PowerEdge MX7000 シャーシ用 Dell EMC OpenManage Enterprise-Modular Edition バー ジョン 1.20.00 ユーザーズガイド June 2020 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 ©2018 -2020 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: 概要........................................................................................................................................ 8 主な機能.................................................................................................................................................................................8 本リリースの新機能.............................................................................................................................................................8 対応プラットフォーム..
MCM ダッシュボード..................................................................................................................................................38 シャーシの電源制御.......................................................................................................................................................... 38 シャーシのバックアップ.................................................................................................................................................. 38 シャーシの復元.................
テンプレートの導入...........................................................................................................................................................67 テンプレートの詳細 ページからのテンプレートの導入...................................................................................... 68 テンプレートの編集.......................................................................................................................................................... 68 テンプレートネットワークの編集................................................
章 11: ネットワークの管理............................................................................................................... 90 SmartFabric VLAN 管理および自動 QoS....................................................................................................................... 90 ネットワークの定義........................................................................................................................................................... 91 VLAN の編集.......................................................
ジョブの削除............................................................................................................................................................... 107 章 16: 使用事例シナリオ................................................................................................................ 109 MCM リードへのバックアップの割り当て.................................................................................................................109 バックアップ リードを持つシャーシ グループの作成.................................................
1 概要 Dell EMC OpenManage Enterprise Modular(OME-Modular)アプリケーションは、PowerEdge M9002m 管理モジュール(MM)ファ ームウェアで実行されます。OME-Modular を使用すると、スタンドアロンの PowerEdge MX シャーシまたは MX シャーシグループ を、1 つのグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)から簡単に設定および管理することができます。サーバの導入とファームウ ェアのアップデートに、OME-Modular を使用できます。シャーシに加えて、コンピュートスレッド、ネットワークデバイス、入出 力モジュール(IOM)、ストレージデバイスなどのシャーシコンポーネントを含めた全体的な正常性管理も実施できます。また、OMEModular を使用すると、ハードウェアで次の作業も実行できます。 • • • 管理ネットワークの接続。 検出とインベントリ。 監視および電源制御操作とサーマル機能。 OME-Modular を使用して、MX7000 プラットフォームの次のような主要ワークロードを管理できます。 • • • •
• • • • • • • • • • • • • • 空のスロット、またはコンピュート スレッドが占有するスロットでのテンプレートの導入。 ブレード サーバーに関連付けられているプロファイルを削除した後の MAC ID の再取得。 OME-Modular および OpenManage Enterprise の VLAN 定義の同期。 シャーシがオンボードされたときのアラート通知。 SmartFabric の前方エラー訂正(FEC)の設定。 サーバーを再起動せずに VLAN を伝播。 プロファイル適用後の ISO の起動を使用したオペレーティング システムの導入。 アップリンク障害検出の機能拡張。 Brocade MXG610s への racadm connect の有効化。 スレッド全体ではなく、iDRAC でのみハード リセットを実行。 デバイス グリッドでのデフォルトのソート順としての[名前]フィールドの設定。 ユーザー インターフェイスの右上角に表示される拡張アラートのポップアップ。 新しい SmartFabric アップリンク タイプ - Ethernet - スパニング ツリーなし。 故障した
表 1.
• • • Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC) — OME–Modular は iDRAC を介して仮想コンソールを管理します。 Repository Manager - OME–Modular は Repository Manager を使用して、共有ネットワークにカスタムリポジトリを作成し、カタ ログを作成します。カタログは、ファームウェアアップデートに使用されます。 OME–Modular は、OpenManage SupportAssist ログを iDRAC から抽出して、問題を解決します。 概要 11
2 管理モジュールファームウェアのアップデート この章では、管理モジュールファームウェアおよび MX7000 ファームウェアコンポーネントのアップデート方法について説明しま す。 MCM 環境で、リード シャーシからすべてのデバイスのファームウェア アップデートを実行します。また、IOM とストレージ スレ ッドをシャーシ コンポーネントとしてではなく個別のデバイスとして選択すると、ファームウェア アップデートに成功します。 メモ: OS10 をアップグレードする前に、必ず OME-Modular ファームウェアをアップグレードしてください。 次の方法を使用して、管理モジュールのファームウェアをアップデートすることができます。 1. パッケージ別の方法 - OME–Modular Web インターフェイスまたは RESTful API を使用します。 2. カタログベースのコンプライアンス方法 パッケージ別の方法を使用してファームウェアをアップデートするには、次の手順を実行します。 1. www.dell.com/support/drivers から DUP をダウンロードします。 2.
メモ:[設定]>[ファームウェア]>[カタログ管理]オプションの[追加]オプションを使用して、https://www.dell.com/ support からカタログをダウンロードします。 OME-Modular 1.20.00 を使用した MX7000 コンポ ーネントのアップデート OME-Modular 1.20.00 を使用して、MX7000 の次のコンポーネントをアップグレードすることができます。次の表に、MX7000 コン ポーネントの新しいバージョンを示します。 表 2. MX7000—OME-Modular 1.20.00 ソリューション ベースライン コンポーネント バージョン Lifecycle Controller 搭載 iDRAC 4.20.20.20 Dell EMC サーバー BIOS PowerEdge MX740c 2.7.7 Dell EMC サーバー BIOS PowerEdge MX840c 2.7.7 QLogic 26XX シリーズ ファイバー チャネル アダプター 15.05.
コンポーネントのアップデート順序 アップデート手順を実施する前に、アップデート手順を読みます。ご使用の環境にある MX7000 コンポーネントの現在のバージョ ンを照合して、アップデート手順で呼び出される可能性のある特別な手順を書き留めます。 MX7000 コンポーネントのアップグレードは複雑な手順であるため、Dell サポートにお問い合わせください。スケジュール設定され た単一のメンテナンスウィンドウ内ですべてのコンポーネントをアップデートすることをお勧めします。 アップデートに進む前に、OME-Modular アラートページで報告される重複ポート アラートを確認し、解決します。 メモ: 動作可能なポートのメッセージ ID は NINT0001 で、動作しないポートの場合は NINT0002 です。 次の順序でコンポーネントをアップデートします。 1. OME-Modular を使用した Lifecycle Controller 搭載 iDRAC 2. PowerEdge MX740c BIOS および PowerEdge MX840c サーバー BIOS 3.
アダプターのアップデート デバイス アダプター ファームウェアと一緒にリリースされたデバイス アダプター用のオペレーティング システム ドライバーをダ ウンロードしてインストールします。お使いのオペレーティング システムのデバイス アダプター ドライバーのインストール手順に 従ってください。 「OME-Modular を使用した Lifecycle Controller 搭載 iDRAC のアップデート」の項に記載されている手順を繰り返して、適切な場合 に、QLogic 26XX シリーズ ファイバー チャネル アダプター、QLogic 27XX シリーズ ファイバー チャネル アダプター、QLogic 41xxx シリーズ アダプター、Mellanox ConnectX-4 Lx Ethernet アダプター ファームウェア、Intel NIC ファミリー バージョン 19.5.x ファーム ウェア(X710/XXV710/XL710 アダプター用)、Emulex Picard-16/Picard-32 アダプターをアップデートします。Dell.
DUP を使用して OS10 をアップグレードするには、次の手順を実行します。 1. https://www.dell.com/support から、スイッチの最新の DUP ファイルをダウンロードします。 2. OME-Modular Web インターフェイスで、[デバイス] > [I/O モジュール]の順に移動します。 3. OS10 アップグレードを実行する必要がある IOM モジュールを選択します。 4. ファームウェアのアップデート をクリックします。 5. [個々のパッケージ]オプションを選択し、[参照]をクリックして、以前に DUP がダウンロードされた場所に移動します。コ ンプライアンス レポートが表示されるまで待ちます。完了すると、サポートされているコンポーネントが表示されます。 6. 必要なコンポーネントを選択し、[アップデート]をクリックしてアップデートを開始します。 異なるバージョンからアップグレードする手順については、「10.5.0.5 からのアップグレード」および「10.5.0.5 より前のバージョ ンからのアップグレード」のセクションを参照してください。 7.
3 OME-Modular へのログイン OME–Modular には、ローカル、Active Directory、または汎用 LDAP ユーザーとしてにログインできます。OME–Modular は、それぞ れ、最大 2 つの Active Directory または LDAP サーバの構成をサポートします。 トピック: ローカルユーザー、Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしての OME–Modular へのログイン OME-Modular ホームページ デバイス正常性の表示 シャーシのセットアップ 初期設定 シャーシの設定 シャーシの管理 シャーシグループ シャーシの電源制御 シャーシのバックアップ シャーシの復元 シャーシプロファイルのエクスポート シャーシフェールオーバーの管理 シャーシのトラブルシューティング LED の点滅 OME-Modular にアクセスするためのインタフェース シャーシハードウェアの表示 シャーシアラートの表示 シャーシのハードウェアログの表示 OME-Modular の設定 • • • • • • • • • • • • • • •
• ルート パスワードの回復。 Active Directory または LDAP ユーザーとしての OMEModular へのログイン Active Directory(AD)または LDAP ユーザーとして OME–Modular にログインするには、次の手順を実行します。 1. ディレクトリサービスの追加 2. ディレクトリグループのインポート 3. ディレクトリのユーザー資格情報でログイン ディレクトリサービスを追加するには、次の手順を実行します。 1. OME–Modular ウェブ インタフェースのメニュー バーから、アプリケーション設定 > ユーザー > ディレクトリー サービス > 追加 をクリックします。 ディレクトリサービスに接続 ウィンドウが表示されます。 2. AD または LDAP を選択し、適切な情報を入力します。 3.
