が発生した場合、エンクロージャの電力は
残りの PSU の間で分散されますが、パフォーマンスが低下することはありません。PSU が 6 台未満の場合、エンクロージャ
は装着されているすべての PSU の台数内に収まるようにデバイスの電力有効化を制限します。単一の PSU に障害が発生し
た場合、エンクロージャは残りの PSU の電力機能内で作動するパフォーマンスを制限します。
4. [ホット スペアの構成]セクションで、[ホット スペアの有効化]を選択してホット スペアのプライマリー グリッドを設定しま
す。
ホット スペア機能は、電源供給ユニット(PSU)による電力使用率が低い場合に、PSU の総出力容量を考慮して電圧を調整し
ます。デフォルトでは、ホット スペアは有効になっています。ホット スペアが有効になっているときに電力使用率が下がる
と、冗長 PSU がスリープ状態になります。次の場合、ホット スペアは有効になりません。
• PSU 冗長性がアクティブになっていない。
• システム構成の電力バジェットが PSU の出力容量を超えている。
• グリッド冗長性ポリシーが選択されていない。
MX7000 PSU では、3 つの PSU ペアのホット スペア機能がサポートされています。この機能を使用すると、エンクロージャの
電力消費量が少なく、3 つの PSU ペアがエンクロージャの電源要件をすべて満たしている場合に、PSU ペアの 1 台をアクティ
ブ PSU に、1 台をスリープ モードの PSU にすることができます。これにより、エンクロージャ全体の電力要件が低くなってい
る場合に電力使用率が効率化されます。パートナーの PSU は、エンクロージャの電力要件が増加すると WAKE 信号を送信する
ことによって、ペアの PSU をスリープ モードから起動させます。MX7000 の PSU ペアは、1 と 4、2 と 5、および 3 と 6 です。
5. [プライマリー グリッド]オプションで、ドロップダウン リストからホット スペアを有効にする PSU を選択します。
6. [適用]をクリックしてシャーシの電源設定を保存します。
シャーシ管理ネットワークの設定
MX7000 シャーシに挿入されている管理モジュールのネットワーク設定を行うことができます。
• LAN/NIC インタフェース
• IPv4
24 OME-Modular へのログイン