Users Guide
Table Of Contents
- PowerEdge MX7000シャーシ用Dell EMC OpenManage Enterprise-Modular Editionバージョン1.30.00 ユーザーズ ガイド
- 概要
- PowerEdge MXソリューションのファームウェアのアップデート
- OME-Modularのライセンス
- OME-Modular へのログイン
- ローカルユーザー、Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしての OME–Modular へのログイン
- シングル サインオンを使用したOME-Modularへのログイン
- OpenID Connectを使用したOME-Modularへのログイン
- OME-Modular ホームページ
- デバイス正常性の表示
- シャーシのセットアップ
- 初期設定
- シャーシの設定
- シャーシの管理
- シャーシグループ
- シャーシの電源制御
- シャーシのバックアップ
- シャーシの復元
- シャーシプロファイルのエクスポート
- シャーシフェールオーバーの管理
- シャーシのトラブルシューティング
- LED の点滅
- OME-Modular にアクセスするためのインタフェース
- シャーシハードウェアの表示
- シャーシアラートの表示
- シャーシのハードウェアログの表示
- OME-Modular の設定
- コンピュートスレッドの管理
- プロファイルの管理
- ストレージの管理
- テンプレートの管理
- ID プールの管理
- イーサネット IO モジュール
- MXの拡張性の高いファブリック アーキテクチャ
- SmartFabric サービス
- ネットワークの管理
- ファイバチャネル IOM の管理
- ファームウェアの管理
- アラートとログの監視
- 監査ログの監視
- 使用事例シナリオ
- トラブルシューティング
- IOM の推奨スロット構成
- 異なるOS10 DUPバージョンを使用したネットワーキング スイッチのアップグレード
- Upgrading networking switch using CLI
スパニングツリープロトコル
OpenManage Modular v1.20.00 および 10.5.0.5 より後の OS10 バージョンには、STP を必要としない新しい Ethernet アップリンク タ
イプが含まれています。これで、STP Ethernet アップリンクは、すべての SmartFabric インストールに推奨されるアップリンク タ
イプになりました。アップストリーム スイッチの設定手順については、『PowerEdge MX SmartFabric 設定およびトラブルシューテ
ィング ガイド』を参照してください。
STP を必要とするレガシー Ethernet アップリンク タイプは引き続きサポートされます。レガシー Ethernet アップリンクを作成す
る場合は、正しい STP タイプが選択されていることを確認します。
OS10 では、スパニングツリープロトコルとして RPVST+ がデフォルトです。STP モードを変更するには、スパニングツリーモー
ドコマンドを使用します。STP モードを変更するには、スパニングツリーモードコマンドを使用します。手順については、『OS10
Enterprise Edition
ユーザー
ガイド
』を参照してください。
メモ: アップストリームネットワークが RSTP を実行している場合、スイッチをアップストリームネットワークに物理的に接
続する前に RPVST+ から RSTP に変更します。これを行わないと、ネットワークが停止する可能性があります。
SmartFabric アップリンクの詳細については、『PowerEdge MX SmartFabric
設定およびトラブルシューティング
ガイド
』を参照し
てください。
Identifier GUID-E13A2FE0-079F-4222-B622-0885FCDB4B8C
Version 3
Status Translation Validated
NIC チーミングの制限
NIC チーミングは、特定の実装でそれをしないよう推奨されない限り、冗長性のために推奨されます。NIC チーミングには、次の
2 つの種類があります。
1. スイッチ依存 ― 802.3ad または動的リンクアグリゲーションとも呼ばれます。スイッチ依存のチーミング方式では、チーミン
グ トポロジーを理解するために LACP プロトコルを使用します。このチーミング方式ではアクティブ / アクティブチーミング
を提供し、LACP チーミングをサポートするスイッチが必要になります。
2. スイッチ非依存 ― この方法では、サーバ上のオペレーティングシステムと NIC デバイスドライバを使用して NIC をチーム化し
ます。各 NIC ベンダーが提供する実装は若干異なる場合があり、その長所と短所も異なります。
NIC パーティショニング(NPAR)は、NIC チーミングの動作に影響を与えることがあります。NIC パーティショニングに関連する
NIC ベンダーによって実装された制限によって、特定の設定では特定の種類のチーミングが妨げられます。
次の制限は、フルスイッチモードと SmartFabric モードの両方に適用されます。
1. NPAR が使用中でない場合、スイッチ依存(LACP)とスイッチ非依存の両方のチーミング方式がサポートされます。
2. NPAR が使用中の場合、スイッチ非依存のチーミング方式のみがサポートされます。スイッチ依存のチーミングはサポートされ
ません。
次の制限は、スイッチ依存(LACP)チーミングに適用されます。
1. iDRAC 共有 LOM 機能は、iDRAC の「フェールオーバー」オプションが有効になっている場合にのみ使用できる。
2. ホスト オペレーティング システムが Windows の場合は、LACP タイマーを「低速」(「通常」とも呼ばれる)に設定する必要が
ある。
サポートされているオペレーティング システムのリストは、『Dell EMC PowerEdge Mx7000
エンクロージャ設置およびサービス
マニュアル
』を参照してください。
メモ: SmartFabric では、4 つのポートがある LACP チームが作成され、その LACP チームから 2 つのポートを削除する場合、
LACP チーム全体を削除して、2 つのポートがある新しい LACP チームを作成する必要があります。
NIC チーミングの詳細な手順については、ネットワークアダプタまたはオペレーティングシステムのマニュアルを参照してくださ
い。
Identifier
GUID-9B93DD0A-E89A-4F85-A7CE-2D318C985C20
Version 3
Status Translation Validated
SmartFabric モードで使用可能な OS10 CLI コマンド
SmartFabric モードで動作している場合、ほとんどのスイッチ設定は OME-Modular GUI を使用して管理されます。レイヤー 3 ルー
ティングなどの一部の OS10 機能は無効になっています。ファブリック モードで動作するスイッチは、すべての OS10[[show]]
114 SmartFabric サービス