OME-Modular ホームページ OME–Modular にログインすると、ホームページが表示されます。OME-Modular ユーザー インターフェイスの一番上のメニュー バー には、次の項目が表示されます。 • • • • • • • アプリケーションの名前(左上隅) 検索テキストボックス ジョブの数 アラート数 ログインしたユーザーのユーザー名 ヘルプアイコン 情報アイコン ホーム ページには、システムおよびサブコンポーネントに関する詳細情報を含むダッシュボードが表示されます。 ジョブアクティビティとイベントを表示することもできます。ジョブ アクティビティを表示するには、[ ]をクリックし、イ ベントを表示するには、[ ]をクリックします。 OME–Modular ホームページに戻るには、OME–Modular ロゴをクリックするか、ホーム をクリックします。 • • • • • • シャーシのグラフィカル表示—このページの左側に、シャーシの前面とシャーシの背面がグラフィカルに表示されます。シャー シには、すべてのモジュール(スレッド、ファン、電源装置、IOM、MM)が表示されます。
• • 「OR」条件などでの複数の単語は、検索語句をスペースで区切って指定します。例: ○ サービス タグまたは ID でデバイスを検索するには、用語、サービス タグ、または ID を使用します。 ○ ファームウェア アップデートに関連するタスクを検索するには、用語、ファームウェア、またはアラートを使用します。 ワイルドカード検索:OME-Modular は、サフィックスとプレフィックスにワイルドカードを使ったレコードの検索をサポートし ます。デバイスの特定のモデルを探しており、モデルの一部しか分かっていない場合は(5108 など)、部分的な情報を入力でき ます。検索は、ワイルドカード文字(プレフィックスとサフィックス)を使用して実行されます(*5108*)。 メモ: 検索文字列を空白で区切って入力すると、最後の文字列にだけワイルドカード検索が適用されます。例:「str1 str2 str3 str4」は、「str1 str2 str3 *str4*」として処理されます。 最も関連性の高い結果がリストに表示されます。すべて表示 をクリックすると、すべてのレコードが表示されます。検索結果に含 めるまたは除
ページ名 すべてのデバイス フィールド • • • 説明 電子メール 有効 / 無効 • • • • • • • • • • • グローバルステータス モデル 識別子 タイプ 電源状況 IP アドレス 資産タグ 割り当てられたシャーシ サービス タグ インベントリ 設置場所:説明、名前、詳細情報 ソフトウェア:説明、インスタンス ID、PCI デバイス ID、ソ フトウェア タイプ、ステータス、サブ デバイス ID、サブ ベ ンダー ID、ベンダー ID、バージョン ライセンス:割り当てられたデバイス、資格 ID、説明、ライ センス タイプ • デバイス管理情報 • • • • MAC アドレス ネットワーク アドレス デバイス名 検出プロファイル アラートの表示 アラート セクションには、重要、警告、不明などの特定の種類のアラートが表示されます。シャーシ、コンピュート、ネットワー ク、ストレージなど、特定のデバイスタイプのアラートを表示することもできます。 ジョブおよびアクティビティの表示 最近のアクティビティ セクションには、最近のジョブ、アクティビティ、およびそのステータスのリストが
• • • デバイスの正常性—シャーシサブシステムの正常性ステータスを表示します(シャーシ、コンピュートスレッド、ネットワーキ ング、およびストレージ)。個々のデバイスの正常性ステータスをクリックするか、すべてのデバイス をクリックして、すべて のデバイス ページでデバイスのサマリーを表示することができます。 最近のアラート—リードシャーシおよびサブシステムで発生するイベントの最新のアラートが表示されます。すべてのアラート をクリックして、リードとメンバーシャーシの アラート ページを表示します。 最近のアクティビティ—リードシャーシおよびサブシステムで発生している最新のアクティビティが表示されます。すべての アクティビティ をクリックして、リードおよびメンバーシャーシの ジョブ ページを表示します。 メモ: メンバー シャーシからの「グループ参加」要求に基づいて、シャーシ グループにメンバー シャーシを追加すると、メンバ ー シャーシのステータスが MCM のダッシュボードにしばらくの間「不明」と表示されます。 MCM グループのシャーシのリストの表示 OME–Modular ホームページで、グループ
コンポーネント カウント テンプレート 320 アラート ポリシー 50 ID プール 501 ネットワーク (VLAN) 214 カタログ 50 ベースライン 50 シャーシを設定するには、次の手順を実行します。 1. デバイス > シャーシ > 詳細の表示 > 設定 > 初期設定 の順にクリックします。 シャーシ導入ウィザード が表示されます。 メモ: 既存のシャーシプロファイルを使用してシャーシを設定することができます。 2. プロファイルのインポート タブで、インポート をクリックして プロファイルのインポート ウィンドウを開きます。 シャーシ プロファイルが配置されているネットワーク共有の詳細を入力して、[インポート]をクリックします。 3. [時刻設定]タブで[時刻の設定]を選択して、設定のタイム ゾーンとタイム スタンプを設定します。 4.
• • • ローカルアクセス設定 場所 簡易展開 シャーシ電源の設定 シャーシの電源設定を行うには、次の手順を実行します。 1. デバイス > シャーシ > 詳細の表示 > 設定 > 電源 の順にクリックします。 電源 設定セクションが展開されます。 2. 電力容量の有効化 を選択して、シャーシの最大消費電力容量を指定します。 [電力上限]はシャーシの消費電力の上限です。電 力上限に達すると、電力の優先度に基づいてスレッドがスロットル調整されます。容量はワット、BTU/時、またはパーセンテ ージで指定できます。[電力上限]オプションは、[電力制限の有効化]チェック ボックスが選択されている場合にのみ表示さ れます。推奨される電力上限は 0 ~ 32767 ワットまたは 0 ~ 100% です。BTU / 時単位で電力上限を変更すると、W 単位の電 力上限も変更されます。 MX7000 シャーシでは、110 V と 220 V の電源をサポートしています。 3.
• • • IPv6 DNS 情報 管理 VLAN シャーシネットワークを設定するには、次の手順を実行します。 1. デバイス > シャーシ > 詳細を表示 > 設定 > ネットワーク をクリックします。 ネットワーク 設定セクションが展開されます。 2.
• • • • • • IP アドレス サブネットマスク ゲートウェイ DHCP を使用して DNS サーバアドレスを取得する 静的優先 DNS サーバ 静的代替 DNS サーバ 6. IPv6 設定 セクションで以下を設定します。 • • • • • • • • IPv6 を有効にする 自動設定が有効 IPv6 アドレス プレフィックス長 ゲートウェイ DHCPv6 を使用して DNS サーバーアドレスを取得する 静的優先 DNS サーバ 静的代替 DNS サーバ メモ: 設定が静的 IP から DHCP IP に変更されても、すでに設定されている静的 IPv6 IP アドレスが適用されて OMEModular に表示されます。 7.
6. [アイドル タイムアウト]で、SSH セッションがアイドル状態でいられる秒数を選択します。無活動タイムアウトの設定に基 づいて、SSH セッションは時間切れになります。デフォルトのアイドル タイムアウトは 30 分です。シャーシ管理ネットワーク に変更がある場合、ユーザー セッション ページに一覧表示されているアクティブなセッションはどれも自動的には終了しませ ん。 メモ: アイドル タイムアウトに基づいてセッションが時間切れになった場合、監査ログは生成されません。 7. SSH の[ポート番号]を選択します。ポート番号は 10 ~ 65535 で設定できます。 デフォルトのポート番号は 22 です。 8.
• • • 無効 表示のみ 表示および変更 メモ: LCD アクセス オプションは、シャーシに LCD 搭載システムがある場合にのみ表示されます。 9. [ユーザー定義]テキスト ボックスに、LCD ホーム画面に表示するテキストを入力します。LCD ホーム画面は、システムが工場 出荷時のデフォルト設定にリセットされると表示されます。このテキストは最大 62 文字までで、限定された数の UTF-8 文字を サポートしています。テキスト中にサポートされていない UTF-8 文字があると、文字の代わりに四角が表示されます。デフォル トの文字列はシステムのサービス タグです。 10.[LCD 言語]ドロップダウンから、LCD 上のテキストを表示するために使用する必要がある言語を選択します。 使用可能なオプションは次のとおりです。 • • • • • • 英語 フランス語 スペイン語 ドイツ語 日本語 中国語 デフォルトでは、テキストは英語で表示されます。 11.
ーブルを外さずに 1.10.00 ファームウェアをダウングレードすると、Quick Sync 機能が劣化する可能性があります。シャーシの AC パ ワー サイクルを実行して、Quick Sync を正常な状態に戻します。 • • シャーシは Quick Sync 機能を持ち、シャーシ ダイレクト機能が有効になっています。つまり、USB ケーブルが前面パネルの USB コネクターに取り付けられています。 管理モジュールのバージョンが、1.10.00 から以前のバージョンにダウングレードされます。 表 4.
簡易展開の設定 簡易展開 機能を使用すると、iDRAC ユーザーインタフェース、IOM、IPv4 および IPv6 設定にアクセスするためのパスワードを設定 できます。これらの設定は、既存のコンピュートスレッドや IOM デバイスにすぐに適用できます。コンピュート スレッドが後から シャーシに挿入されたときも[簡易展開]設定を適用できます。ただし、後から挿入した IOM には、[簡易展開]設定を適用でき ません。 簡易展開 設定は、ジョブが実行されたときに検証されます。無効なパラメーターが使用されている場合、簡易展開 ジョブは失敗し ます。[簡易展開]ジョブ パラメーターは、ジョブの実行中に委譲された任意の値を含めることができるため、評価されません。 簡易展開を有効または無効にする機能は、[簡易展開]を設定するコントロールが有効かどうかを決定する Web インターフェイス 機能です。バックエンドは、Web インターフェイスからのリクエストを処理するだけです。 メモ: 簡易展開設定がコンピュート スレッドに適用された後は、インベントリーが更新されると、OME–Modular Web インタ ーフェイスに IP
• DHCP 12. IPv6 ネットワークタイプ が静的である場合は、IPv6 プレフィックスの長さを選択して IPv6 ゲートウェイ を入力します。 13.
メモ: 温度統計のタイムスタンプは、フェールオーバーまたは管理モジュールの再起動後も更新されません。 • • • 最近のアラート —シャーシで実行されているタスクの数と詳細が表示されます。すべて表示 をクリックして、シャーシ > アラ ート ページでコンピュートスレッドに関連するすべてのアラートのリストを表示します。 最近のアクティビティ —コンピュートスレッドで実行されているジョブのステータスが表示されます。 サーバサブシステム —サーバサブシステムに関する情報の概要が表示されます。バッテリ、メモリ、プロセッサ、電圧などの コンポーネントの正常性ステータスが表示されます。 シャーシ管理者権限を持っている場合は、このタブで次のタスクを実行できます。 • 電源制御 タスク: ○ 電源オフ(非正常) - シャーシの電源をオフにします(シャーシの電源がオンのときに電源ボタンを押す操作と同様)。シ ャーシがすでにオフになっているとき、このオプションは無効になっています。サーバのオペレーティングシステムには通 知されません。 ○ システムのパワー サイクル(コールド ブート) - 電源をオフにし、シャーシを強制的
次に、2 つのシャーシの配線の図を示します。 シャーシグループ 多くのシャーシをグループ化して、マルチシャーシ管理(MCM)グループを形成することができます。MCM グループは、リード シ ャーシ 1 台とメンバー シャーシ 19 台で形成することができます。MCM グループを作成するには、任意の管理モジュールを使用する ことができます。MCM を作成するために使用される管理モジュールは、デフォルトでグループのリーダーです。MCM グループは有 線タイプであり、シャーシは管理モジュールの冗長ポートを介してデイジーチェーン接続または有線接続されます。グループ作成用 に選択したシャーシは、少なくとも 1 つのシャーシにデイジーチェーン接続される必要があります。MCM グループ作成のために、 有線接続されたシャーシを表示し、すべて、もしくは必要な数を選択することができます。 メモ: MCM グループを作成するには、シャーシ管理者権限が必要です。 MCM グループを使用すると、次のタスクを実行することができます。 • • • MCM グループおよび個々のシャーシの正常性の表示 リーダーシャーシの設定を自動的にメン
• • 自動 - メンバーをシャーシグループに自動的に追加することができます。自動的に含める場合のプロセスでは、シャーシ管理者 の承認は必要ありません。 手動 - メンバーシャーシをシャーシグループに追加するにはシャーシ管理者の承認が必須です。 有線グループを作成するための前提条件 有線接続またはデイジーチェーン接続されたシャーシ グループを作成するには、次の前提条件があります。 • • • • • 有線接続またはデイジーチェーン接続されたシャーシのリスト ― すべてのシャーシがプライベートスタック上にある必要があ ります。マシン対マシン認証の信頼を使用するため、パスワードを入力する必要はありません。 自動または手動の方法を使用して、グループにメンバーシャーシを追加したことを確認します。 他のシャーシに適用されるシャーシの設定(電源、ユーザー認証、アラート送信先、時間、プロキシ、セキュリティ、ネットワ ークサービス、ローカルアクセス)が選択されていることを確認します。 MCM グループを形成するために接続されているすべてのシャーシで、[オート ネゴシエーション]が true に設定されているこ とを確認
シャーシグループの作成 シャーシグループの作成方法: 1. シャーシ ダッシュボードで、概要 > 設定 > シャーシ グループの作成 を順にクリックします。 グループの作成とリードシャーシの設定 ウィザードが表示されます。 2. 作成するシャーシグループの名前と説明を入力します。 グループ名には、文字と数字を使用でき、48 文字未満にする必要があります。ただし、グループ名にスペースや特殊文字を使用 することはできません。 3. オンボードのアクセス許可のタイプを選択します。 4.
