Users Guide
Dell デバイス クラス ID
Z シリーズスイッチ
2091
Dell Connections License Manager(アプリケーショ
ン
)
2081
イベント監視プロセスは次のとおりです。
1. MTTrapd プローブが対応 Dell デバイスから SNMP トラップを受信します。
2. MTTrapd プローブはそれぞれの規則を使用してトラップをイベントに変換し、次に Dell デバイスから
のトラップをフィルタして、イベントフィールドに適切な値を投入します。
3. MTTrapd プローブが、イベントを ObjectServer に転送します。
4. ObjectServer との通信によって、デスクトップおよび Web GUI コンソールがイベントを表示します。
イベント重大度について
ObjectServer に転送されたイベントは、次のいずれかの重大度で Netcool/OMNIbus コンソールに表示され
ます。
• 正常 — 電源装置の電源投入やセンサーの読み取り値が正常に戻るなど、コンポーネントの正常な動作を
示すイベント。
• 警告 — 必ずしも重要ではないが、警告しきい値を超えるなど、将来的に問題が発生する可能性があるイ
ベント。
• 重要 — エラーしきい値を超えたり、ハードフェアの故障など、実際のまたは差し迫るデータ損失や機能
喪失を示すイベント。
• 不確定 — 重要度が不明なイベント。また、問題イベントをクリアする解決イベントは、イベントのアラ
ートタイプが
解決 の場合、まず不確定と表示されてから、正常に変更されます。
自動イベント相関
IBM Tivoli Netcool/OMNIbus 向け Dell OpenManage Connection は、Dell サーバー、iDRAC7、iDRAC8、
PowerEdge VRTX CMC、Compellent ストレージアレイ、EqualLogic ストレージアレイ、Enterprise シリー
ズスイッチ(S-Series、M-Series、Z-Series、および C-Series)、および N-Series スイッチにおける自動イベ
ント相関をサポートします。
ObjectServer がイベントを受信すると、適切なトリガが自動的に呼び出され、イベントを相関します。
Dell OpenManage Connection では、次のイベントが自動相関されます。
• 問題イベントとそれに対応するクリアイベント - OMSA、OMSS、iDRAC7、iDRAC8、PowerEdge VRTX
CMC、Compellent ストレージアレイ、EqualLogic ストレージアレイ、Enterprise シリーズスイッチ、
および
N-Series スイッチイベントがこのイベント相関をサポートします。
IBM generic_clear トリガは、これらの問題イベントを、問題が修正されるときの対応クリアイベン
トと相関させます。
• 問題イベントと別の問題イベント - OMSA、iDRAC7、iDRAC8、PowerEdge VRTX CMC、Compellent ス
トレージアレイ、EqualLogic ストレージアレイ、Enterprise シリーズスイッチ、および N-Series スイッ
チイベントがこのイベント相関をサポートします。
dell_omsa_clear トリガは、別の問題イベント別に OMSA 問題イベントを相関させます。
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