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図 2. ネットワークと電源の停止 ― フローチャート

アラート CDEV4007 はネットワークまたは電源の問題に関連しており、次のように分類できます。

• 断続的/回復可能な問題―電力またはネットワークの一時的な停止。管理者はこれらのタイプの障害を特定し、ローカルまたは

リモートで回復処置を実行できます。バックアップリードは昇格させないでください。リードシャーシが自動的に接続を回復

するか、管理者が電力またはネットワークの問題を解決するまで待ちます。

• 部分的な障害 ― 両方の管理モジュールの失敗または誤動作、ただし残りのシャーシコンポーネントは動作している場合。バッ

クアップリードをリードシャーシとして昇格させ、新しいリードを通じてグループ管理機能を回復します。バックアップの昇格

や障害が発生したリードシャーシの実働状態への復元の詳細については、「リードシャーシのディザスターリカバリー」の項を参

照してください。

• 完全な障害 ― 致命的な障害。管理モジュールを含むすべてのシャーシコンポーネントが損傷しているか、応答していません。

バックアップリードをリードシャーシとして昇格させ、新しいリードを通じてグループ管理機能を回復します。バックアップリ

ードの昇格や障害が発生したリードシャーシへの参照の削除の詳細については、「リードシャーシのディザスターリカバリー」の

項を参照してください。

バックアップリードがリードシャーシとして引き継

ぎを行うシナリオ

このセクションでは、バックアップリードがシャーシグループのリードシャーシとして引き継ぐことができる状況について説明し

ます。

リードシャーシのディザスターリカバリー

電源障害、ネットワークの損失、両方の MM の故障などの致命的な障害によって、リードシャーシがアクセス不可になる、または

使用不可になる場合があります。このような場合は、バックアップを昇格させて障害が発生したリードシャーシから機能を引き継

がせ、システムの管理を続行することができます。

メモ: 新しいリードとしてバックアップリードを昇格させると、その障害の影響を受けていないメンバーシャーシのグループ

管理機能が復元されます。ただし、障害が発生したリードシャーシ上で復元される機能の範囲は限定的です。復元は、障害が

発生したリードシャーシ内の障害の重大度に基づいて行われます。

リードシャーシの復元中は、次の点に注意してください。

使用事例シナリオ 111