• • • • • • • ユーザー認証 ― ディレクトリサービス、ローカルユーザー アラート送信先 ― 電子メール、SNMP トラップ、システムログ 時刻の設定 ― 日付、時刻、タイムゾーン、NTP プロキシ設定 ― すべての設定 セキュリティ設定 ― ログイン IP 範囲、ログインロックアウトポリシー ネットワーク サービス - SNMP、SSH、リモート RACADM、Web サーバー ローカルアクセス設定 ― シャーシの電源ボタン、クイック同期、KVM、LCD、シリアルアクセス 5.
• • • • • ネットワーク設定を変更すると、仮想 IP の設定に影響を与える可能性があります NIC を無効にすると、仮想 IP も無効になります IPv4 を無効にしても、仮想 IP は無効になりません VLAN を有効にすると、指定された VLAN 内でのみ仮想 IP へのアクセスが可能になります IPv4 の DHCP を有効または無効にすると、新しいサブネット マスクおよびゲートウェイと一致するように仮想 IP が再設定 されます。 また、「使用事例シナリオ」の項も参照してください。 メンバー シャーシをバックアップ リードとして割り当てるジョブが停止された場合、[ジョブ]ページでジョブのステータスが [停止]と表示されます。ただし、メンバー シャーシはグループのバックアップ リードとして割り当てられます。 バックアップ シャーシをリードとして昇格させる 既存のリード シャーシに障害が発生した場合、バックアップ シャーシを新しいリード シャーシとして昇格させることができます。 最初のリード シャーシが使用可能な場合は、それをメンバー シャーシとして割り当てることもできます。バックアップ シ
たリードのコンプライアンス チェックを再実行して、古いリード デバイスがコンプライアンスまたはベースライン レポートに 表示されるようにします。 リードの廃棄タスクが完了すると、しばらく時間がかかる可能性があるグループの関連づけを完了するために、システムがいく つかの内部タスクを実行します。リードの廃棄タスクの完了後にデバイス情報に不一致が発生した場合、内部タスクが完了する と自動的に調整されます。 MCM ダッシュボード MCM ダッシュボードは、マルチシャーシ管理(MCM)グループが作成された場合にのみ表示されます。MCM グループの名前は、 ダッシュボードの左側に表示されています。グループ名の下に、リードとメンバー シャーシの名前、IP、およびサービス タグが表示 されます。リード シャーシはシャーシ名の右側に「リード」と表示され、バックアップ シャーシは「バックアップ」と表示されます。 [トポロジーの表示]をクリックすると、MCM グループの構造が表示されます。 MCM ダッシュボードの中央のセクションには、MCM グループ内のすべてのシャーシ、コンピュート、ネットワーク、ストレージ デ バイスの正
• • • • OME–Modular のネットワーク設定 ユーザー設定 セキュリティ設定 アラート設定 他のシャーシのバックアップ設定を使用できます。 シャーシの バックアップ を作成するには、次の手順を実行します。 1. シャーシの 概要 ページで、その他のアクション > バックアップ をクリックします。 シャーシのバックアップ ウィンドウが表示されます。 2. バックアップファイルの場所 で、シャーシの バックアップ ファイルを保存する 共有タイプ を選択します。 使用可能なオプションは次のとおりです。 • • CIFS NFS 3. ネットワーク共有アドレス と ネットワーク共有ファイルパス を入力します。 4. バックアップ ファイルの名前を入力します。 ファイル名には、英数字と特殊文字、ハイフン(-)、ピリオド(.)、アンダースコア(_)を含めることができます。 5. 共有タイプ が CIFS の場合は、ドメイン、ユーザー名、および パスワード を入力します。それ以外の場合は、手順 5 に進みま す。 6.
3. ネットワーク共有アドレスとパスを入力します。 4. 共有タイプ が CIFS の場合は、ドメイン、ユーザー名、パスワード を入力して、共有ロケーションにアクセスします。 5.
表 5.
表 5.
• メッセージ アラートを選択すると、アラートのサマリーが表示されます。 アラート ページで、次のタスクも実行できます。 • • • • • 確認 未確認 無視 エクスポート 削除 シャーシのハードウェアログの表示 シャーシに関連付けられているハードウェアコンポーネントで実行されるアクティビティのログは、OME–Modular の ハードウェア ログ ページに表示されます。表示されるログの詳細には、重大度、メッセージ ID、カテゴリ、タイムスタンプ、および説明が含ま れます。シャーシのハードウェア ログは、デバイス > シャーシ > 詳細を表示 > ハードウェア ログ の順にクリックして表示するこ ともできます。 ハードウェアログ ページでは次のタスクを実行できます。 • • • 詳細フィルター をクリックして、重大度、メッセージ ID、開始日、終了日、またはカテゴリに基づいてログをフィルタリング する。 エクスポート > 現在のページをエクスポート をクリックして、表示されているすべてのログをエクスポートする。 特定のログを選択してエクスポート をクリックします。 メモ: racrestcfg を
3. タイムアウト値(分単位)を入力します。 4. Web サーバーのポート番号を入力します。 10~65535 の範囲のポート番号を入力できます。デフォルトポート番号は 443 です。 メンバーの追加または参加のタスクの一部として、リード シャーシからの Web サーバーの HTTPS ポート設定がメンバー シャー シに適用されている場合、メンバー シャーシの正しい HTTPS ポートを表示するには、[ハードウェア] > [デバイス管理情報] ページでリード シャーシのインベントリーを手動で更新します。リードシャーシからメンバーシャーシを起動して、ポート番号を 確認します。 HTTPS ポートをカスタマイズした場合、OME-Modular は、新しいポートへのリダイレクトを自動的に試みます。ただし、ブラ ウザーのセキュリティ制限により、リダイレクトができないことがあります。このような場合は、ブラウザーで新しいウィンド ウまたはタブを開き、カスタマイズされたポートを使用した OME-Modular の URL を入力します。例:https:// 10.0.0.
5. プロキシユーザー資格情報を入力します。 IOM 同期の設定 ネットワークおよび FC IOM のリード シャーシの時間およびアラート送信先設定をレプリケートすることができます。 時間とアラートの送信先を設定するには、次の手順を実行します。 1. [アプリケーションの設定] > [ネットワーク] > [IOM 同期の設定]の順にクリックします。 2.
表 6.
ユーザーおよびユーザー設定 OME–Modular では、最大 64 のローカルユーザーを作成して、特定の役割と権限を割り当てることができます。アプリケーションの 設定 > ユーザー で使用可能なオプションを使用して、ユーザーの追加と編集、ディレクトリグループのインポート、およびアクティ ブなユーザーセッションの表示および終了を行うことができます。 メモ: セキュリティ設定権限を持っている場合のみ、ユーザーの作成、削除、有効化、または無効化を実行できます。 ユーザーアカウントの表示および編集 1. アプリケーションの設定 > ユーザー をクリックします。 このページでは、ユーザー アカウントとその役割、ユーザー タイプ、およびアカウントが有効になっているかどうかのリストを 表示することができます。 2. ユーザーを選択し、ページの右側にある 編集 をクリックします。 3. 必要な設定を編集します。 メモ: デフォルトの「root」アカウントのパスワードのみを変更することができます。 ユーザーの追加 1. アプリケーションの設定 > ユーザー をクリックします。 2. 追加 をクリックします。 3.
4. OME–Modular が使用可能になったら、ユーザー名を「root」、パスワードを「calvin」と入力してログインします。 5. root ユーザー認証の後、[アプリケーション設定] > [ユーザー]ページを使用して root ユーザーのパスワードを変更します。 6. ログインが成功したことを確認するために、ログアウトして変更されたパスワードを使用して再度ログインします。 7. ジャンパーを取り外して、デフォルトの位置に挿入します(2 および 3)。 デュアル OME-Modular コントローラーでのパスワードの回復 1. シャーシから OME-Modular コントローラーを両方取り外します。 2. いずれかのモジュールで、ジャンパーを探し、ボードの位置(P57 RESET PASSWORD)を確認して、ジャンパーを挿入します。 3. ジャンパーが取り付けられているコントローラだけをシャーシに挿入し直します。 4. OME–Modular が使用可能になったら、ユーザー名を「root」、パスワードを「calvin」と入力してログインします。 5.
表 7. ユーザー役割と権限 (続き) ユーザー役割 シャーシ管理者 パワーバジェットの はい 構成と管理 コンピュートマネー Storage Manager ジャ ファブリックマネ ージャ 閲覧者 いいえ いいえ いいえ いいえ ユーザーセッションの管理 シャーシ管理者権限を持っていると、ユーザーセッション ページを使用して、既存のユーザーセッションを表示および終了すること ができます。 ユーザーセッションの表示 ユーザー ページで 次へ をクリックします。 ログインしているユーザーのリストと詳細が表示されます。 ユーザーセッションの終了 1. ユーザー ページで 次へ をクリックします。 ログインしているユーザーの詳細が表示されます。 2.
メモ: このオプションは、ディレクトリタイプが AD の場合にのみ表示されます。 メモ: ディレクトリタイプが AD の場合、サポートされているサーバポート番号はグローバルカタログの 3269 とドメイ ンコントローラの 636 になります。Active Directory サービス用に他のポートを設定すると、異なるポートでの AD サ ーバとの通信が失敗してディレクトリサービスが正常に動作しない場合があります。 メモ: サーバー ポートが 3269 の場合、グループ ドメインの入力方法は example.com または ou=org, dc=example, dc=com となります。サーバー ポートが 636 か、または 3269 以外の場合、グループ ドメインの入力方法は ou=org, dc=example, dc=com となります。 b. ディレクトリー タイプを LDAP として選択した場合は、それぞれのフィールドにバインド DN とバインド パスワードを入力 します。 メモ: これらのオプションは、ディレクトリタイプが LDAP の場合にのみ表示されます。 6.
a. ロックアウト失敗回数:失敗したログイン試行回数。有効な値は、2 から 16 までです。 b. ロックアウト失敗ウィンドウ:後続の失敗したログインが登録されている時間。有効な値は、2 から 65535(秒)までで す。 c.
4. サーバに認証が必要な場合は 認証の有効化 を選択します。 メモ: [認証の有効化]が選択されている場合、SMTP サーバーにアクセスするにはユーザー名とパスワードを入力する必 要があります。 5. SMTP ポート番号 を入力します。 6.
4 コンピュートスレッドの管理 OME–Modular により、コンピュート スレッドを割り当てて管理し、ワークロードの要求を分散することができます。 コンピュート ページでコンピュートスレッドのリストと詳細を表示することができます。詳細には、正常性、電源状態、名前、IP アドレス、サービスタグ、シャーシのモデルが示されます。コンピュートスレッドを選択して、コンピュート ページの右側にあるコ ンピュートスレッドのグラフィック表示とサマリーを表示することもできます。 リストからコンピュートスレッドを選択して、右側にスレッドのサマリーを表示します。サマリーには、iDRAC と仮想コンソールを 起動するためのリンク、コンピュートスレッドの名前、デバイスタイプ、サービスタグ、管理 IP、モデル、および正常性が含まれ ています。 コンピュートマネージャ権限を持っている場合は、このタブで次のタスクを実行できます。 • • • 電源制御 タスク: ○ 電源オフ(非正常) ○ システムのパワーサイクル(コールドブート) ○ システムのリセット(ウォームブート) ○ 電源オフ(正常) ○ システム再装着 ○ 電源オン LE
表 8.
• ○ 電源オン - サーバの電源をオンにします(サーバの電源がオフのときに電源ボタンを押す操作と同様)。サーバーの電源が オ ン の場合は、このオプションが無効になっています。 SupportAssist ログを抽出し、トラブルシューティング を使用して iDRAC をリセットします。 SupportAssist は、ハードウェア、オペレーティングシステム、RAID コントローラのログを収集して、NFS または CIFS の共有の 場所にログを保存します。 • iDRAC が応答しない場合は、iDRAC をリセットするとトラブルシューティングできる場合があります。 LED の点滅 を使用して、LED をオンまたはオフにする。使用可能なオプションは次のとおりです。 • ○ 1 分間 ○ 10 分間 ○ 30 分間 ○ 1 時間 ○ 無限に 設定プロファイル タスク: ○ プロファイルの編集 - デバイスまたはスロットに固有のプロファイル特性を編集できます。プロファイルにコンピュートが 関連付けられている場合は、更新したプロファイル設定がコンピュートに伝播されます。 ○ サーバー プロファイルの移行
コンピュート管理設定 コンピュート管理設定を行うには、次の手順を実行します。 1. デバイス > コンピュート > 詳細の表示 > 設定 > 管理 の順にクリックします。 2.
表 9.
• • • • • • 確認 開始日 終了日 カテゴリ サブ項目 メッセージ アラート の右側にサマリーを表示するアラートを選択します。 アラート ページで、次のタスクも実行できます。 • • • • • 58 確認 未確認 無視 エクスポート 削除 コンピュートスレッドの管理
5 ストレージの管理 この章では、OME–Modular のストレージおよび IOM 機能について説明します。また、さまざまなストレージ関連のタスクの実行に 関する詳細も説明します。SAS IOM はストレージエンクロージャを管理します。SAS IOM は、ストレージとコンピュートスレッド の間の通信を容易にし、ストレージをコンピュートスレッドに割り当てるのにも役立ちます。ストレージデバイスは次のように割り 当てることができます。 • • コンピュ―トスレッドへの特定のドライブベイのストレージの割り当て コンピュ―トスレッドへのストレージエンクロージャ全体の割り当て ストレージ ページで利用可能なオプションを使用して、電源操作、ファームウェアのアップデート、ハードウェア構成の管理、スト レージデバイスのアラートの設定を実行できます。 SAS ストレージの詳細については、「SAS IOM の管理」を参照してください。 トピック: • • • • • • • • ストレージの概要 ハードウェア詳細の表示 コンピュートスレッドへのドライブの割り当て コンピュートスレッドへのストレージエンクロージャの割り当て
1. [デバイス]ドロップダウン メニューから、[ストレージ]を選択します。 2. ストレージスレッドを選択します。 3. [LED の点滅]をクリックして、[オンにする]をクリックします。 LED の点滅をオフにするには、次の手順を実行します。 1. [デバイス]ドロップダウン メニューから、[ストレージ]を選択します。 2. ストレージスレッドを選択します。 3.
現在のモード—ハードドライブがエンクロージャまたは単一のコンピュートノードスロットに割り当てられているかどうかを示し ます。 • エンクロージャ割り当て—このモードでは、1 つまたは複数のコンピュートノードスロットにストレージスレッド全体を割り当て ることができます。 メモ: 冗長 SAS IOM セットアップが一時的に非冗長状態へと劣化している場合は、ストレージを割り当てられません。 • メモ: ストレージエンクロージャは、スレッド自体ではなく、コンピュートスロットのスロットに割り当てられています。 同じスロットの別のスレッドにコンピュートスレッドを交換すると、ストレージエンクロージャが自動的に新しいスレッド に割り当てられます。ただし、あるスロットから別のスロットにコンピュートスレッドを移動する場合は、そのスレッドに ストレージを再マッピングする必要があります。 ドライブ割り当て—このモードでは、ハードドライブスロットを選択してから、コンピュートノードスロットに割り当てること ができます。 注意: ハードドライブをコンピュートノードスロットに割り当てると、データを損失する場合があります。 • メ
コンピュートスレッドへのストレージエンクロージャ の割り当て [エンクロージャ割り当て]モードを使用して、HBA330 ミニメザニン アダプターを搭載した 1 つ以上のコンピュート スレッドにス トレージ エンクロージャを割り当てることができます。このモードを使用して、ストレージエンクロージャを空のスロットに割り当 てることもできます。スレッドが削除されて別のスロットにインストールされた場合は、割り当てを再度実行する必要があります。 注意: エンクロージャをスロットに割り当てる前に、ドライブのデータがバックアップされていることを確認してください。 メモ: H745P MX コントローラを搭載したシステムでは、1 つのストレージエンクロージャマッピングのみをサポートしていま す。 エンクロージャを割り当てるには、次を実行します。 1. デバイス ドロップダウンリストから、ストレージ を選択します。 2. ストレージデバイスのリストからストレージスレッドを選択します。 3. 詳細の表示 をクリックします。 ストレージの 概要 ページが表示されます。 4.
カタログベースのコンプライアンスを使用したファームウェ アのアップデート 1. OME–Modular Web インターフェイスで、[デバイス] > [ストレージ]の順に移動します。 2. ファームウェアをアップデートするストレージスレッドを選択します。 3. ファームウェアのアップデート をクリックします。 4. ベースラインを選択し、次へ をクリックします。 スケジュールのアップデート ページが表示されます。 5.
• 劣化 健全なシステムには、1 つの(アクティブ)と 1 つの(パッシブ)SAS IOM があります。 シャーシ情報は、シャーシの名前、スロット名、およびスロット番号で構成されています。 概要 ページの右側に、SAS IOM ストレージ サブシステムに関する情報も表示されます。ストレージ サブシステムの情報は、サブシ ステムの名前と正常性ステータスで構成されています。詳細を表示 をクリックして、アラートとアラートの詳細を表示します。こ の詳細は、メッセージ ID、メッセージ、アラートがトリガされたときのタイムスタンプ、および推奨される操作で構成されていま す。 IOM の概要を表示するには、以下の手順を実行します。 1. メニュー バーから、デバイス > I/O モジュール をクリックします。I/O モジュール リストページが表示されます。 2. 詳細を表示する IOM を選択します。選択した IOM の概要が右側に表示されます。概要には、IOM の名前、デバイス タイプ、 管理 IP、モデル、正常性ステータス、および可用性が含まれています。 3.
構成のクリア SAS IOM のストレージ構成をクリアするには、その他のアクション > クリア を使用します。クリア をクリックすると、SAS IOM が「アクティブ」になり、ストレージ構成がシャーシからクリアされます。 クリア オプションを使用すると、次の操作を実行できます。 • • 1 つの手順でシャーシ構成をリセットする。 2 台の異なるシャーシの 2 つのスイッチが 3 台目のシャーシに挿入された場合の不整合を解決する。このシナリオでは、2 つの スイッチの構成が正しいことはほとんどありません。 [クリア]オプションを使用して既存の構成を消去し、正しい構成を作成 します。 OME–Modular Web インターフェイスに表示される重要メッセージまたは警告のメッセージ(特に構成の不整合)に対して、[強制 有効化]オプションと[クリア]オプションを使用します。 IOM ログの抽出 サポートのためにログバンドルを収集するには ログの抽出 を選択します。SAS IOM から収集されたログバンドルには、現在シャー シに存在していなくても IOM によって検出されたすべてのストレージエンクロージャの関連ロ
6 テンプレートの管理 OME–Modular により、テンプレートに基づいてサーバーを設定できます。サーバー テンプレートは、サーバーから抽出され、設定を 複数のサーバーにすばやくレプリケートするために使用される設定パラメーターの統合です。サーバプロファイルは、特定のサーバ または複数のサーバに適用された、または後で使用するために保存された、テンプレートと ID 設定の組み合わせです。 テンプレートを作成するには、テンプレート管理権限が必要です。サーバー テンプレートは、次のカテゴリで構成されています。 • • • • iDRAC 設定 - iDRAC 固有の設定 BIOS 設定 - 一連の BIOS 属性 ストレージ構成 - 内蔵ストレージ構成 NIC 設定 - NIC の設定 既存のテンプレートのリストを表示するには、設定 > 導入 をクリックします。導入 ページが表示されます。 テンプレートの名前とステータスに基づいて、テンプレートのリストを並べ替えることができます。 このページでは、次のタスクを実行できます。 • • • • • • • テンプレートの作成 テンプレートの編集 テンプレートのク
• • 既存のサーバからクローン - リファレンスデバイス 外部ソースからインポート - ファイルからインポート リファレンスデバイスからテンプレートを作成するには、次の手順を実行します。 1. 導入 ページで テンプレートの作成 をクリックし、リファレンスデバイスから を選択します。 テンプレートの作成 ウィザードが表示されます。 2. テンプレートの名前と説明を入力してから 次へ をクリックします。 リファレンスデバイス タブが表示されます。 3. デバイスの選択 をクリックして、テンプレートを作成するデバイスまたはシャーシを選択できる デバイスの選択 ウィンドウを 表示します。 NIC の仮想 ID を導入するには、NIC と iDRAC を選択します。 ファイバー チャネルの仮想 ID を導入するには、iDRAC とファイバー チャネルを選択する必要があります。 4. クローンする設定要素を選択します。 テンプレートのインポート 既存のテンプレートをインポートするには、次の手順を実行します。 1.
メモ: ISO への OME-Modular 導入起動は、テスト接続は通過しますが、OME-Modular と iDRAC が異なるネットワークに ある場合に失敗することがあります。これはネットワーク プロトコルの制限が原因である可能性があります。 3. 仮想 ID プールを選択するか、または[ID の予約]をクリックして、テンプレートを導入するために必要な ID プールを予約しま す。 4. 導入をスケジュールして、[完了]をクリックします。 テンプレートの詳細 ページからのテンプレートの導入 テンプレートの詳細 ページからテンプレートを導入するには、次の手順を実行します。 1. テンプレートの詳細 ページで、テンプレートの導入 をクリックします。 テンプレートに ID 属性が設定されていて、仮想 ID プールに関連付けられていない場合は、物理 ID が導入に使用されていること を示すメッセージが表示されます。または、テンプレートの導入ウィザード が表示されます。 2.
• • LACP―スイッチ依存、802.
7 ID プールの管理 ID プールは、サーバのテンプレートベースの導入で使用されます。また、イーサネット、iSCSI、FCoE、Fibre Channel(FC)を使用 してシステムにアクセスするために必要な、ネットワーク ID の仮想化を促進します。I/O ID の管理に必要な情報を入力することが できます。ID は OME–Modular などのシャーシ管理アプリケーションによって管理されます。 サーバ導入プロセスを始めると、テンプレートの説明からサーバをプロビジョニングするために、プールから次に使用可能な ID が フェッチされます。その後、ネットワークやストレージリソースへのアクセスを失うことなく、サーバ間でプロファイルを移行でき ます。 サーバプロファイルをスロットに関連付けることもできます。サーバプロファイルは、プールから予約された ID を使用して、サー バをプロビジョニングします。 ID プールの管理には、テンプレート管理権限が必要です。ID プールには、名前、説明、カテゴリが含まれています。カテゴリには 次のタイプがあります。 • • • • イーサネット iSCSI FCoE FC
ID プールは、名前と説明のみを指定して作成し、詳細は後で設定できます。 メモ: iDRAC の I/O アイデンティティ最適化 オプションを無効にすると、ID をクリアできます。 ID プールを作成するには、次の手順を実行します。 1. 設定 > ID プール をクリックします。 ID プール ページには、使用可能な ID プールとその主要な属性のリストが表示されます。 2. [作成]をクリックします。 ID プールの作成 ウィザードが表示されます。 3. ID プールの名前と説明を入力して、次へ をクリックします。 イーサネット タブが表示されます。 4. イーサネット仮想 MAC アドレスを含める を選択して 開始 MAC アドレス を入力し、必要な 仮想 MAC ID の数 を選択して、次 へ をクリックします。 MAC アドレスは、次の形式になります。 • • • AA:BB:CC:DD:EE:FF AA-BB-CC-DD-EE-FF AA.BB.CC.DD.EE.FF iSCSI、FCoE、または FC から ID プールを作成することを選択できます。 iSCSI タブが表示されます。 5.
1. ID プール ページで、ID プールを選択し、編集 をクリックします。 ID プールの編集 ウィンドウが表示されます。 2. 必要な変更を行います。 ID プールのエクスポート ID プールは .
8 イーサネット IO モジュール MX7000 では、次のイーサネット I/O モジュール(IOM)がサポートされています。 • 管理された Ethernet スイッチ: • ○ MX9116n ファブリックスイッチングエンジン ○ MX5108n Ethernet スイッチ 管理されていないデバイス: ○ MX7116n ファブリックエクスパンダーモジュール ○ PowerEdge MX 25 Gb イーサネット パススルー モジュール ○ PowerEdge MX 10GBASE-T イーサネットパススルーモジュール イーサネット IOM は、ファブリック A および B でサポートされています。サポートされている IOM スロットの詳細については、 「IOM のサポートされているスロット構成」を参照してください。 Ethernet スイッチは、次の 2 つのモードで動作します。 • • フルスイッチモード(デフォルト) SmartFabric サービスモードまたはファブリックモード デフォルトでは、Ethernet スイッチはフル スイッチ モードで動作します。 フルスイッチ モードでは、
メモ: フルスイッチモードとファブリックモードが切り替わると、スイッチは再起動されます。 メモ: コンピュートスレッドとファブリック IOM の間に不整合が発生した場合、コンピュートまたは IOM の正常性ステータス は、シャーシサブシステムの正常性に対して「警告」と表示されます。ただし、シャーシ、I/O モジュール、コンピュート ペー ジのシャーシのグラフィック表示には、正常性ステータスが表示されません。 トピック: • • ハードウェア詳細の表示 IOM の設定 ハードウェア詳細の表示 次の IOM ハードウェア情報を表示することができます。 • • • • FRU デバイス管理情報 インストール済みソフトウェア ポート情報 メモ: 物理ポートがポート チャネルの一部として追加されている場合は、物理ポートではなくポート チャネル グループの下に 表示されます。 メモ: デバイス機能の制限のため、 [ハードウェア] > [デバイス管理情報]ページでは、FC IOM の URL 属性は「N/A」と表示 されます。 [ポート情報]では、オート ネゴシエーションを有効にすると、ピア デバイスは、速度など
3. 管理ポートの IP アドレス、サブネットマスク、および ゲートウェイ を入力します。 IP アドレス、サブネット マスク、および ゲートウェイ オプションは、DHCP 有効化 チェックボックスがオフになっている場 合にのみ有効です。 メモ: MX5108n および MX9116n IOM では、DHCP IP のデフォルトのプレフィックス長は 128 ビットですが、DHCP サー バーは 64 ビットで設定されています。 4. IPv6 設定 セクションで、IPv6 を有効にする を選択します。 5. IPv6 アドレス を入力し、プレフィックス長 を選択します。 IPv6 アドレス、プレフィックス長、および ゲートウェイ オプションは、自動設定が有効 チェック ボックスがオフになってい る場合にのみ有効です。 6.
4. OME Modular デーモンから IOM に向けられた要求をフェッチするために、[読み取りコミュニティー文字列]を入力します。 5. [適用]をクリックしてモニタリング設定を保存するか、[破棄]をクリックして変更をクリアし、前の設定に戻ります。 OS10 管理者パスワードの設定 OS10 管理者ユーザー アカウントは、OS10 の構成に使用されるデフォルトの管理者アカウントです。 OS10 管理者アカウントのパスワードを設定するには、次の手順を実行します。 1. すべてのデバイス > I/O モジュール > 詳細の表示 > 設定 > 管理またはデバイス > I/O モジュール > 詳細の表示 > 設定 > 管理 を順にクリックします。 I/O モジュール ページが表示されます。 2. IOM の ホスト名 と ルート パスワード を入力します。 メモ: 10.5.0.5 以前の OS10 バージョンでは、前述の手順によって OS10 Linux 管理者アカウントのパスワードが変更され ました。10.5.0.
管理ステータスの切り替え ウィンドウが表示されます。 最大転送単位の設定 フルスイッチおよびファブリック モードの IOM に対する最大転送単位(MTU)を設定できます。 MTU を設定するには、次の手順を実行します。 1. デバイス > I/O モジュール > 詳細の表示 > ハードウェア > ポート情報 の順にクリックします。 2. イーサネット ポートを選択して、[MTU]をクリックします。 MTU の設定 ウィンドウが表示されます。 3.
9 MX の拡張性の高いファブリック アーキテクチ ャ 拡張性の高いファブリックアーキテクチャは、複数の MX7000 シャーシを単一のネットワークドメインに接続し、ネットワークの 観点から単一の論理シャーシのように動作します。MX の拡張性の高いファブリック アーキテクチャは、次のようなマルチシャー シ Ethernet を提供します。 • • • • • • 各サーバー スレッドへの複数の 25 Gb Ethernet 接続 イーストウェストのオーバーサブスクリプションがない 「any-any」の低レイテンシー 最大 10 台の MX7000 シャーシに拡張可能 柔軟なアップリンク速度 ラックサーバなどの PowerEdge MX 以外のデバイスのサポート 詳細については、www.dellemc.
推奨される物理トポロジ 拡張性の高いファブリックのための設計には、最低限、冗長 IOM で構成されたファブリック A を備えた 2 つのシャーシが推奨され ています。理想的には、2 つのシャーシは最高の冗長性を提供するために別々の電源回路に設置されます。 以下のイメージが示すように、追加のシャーシには FEM しかありません。 表 10. ファブリックトポロジ シャーシ スロット モジュール シャーシ 1 A1 MX9116n FSE A2 MX7116n FEM A1 MX7116n FEM A2 MX9116n FSE A1 MX7116n FEM A2 MX7116n FEM シャーシ 2 シャーシ 3~10 また、ファブリック B を使用して、2 つ目の拡張性の高いファブリックを作成することもできます。 メモ: OME-Modular ファームウェア バージョン 1.20.00 は、追加の複雑なトポロジーをサポートします。詳細については、 https://www.dell.
制約事項およびガイドライン スケーラブルなファブリックを構築する場合は、次の制約事項およびガイドラインが適用されます。 • • • 同じファブリック内で異なるスイッチタイプは使用できません。たとえば、スロット A1 に MX9116n、スロット A2 に Mx5108n など。 ファブリック全体で異なるスイッチタイプを使用することはできます。たとえば、スロット A1 & A2 に MX9116n、およびスロ ット B1 & B2 に MX5108n を使用できます。 スケーラブルなファブリックの FSE および FEM IOM はすべて、同じ OME–Modular MCM グループにある必要があります。 MCM グループ 1 のシャーシの FEM は、MCM グループ 2 のシャーシで FSE に接続することはできません。 ファブリックスロット A とファブリックスロット B の両方にスケーラブルなファブリックを実装する場合は、次の制約事項が適用 されます。 • • 各スケーラブルファブリックの IOM 配置は、同じシャーシ内で同じである必要があります。たとえば、最初のスケーラブルなフ ァブリックに対
10 SmartFabric サービス SmartFabric サービスは、PowerEdge MX プラットフォーム用に設計された Ethernet スイッチ上で実行されている、Dell EMC Networking OS10 Enterprise Edition の機能です。 SmartFabric は、サーバ、スイッチ、論理リソース、ネットワーク、テンプレート、アップリンクなどの物理リソースの集合を含む 論理エンティティです。SmartFabric サービスモードでは、スイッチはシンプルなレイヤー 2 入出力統合デバイスとして動作し、ネ ットワーク機器ベンダーとの完全な相互運用性を実現します。 SmartFabric には次の機能があります。 • データセンターの近代化 • ○ I/O アグリゲーション ○ プラグアンドプレイによるファブリックの導入 ○ 単一の論理スイッチのような、ファブリック内のすべてのスイッチを管理する単一のインタフェース ライフサイクル管理 • ○ ファブリック全体のファームウェアアップグレードのスケジュール ○ 自動またはユーザーによる最後の既知の状態への強制ロールバ
• • • • ファブリックの詳細の表示 SmartFabric の追加 ファブリックの削除 SmartFabric および FCoE 用 VLAN SmartFabric モードで動作する場合のガイドライン SmartFabric モードで動作しているときの注意事項と制限事項は次のとおりです。 • • • • 複数のシャーシで動作している場合、1 つのシャーシの A1/A2 または B1/B2 にあるスイッチが、それぞれ他の A1/A2 または B1/B2 スイッチのみと相互接続されていることを確認してください。1 つのシャーシのスロット A1/A2 にあるスイッチと別の シャーシのスロット B1/B2 にあるスイッチの接続はサポートされていません。 アップリンクは対称である必要があります。SmartFabric の 1 つのスイッチに 2 つのアップリンクがある場合、もう一方のスイ ッチには同じ速度の 2 つのアップリンクが必要です。 アップリンクするスイッチのアップリンクポートで LACP を有効にします。 SmartFabric モードのスイッチペアを別の SmartFabric モードのスイ
SmartFabric モードでは、ポート 9 および 10 は 40 GbE の速度の VLT で自動設定されます。ポート 10 には、100 GbE ではなく 40 GbE をサポートするケーブルまたは光ファイバーを使用してください。 同じシャーシ内の 2 台の MX9116n ファブリックスイッチン グエンジン この配置は単一のシャーシを持つ環境で使用します。スイッチは、スロット A1/A2 またはスロット B1/B2 に配置する必要がありま す。SmartFabric では、Fab A と Fab B にスイッチを含めることはできません。 「同一シャーシ内で Mx9116n ファブリック スイッチング エンジン x2」というファブリック設計は、サポートはされていますがお勧 めはしません。この設計を使用した場合、OME - Modular の[ファブリック トポロジー]および[トポロジー表示]ページにエラ ー メッセージが表示されます。 スイッチ間ケーブル接続 SmartFabric モードで動作している場合、各スイッチペアは仮想リンクトランク(VLT)リンクを実行します。MX9116n では、ポ
MX5108n では、ポート 9 と 10 が使用されています。すべての VLT リンクは同じ速度で実行される必要があるため、ポート 10 は 100 GbE ではなく 40 GbE で動作します。40 GbE をサポートするケーブルまたは光ファイバーを使用していることを確認してくだ さい。 メモ: ポートを選択することはできません。接続トポロジは SmartFabric サービスによって適用されます。 メモ: VLT はイーサネットでのみサポートされ、FCoE ではサポートされません。MX5108n および MX9116n スイッチでは、 LAN および FCoE トラフィック用の物理的に別々のアップリンクが必要です。 アップストリームネットワークスイッチの要件 PowerEdge MX スイッチを冗長アップストリームスイッチのペアに接続することをお勧めしますが、これは必須ではありません。 ファブリック モードのスイッチ ペアをアップストリーム スイッチ ペアに接続する場合は、次のことを確認します。 1.
2. スイッチ非依存 ― この方法では、サーバ上のオペレーティングシステムと NIC デバイスドライバを使用して NIC をチーム化し ます。各 NIC ベンダーが提供する実装は若干異なる場合があり、その長所と短所も異なります。 NIC パーティショニング(NPAR)は、NIC チーミングの動作に影響を与えることがあります。NIC パーティショニングに関連する NIC ベンダーによって実装された制限によって、特定の設定では特定の種類のチーミングが妨げられます。 次の制限は、フルスイッチモードと SmartFabric モードの両方に適用されます。 1. NPAR が使用中でない場合、スイッチ依存(LACP)とスイッチ非依存の両方のチーミング方式がサポートされます。 2. NPAR が使用中の場合、スイッチ非依存のチーミング方式のみがサポートされます。スイッチ依存のチーミングはサポートされ ません。 次の制限は、スイッチ依存(LACP)チーミングに適用されます。 1. iDRAC 共有 LOM 機能は、iDRAC の「フェールオーバー」オプションが有効になっている場合にのみ使用できる。 2.
ファブリックが作成されると、スイッチが SmartFabric モードになり、IOM が再起動します。 メモ: ファブリックの作成後、ファブリックの正常性ステータスはアップリンクが作成されるまで重要です。 メモ: ファブリック正常性アラートは、MCM グループ内のすべてのシャーシに表示されます。 アップリンクの追加 アップリンクを追加するには、次の手順を実行します。 1. デバイス ドロップダウンから ファブリック を選択します。 ファブリック ページが表示されます。 2. ファブリックの表から目的のファブリックを選択し、詳細の表示 をクリックします。 ファブリックの詳細 ページが表示されます。 3. アップリンク セクションで、アップリンクの追加 をクリックします。 アップリンクの追加 ウィンドウが表示されます。 4.
連づけます。アップリンク障害が発生した場合、スイッチは、対応するダウンストリーム インターフェイスを無効にします。 これにより、ダウンストリーム サーバーは、使用可能なアップストリーム接続のための代替パスを選択できます。 6. 必要な スイッチポート を選択し、任意の タグ付きネットワーク を選択します。 既存のネットワーク以外の新しいネットワークを設定する必要がある場合は、ネットワークの追加 をクリックしてネットワーク の詳細を入力します。詳細については、「ネットワークの追加」を参照してください。 ネットワークの追加 ファブリック および 設定 > ネットワーク ページを使用して、ネットワークを追加することができます。詳細に関しては、「ネット ワークの定義」を参照してください。 ファブリック ページから新しいネットワークを追加するには、次の手順を実行します。 1. デバイス ドロップダウンから ファブリック を選択します。 ファブリック ページが表示されます。 2. ファブリックの表から目的のファブリックを選択し、詳細の表示 をクリックします。 ファブリックの詳細 ページが表示されます。 3.
1. デバイス ドロップダウンから ファブリック を選択します。 ファブリック ページが表示されます。 2. ファブリックの表から目的のファブリックを選択し、編集 をクリックします。 ファブリックの編集 ページが表示されます。 3. 名前 と 説明 フィールドに必要な変更を加えます。 アップリンクの削除 アップリンクを削除するには、以下の手順を実行します。 1. デバイス ドロップダウンから ファブリック を選択します。 ファブリック ページが表示されます。 2. ファブリックの表から任意のファブリックを選択し、詳細の表示 をクリックします。 3. アップリンクの表から、削除するアップリンクを選択します。 4. 削除 をクリックします。はい をクリックして削除を確認します。 ファブリックの削除 既存のファブリックを削除するには、次の手順を実行します。 1. デバイス ドロップダウンから ファブリック を選択します。 ファブリック ページが表示されます。 2. ファブリックの表から、削除するファブリックを選択します。 3. 削除 をクリックします。 削除の確認を求めるメッセージが表示されます。 4.
FCoE の場合、[ネットワーク タイプ]は[ストレージ - FCoE]である必要があります。 5. [終了]をクリックします。 VLAN の編集 SmartFabric で、導入されたサーバー上の VLAN を追加または削除することができます。 VLAN を追加または削除するには、次の手順を実行します。 1. メニューで、[デバイス] > [ファブリック]をクリックします。 2. VLAN を追加または削除するファブリックを選択します。 3. 左ペインで[サーバー]を選択し、必要なサーバーを選択します。 4. [ネットワークの編集]をクリックします。 5. 次のオプションのいずれかを選択します。 • • • LACP の NIC チーミング チーミングなし その他 6. タグ付きおよびタグなしの VLAN を定義し、必要に応じて VLAN の選択を変更します。 7. 各メザニン カード ポートに対してタグ付きおよびタグなしのネットワークの VLAN を選択します。 8.
11 ネットワークの管理 タグ付きおよびタグなしの VLAN の環境を表す論理ネットワークを設定できます。これらの論理ネットワークは、物理サーバの NIC ポートに関連付けられたスイッチポートで適切な VLAN をプロビジョニングするために使用されます。 メモ: VLAN は、SmartFabric モードでスイッチに接続されているサーバーにのみ割り当てられます。フルスイッチモードでス イッチに接続されているサーバでは、VLAN 情報は無視されます。 タグ付きネットワークでは、1 つのポートが複数の VLAN を処理します。VLAN タグ付きネットワークは、他の側で VLAN に属する パケットを識別するのに役立ちます。パケットには、イーサネットフレームの VLAN タグがタグ付けされています。VLAN ID はヘ ッダーに配置され、それが属するネットワークを識別します。 タグなしのネットワークでは、1 つのポートが 1 つの VLAN のみを処理します。 ネットワークのリストを表示するには、設定 > ネットワーク を順にクリックします。ネットワーク ページに、ネットワークのリス トが表示されます。ネットワー
表 14. ネットワークトラフィックタイプ - QoS 設定 (続き) ネットワークトラフィックタイプ 説明 QoS 設定 ストレージ - iSCSI iSCSI VLAN に使用されます 5 ストレージ - FCoE FCoE VLAN に使用されます 5 ストレージ - データレプリケーション VMware VSAN など、ストレージのデータ レプリケーションをサポートする VLAN に使用されます 5 VM の移行 vMotion および同様のテクノロジをサポ ートする VLAN に使用されます 5 VMWare FT ロギング VMware フォールトトレランスをサポート 5 する VLAN に使用されます ネットワークの定義 論理ネットワークを設定するには、次の手順を実行します。 1. [設定] > [VLAN]をクリックします。 [VLAN]ページが表示されます。 2. 定義 をクリックします。 ネットワークの定義 ウィンドウが表示されます。 3.
ネットワークの詳細は、.csv 形式でお使いのシステムのローカル ドライブにエクスポートされます。 VLAN のインポート VLAN をインポートするには、次の手順を実行します。 1. [ネットワーク]ページで、目的のネットワークを選択して[インポート]をクリックし、[ファイルからインポート]を選択し ます。 [ファイルからインポート]ウィンドウが表示されます。 2. [ファイルの選択]をクリックして、宛先からファイルを参照してインポートします。サポートされるファイルの種類は.csv と.json です。 3.
12 ファイバチャネル IOM の管理 MXG610s Fibre Channel(FC)スイッチは、ミッション クリティカルなアプリケーションが外部ストレージ上のデータにアクセスす るように設計されています。これは、フラッシュストレージと仮想化されたサーバ環境に最適化されています。FC スイッチによ り、組織は、Ports-on-Demand(PoD)接続性および帯域幅を動的に拡張できます。統合管理とシンプルなサーバとストレージへの 接続性により、運用を強化します OME–Modular は、MXG610s の管理をシンプルにします。OME–Modular の SSO 機能は、セキュリティと利便性を強化します。 MXG610s FC スイッチの GUI を表示するには、次の手順を実行します。 1.
13 ファームウェアの管理 OME–Modular のファームウェア機能により、シャーシ内のすべてのコンポーネントのファームウェアをアップデートできます。コ ンポーネントには、コンピュートスレッド、イーサネット IOM、ストレージ IOM、および SAS IOM があります。ファームウェア ア ップデートは、デルの Web サイトのソース、または Repository Manager を使用したカスタム リポジトリーのセットアップを使用で きます。 シャーシのファームウェアをアップデートするには、シャーシの管理者の役割と、シャーシのデバイスアップデート権限が必要です。 コンポーネントのファームウェアをアップデートするには、デバイス固有のマネージャーの役割とデバイスのアップデート権限が必 要です。 MX シャーシバンドルは、次のアップデートパッケージを指します。 • • • シャーシマネージャー DUP—この DUP は、OME–Modular のファームウェアで構成されています。 ストレージスレッド DUP—この DUP には、シャーシの Dell Storage スレッドのアップデートが含まれています。
2. カタログタイプを選択して、ベースラインの名前と説明を入力します。 3. 追加 をクリックします。 ファームウェアカタログの追加 ウィンドウが表示されます。 4. カタログソースを選択します。 5. ファームウェアベースラインの作成 ウィンドウで、ベースラインを作成するデバイスまたはグループを選択します。 ベースラインが作成されると、メッセージが表示され、ベースラインでコンプライアンスチェックが実行されます。ファームウ ェア ページに、ジョブのステータスが表示されます。 メモ: ベースラインがカタログから作成された場合、関連するベースラインの情報が表示されます。 コンプライアンスの確認 ファームウェアベースラインのコンプライアンスを確認するには、次の手順を実行します。 1. [ファームウェア コンプライアンス]ページで、ベースラインを選択して[コンプライアンスの確認]をクリックします。 ファームウェア ページの右側に、コンプライアンスの確認のサマリが表示されます。 2.
グはダウンロードされません。リポジトリのタイプが NFS で、指定された NFS サーバーでカタログ ファイルが利用できない 場合は、前回取得されたカタログ ファイルが使用されます。 カタログのリストを表示するには、下記を実行します。 [ファームウェア コンプライアンス]ページで、[カタログ管理]をクリックします。 カタログ管理 ページが表示されます。 カタログを選択すると右側に概要が表示されます。この概要には、カタログのバンドル数、カタログがリリースされた日時、カタ ログに関連付けられているベースラインの名前が含まれます。 カタログ管理 ページでは次のタスクを実行できます。 • • • • カタログの追加 カタログの編集 カタログのアップデートのチェック カタログの削除 カタログの表示 カタログ管理 ページでは次の情報を表示できます。 • • • • • カタログの名前とダウンロードステータス カタログのダウンロード元のリポジトリのタイプ リポジトリの場所 カタログ.xml ファイルの名前 カタログのリリースタイムスタンプ 1.
メモ: プロキシと HTTPS 共有両方の認証が有効になっている場合は、プロキシによる HTTPS 共有機能は機能しません。 4. カタログのアップデート モードを選択します。 使用可能なオプションは次のとおりです。 • • 手動 自動 デフォルトのモードは[手動]です。 5. [アップデートの頻度]を選択します。 • • 毎日 毎週 時刻は HH:MM 形式で指定します。 カタログの編集 カタログ名、ネットワーク共有アドレス、およびカタログのファイルパスのみ変更できます。 カタログを編集するには、次の手順を実行します。 1. カタログ管理 ページで、編集するカタログを選択して 編集 をクリックします。 ファームウェアカタログの編集 ウィンドウが表示されます。 2.
メモ: NTP サーバーを設定した後で[時刻設定]ページにローカル クロックが表示されている場合は、NTP サーバーを再設 定します。 メモ: ファームウェアのアップデート中に、アクティブな MM が再起動してスタンバイ MM がアクティブになったとき、 ファームウェア アップデートの[実行詳細]ページに一部のメッセージが表示されません。同期の問題により、メッセージ が表示されなくなります。 メモ: OME–Modular のファームウェアアップデート中に、複数のユーザーがインタフェースを使用して、OME–Modular を アップロードすることができます。ただし、ファームウェアアップデートジョブが開始されると、警告メッセージが表示さ れることがあります。 メモ: 非デフォルト VLAN では、ToR スイッチの DHCP V6 設定に IPv6 デフォルトゲートウェイがない場合、MX9116n ま たは MX5108n IOM の管理 IPv6 IP に到達できません。 ファームウェアのロールバック デバイスまたはコンポーネントのファームウェアアップデートがわからない場合は、アップデートの前にアップデート
14 アラートとログの監視 管理システム環境で生成されたアラートを表示および管理できます。アラートをフィルターして、適切なアクションを実行できま す。 MCM グループ内のすべてのシャーシは、シャーシ内の新しい MX5108N IOM または MX9116N IOM に対応するため、シャーシ内に存 在するのが MX5108N IOM または MX9116N IOM のどちらであっても、ファブリック アラートを受信します。 アラート ページを表示するには、メニューバーから アラート をクリックします。アラート ページに次のタブが表示されます。 • • • アラートログ アラートポリシー アラート定義 トピック: アラートログ アラートポリシー アラートの定義 • • • アラートログ アラートログ ページには、シャーシで発生しているイベントのリストアラートログが表示されます。メニュー バーで、アラート > アラート ログ の順にクリックします。アラートログ ページが表示されます。アラートの詳細を表示することができます—アラー トの重大度、タイムスタンプ、ソース、カテゴリ、サブカテゴリ、メッセージ ID、
アラートログの確認 未確認のアラートログを確認することができます。アラートを確認すると、システムに同じイベントを保存することができなくな ります。たとえば、デバイスにノイズが多く、同じイベントを複数回生成している場合は、デバイスから受信したイベントを確認 することで、アラートの記録を無視することができます。また、同じタイプのイベントはそれ以上記録されません。 アラートログを確認するには、次の手順を実行します。 アラートログ ページで、確認するアラートログを選択して 確認 をクリックします。 選択したアラートログの 確認 列にチェックマークが表示されます。 アラートログの未確認化 確認済みのアラートログを未確認にできます。アラートを未確認にすると、同じイベントが頻繁に繰り返される場合でも、すべて のデバイスからのすべてのイベントが記録されることを意味します。デフォルトでは、すべてのアラートが未確認にされます。 アラートログを未確認にするには、次の手順を実行します。 アラートログ ページで、未確認にするアラートログを選択して 未確認 をクリックします。 選択したアラートログの 確認 列に表示されていたチェックマ
• • • アラートポリシーの有効化 アラートポリシーの無効化 アラートポリシーの削除 OME–Modular は、アラート送信先が設定された後、システムを監視するための事前定義されたアラートポリシーも提供します。 アラートポリシーの作成 ソース Fabric Manager からファブリックまたはアップリンク関連のアラートを受信するには、設定された外部の宛先で[ネットワ ーク IOM]またはアラート ポリシーの設定中に[デバイス]ではなく[グループ]として[すべてのデバイス]を選択します。 アラートポリシーを作成するには、次の手順を実行します。 1. メニュー バーから、アラート > アラート ポリシー > 作成 をクリックします。 アラートポリシーの作成 ウィザードが表示されます。 2. アラートポリシーの名前と説明を入力します。 3. ポリシーを有効にする を選択して、警告ポリシーを有効にし、次へ をクリックします。 カテゴリ タブが表示されます。 4.
アラートポリシー ページで、有効にするアラートを選択し、有効 をクリックします。 確認メッセージが表示されます。 アラートポリシーの編集 アラートポリシーを編集することができます。 アラートポリシーを編集するには、以下を実行します。 アラートポリシー ページで、編集するアラートを選択して 編集 をクリックします。 確認メッセージが表示されます。 アラートポリシーを無効にする 有効になっているアラートポリシーを無効にすることができます。一度に複数のアラートを無効にすることができます。 アラートポリシーを無効にするには、次の手順を実行します。 アラートポリシー ページで、無効にするアラートを選択し、無効 をクリックします。 確認メッセージが表示されます。 アラートポリシーの削除 有効になっているアラートポリシーを削除することができます。一度に複数のアラートを削除することができます。 アラートポリシーを削除するには、次の手順を実行します。 1. アラートポリシー ページで、削除するアラートを選択し、削除 をクリックします。 メッセージが表示され、操作の確認が求められます 2.
• • カテゴリ と サブカテゴリ - 特定のカテゴリのアラートを表示します。 重大度 - 特定の重大度レベルのアラートをすべて表示します。 フィルターで行われる選択は、リアルタイムで適用されます。 4.
15 監査ログの監視 OME–Modular の監査ログ機能を使用すると、次のログエントリーを監視できます。 • • • • ログイン試行回数 アプライアンスのセットアップ RESTful API を使用したシャーシ構成の変更 アラートフィルターの設定の変更 監査ログ ページでは、次のタスクを実行できます。 • • 詳細フィルター を使用して、監査ログをソートします。 .csv 形式ですべての監査ログをネットワーク共有またはお使いのシステム上のローカルドライブにエクスポートします。 簡易展開監査ログは、作成またはアップデートされるたびに、全体的な操作として記録されます。簡易展開監査ログの詳細は、シ ステムで作成またはアップデートされた他のジョブの詳細と似ています。 監査ログ ページを表示するには、次の手順を実行します。 メニュー バーから、監視 > 監査ログ の順にクリックします。 監査ログ ページが表示されます。 トピック: 監査ログのフィルタリング 監査ログのエクスポート ジョブの監視 • • • 監査ログのフィルタリング 監査ログをフィルタリングするには、次の手順を実行します。 1.
ジョブの監視 シャーシおよびそのサブコンポーネントで開始されたジョブのステータスおよび詳細は、ジョブ ページに表示できます。ジョブに は、デバイスのファームウェアアップデートとインベントリの更新が含まれます。 ジョブ ページを表示するには、メニュー バーから 監視 > ジョブ をクリックします。 ジョブ ページでは、次のタスクを実行できます。 • • • • • • • 詳細フィルター を使用してジョブをフィルターする ジョブのサマリを表示する。 ジョブを実行する ジョブを停止する ジョブを有効にする ジョブを無効にする ジョブを削除する 1 つまたは複数のサブタスクがリクエストを処理できずステータスが「警告」に設定されている場合、ジョブのステータスが「エラー で終了しました」になります。すべてのサブタスクが失敗した場合は、ステータスが「失敗」になります。すべてのタスクが正常に 完了した場合、ステータスが「完了」と表示されます。 Quick Deployment ジョブは、スロット ベースのプロファイル導入ジョブよりも優先されます。競合する設定がある場合は、Quick Deployment 設定に戻します
• • ○ VLAN 定義のインポート ○ インベントリ ○ MCM バックアップ リードの割り当て ○ MCM グループ ○ MCM オフボーディング ○ MCM オンボーディング ○ MCM バックアップ リードの昇格 ○ MCM バックアップ リードの再割り当て ○ MCM リードの廃棄 ○ MCM 設定の伝播 ○ MCM バックアップ リードの割り当て解除 ○ プロファイルのアップデート ○ 簡易導入 ○ 復元 ○ 設定のアップデート ○ ソフトウェアのロールバック ○ SyncronizeDate タスク ○ 時刻設定 ○ アップデート 最後の実行開始日 と 最後の実行終了日 - 最後の実行期間に基づいてジョブを表示します。 ソース - ソースに基づいてジョブを表示します。使用可能なオプションは次のとおりです。 ○ すべて ○ ユーザー生成 ○ システム生成 フィルターで行われる選択は、リアルタイムで適用されます。フィルターをリセットする場合は、すべてのフィルターのクリア をクリックします。 ジョブの詳細の表示 Fabric Manager のオンボーディングは、IOM クラスターで Fabr
メモ: メンバー シャーシを追加するための MCM オンボーディング タスクの[再起動]オプションは、ジョブのステータス に関係なく無効になっています。 ファームウェア アップデート、racreset または管理モジュールのフェールオーバー後に、アラートを取得できなかったことを 示すメッセージが表示されます。表示されているメッセージは、OME–Modular の機能に影響しません。 ジョブ実行の詳細のエクスポート ジョブ実行の詳細を.txt 形式でお使いのシステムのローカル ドライブにエクスポートすることができます。 ジョブの詳細をエクスポートするには、次の手順を実行します。 [ジョブの詳細]ページで、[実行の詳細]タブの下の[エクスポート]をクリックします。 実行の詳細は、お使いのシステムのローカル ドライブにダウンロードされます(.txt 形式)。 ジョブ実行の詳細は、ジョブの開始日と終了日、ステータス、経過時間、ジョブが実行されているターゲット システム、ジョブの メッセージです。 メモ: レポートは必ず、.
操作の確認を求めるメッセージが表示されます。 108 監査ログの監視
16 使用事例シナリオ この章では、バックアップ リード シャーシ機能の使用事例について説明します。 トピック: • • MCM リードへのバックアップの割り当て バックアップ リードがリード シャーシとして引き継ぎを行うシナリオ MCM リードへのバックアップの割り当て バックアップ リード シャーシ機能により、既存のリード シャーシに障害が発生した場合に、シャーシ グループ内のシステムの管理 が容易になります。シャーシ グループの管理には、次のタスクが含まれます。 • • • • 割り当て ― シャーシ グループのメンバーをバックアップとして既存のリード シャーシに割り当てることができます。 割り当て解除 ― 既存のバックアップ シャーシの代わりに、グループ内の別のシャーシを選択できます。 昇格 ― 既存のリード シャーシに障害が発生した場合に、バックアップ シャーシがリード シャーシとして引き継ぐことを可能に します。 廃棄 ― 既存のリード シャーシを廃棄する必要がある場合に、バックアップがリード シャーシとして引き継ぐことを可能にしま す。 詳細については、「シャーシ グループ」を参照して
バックアップの正常性ステータスは、最初に設定データの同期中に「重大」と表示されてから、「OK」に変わります。バックアッ プの正常性が「OK」に移行するまで待機してから続行してください。割り当てタスクから 30 分経過してもバックアップの正常 性が「重大」または「警告」とレポートされ続ける場合は、解決されない通信の問題が発生していることを示しています。バック アップの割り当てを解除し、手順 5 を繰り返して、別のメンバーを新しいバックアップとして選択します。また、Dell EMC で は、バックアップ正常性アラートについての通知アクションを E メール、SNMP トラップ、システム ログを通じて実行するた めのアラート ポリシーをリードで作成することを推奨します。バックアップ正常性アラートは、シャーシ設定およびシステム正 常性カテゴリーに含まれます。 6.
図 2.
1. バックアップ リード シャーシでの「昇格」タスクの実行前: a. 「昇格」タスクは破壊的な動作であり、アクセスできないリード シャーシを復元する手段がない場合にのみ使用する必要があ ります。たとえばリード シャーシの部分的な障害で、応答しないのは管理モジュールのみでコンピュートは機能している場 合に昇格タスクを実行すると、リード シャーシ コンピュートでまだ実行されているワークロードが中断されます。機能して いるコンポーネント、つまり障害が発生したリードのコンピュートやネットワーク スイッチの場所を変える方法の詳細につ いては、このリストの項目 3. c「実働環境に移行する前に、障害が発生したリードを復元するために必要な手順」を参照して ください。 b.
の割り当てを回収します。ID プールの割り当てを回収する必要があるのは、古いシャーシが実働環境に復帰したときに ネットワーク ID が競合するのを防ぐためです。 iv. 古いリード シャーシからファブリックを削除しないでください。ファブリックを削除すると、古いリードがネットワーク に再度追加されたときに、ネットワークが失われる可能性があります。 v. 古いリードで、次の REST API ペイロードを使用して、「設定のリセット」を強制的に実行します。 URI:/api/ApplicationService/Actions/ApplicationService.ResetApplication メソッド:POST ペイロード:{"ResetType": "RESET_ALL", "ForceReset": true} d. 古いリードで正常に動作しているコンポーネントを、グループ内の他のシャーシに再配置します。 古いリードから新しいリードまたはグループ内のメンバー シャーシにネットワーク スイッチを再配置して、ファブリック の正常性を復元します。 ii.
17 トラブルシューティング このセクションでは、OME–Modular ユーザーインタフェースを使用して、問題のトラブルシューティングおよび解決のためのタス クについて説明します。 • • • • • • • • • ファームウェアアップデートの失敗 ストレージ割り当ての失敗 IOM の管理の役割がダウングレードされている IOM の正常性のダウングレード コンピュートスレッドのドライブが表示されない ストレージスレッドを IOM に適用できない OpenManage 内のドライブが表示されない iDRAC ドライブ情報が OpenManage ドライブ情報と一致しない ストレージスレッドの割り当てモードが不明である メモ: 詳細なトラブルシューティングについては、/infohub.delltechnologies.
SAS IOM の正常性のダウングレード SAS IOM の正常性は、次の場合にダウングレードされます。 1. 1 つまたは複数のサブコンポーネントが無効の場合。 2. 非 SAS IOM が検出された場合。 3. サブコンポーネントのファームウェアで不一致が検出された場合。 コンピュートスレッドのドライブが表示されない 1. コンピュートスレッドが PERC コントローラで構成されていて、ドライブがリシートまたは移動された場合、それらは「外部」と して再検出されます。 2. ストレージスレッドから取り外されているドライブは検出されません。 3. ストレージスレッドを交換した場合は、以前のスレッドのストレージ構成を、交換したスレッドに適用することはできません。 ストレージ構成を SAS IOM に適用できない場合 1. 2. 3. 4.
リード シャーシの障害のトラブルシューティング 障害が発生した後に、リード シャーシがオンラインになる段階にある場合、この移行は自動的に検出される必要があります。バッ クアップ リード シャーシを新しいリード シャーシとして昇格させた場合は、以前のリード シャーシを本番環境に戻す前に、以前の リード シャーシが正しく移行するようにしてください。 以前のリード シャーシを本番環境に戻す前に、次の手順を実行します。 1. スタッキング ケーブルを外します。 2. RESTful API を実行して、強制的にデフォルトにリセットします。 リード シャーシがスタンドアロン シャーシになります。 3.
A IOM の推奨スロット構成 次の表に、推奨される IOM スロット構成を示します。 表 15.
表 16.
B OME-Modular の 1.10.10 へのアップデート お使いのシステム上の OME-Modular の現在のバージョンが 1.00.01 または 1.00.10 である場合は、最初に OME-Modular バージョンを 1.10.10 にアップデートしてから OME-Modular 1.10.20 にアップデートする必要があります。 1.10.10 にアップデートするには、次の手順を実行します。 1. [デバイス] > [シャーシ]をクリックします。 利用可能なシャーシのリストが表示されます。 2. リスト ヘッダーで、チェックボックスをオンにして、現在のページのすべてのシャーシを選択します。複数のページがある場合 は、各ページに移動し、チェックボックスをオンにします。 3. すべてのシャーシを選択した後、[ファームウェアのアップデート]をクリックします。 4. ポップアップ ウィザードで、個々のパッケージを選択し、 [参照]をクリックして[OpenManage Enterprise Modular 1.10.10] DUP を選択します。 5.
C OME-Modular の 1.10.20 へのアップデート お使いのシステム上の OME-Modular の既存のバージョンが 1.00.01、1.10.00、1.10.10 の場合は、1.20.00 にアップデートする前に、 バージョンを 1.10.20 にアップデートする必要があります。 OME-Modular バージョン 1.10.20 をアップデートするには、次の手順を実行します。 1. [デバイス] > [シャーシ]をクリックします。 利用可能なシャーシのリストが表示されます。 2. リスト ヘッダーで、チェックボックスをオンにして、現在のページのすべてのシャーシを選択します。複数のページがある場合 は、各ページに移動し、チェックボックスをオンにします。 3. すべてのシャーシを選択した後、[ファームウェアのアップデート]をクリックします。 4. ポップアップ ウィザードで、個々のパッケージを選択し、 [参照]をクリックして[OpenManage Enterprise Modular 1.10.
D ファブリック スイッチング エンジンおよび Ethernet スイッチのアップデート アップデートを実行するために必要な次の情報を収集します。 メモ: ネットワーク スイッチのバージョン 10.4.0.R3S と 10.4.0.R4S については、手順 1 と 2 をスキップし、ステップ 3 に進 みます。 1.
slot_number: 1 ip_address: fde1:53ba:e9a0:de14:2204:fff:fe21:9f49 Chassis Tag ARH0009 IOM Service Tag HRA0036 Role BACKUP IP Address fde1:53ba:e9a0:de14:2204:fff:fe20:56c9 Chassis Tag ARH0005 IOM Service Tag HRA0017 Role BACKUP IP Address fde1:53ba:e9a0:de14:2204:fff:fe21:9f49 Chassis Tag ARH0010 IOM Service Tag HRA0037 Role BACKUP IP Address fde1:53ba:e9a0:de14:2204:fff:fe12:e8c3 Chassis Tag ARH0005 IOM Service Tag HRA0020 Role MASTER IP Address fde1:53ba:e9a0:de14:2204:fff:fe21:e749 dnv$ このコマンドは、ネットワーキング
E CLI を使用したネットワーキング スイッチのア ップグレード 1. シャーシ グループ内のすべてのメンバーがアップグレードされた後、マスター ネットワーキング I/O モジュールをアップグレー ドします。 2. シャーシ グループに MX5108n と MX9116n が含まれている場合は、MX5108n ネットワーキング I/O モジュールを最初(マスター 以外)にアップグレードし、次に MX9116n ネットワーキング I/O モジュールをアップグレードします。 3. 複数のネットワーキング I/O モジュールをアップグレードする場合は、2 つ以上のネットワーキング I/O モジュールを同時にアッ プグレードしないようにしてください。また、各ネットワーキング I/O モジュールは、異なるファブリックの一部である必要が あります。 10.4.x を実行している IOM を 10.5.05 にアップデートする場合は、ファブリック内の両方の IOM を同時にアップデートして再起 動する必要があります。 4. ネットワーキング I/O モジュールをアップグレードするには、次の手順を実行します。 a.
表 21. コマンドの説明 コマンド 説明 OS10# image install image-url ソフトウェア イメージをインストールします。 例: OS10# image install image://filename.bin f. (オプション)EXEC モードで現在のソフトウェア インストールのステータスを表示します。 表 22. コマンドの説明 コマンド 説明 OS10# show image status ソフトウェア インストールの現在のステータスを表示しま す。 g. EXEC モードで、次の起動パーティションをスタンバイ パーティションに変更します。アクティブなパラメーターを使用し て、次の起動パーティションをスタンバイからアクティブに設定します。 表 23. コマンドの説明 コマンド 説明 OS10# boot system standby 次の起動パーティションをスタンバイに変更します。 h. (オプション)EXEC モードで、次の起動パーティションがスタンバイに変更されたかどうかを確認します。 表 24. コマンドの説明 i.
すべての IOM のアップデートが完了すると、MX7000 のアップデート手順のすべてのコンポーネントのアップデートプロセスが 完了します。想定のすべてのデータ パス リンクが動作し、トラフィックを渡していることを確認します。ネットワーク リンク またはパフォーマンスの問題が発生した場合は、MX7000 シャーシをパワー サイクル(コールド ブート)します。詳細について は、「シャーシの電源制御」を参照してください。 CLI を使用したネットワーキング スイッチのアップグレード 125