Users Guide
• サーバー、キーボード / ビデオ / マウス(KVM)スイッチ、入出力モジュール(IOM)、および SD カ
ードの有無。
• ファブリック、ファームウェアバージョンなどの不一致。
イベント重大度について
ObjectServer に転送されたイベントは、次のいずれかの重大度で Netcool/OMNIbus コンソールに表示されま
す。
• 正常 — 電源装置の電源投入やセンサーの読み取り値が正常に戻るなど、コンポーネントの正常な動
作を示すイベント。
• 警告 — 必ずしも重要ではないが、警告しきい値を超えるなど、将来的に問題が発生する可能性があ
るイベント。
• 重要 — エラーしきい値を超えたり、ハードフェアの故障など、実際のまたは差し迫るデータ損失や
機能喪失を示すイベント。
• 不確定 — 重要度が不明なイベント。また、問題イベントをクリアする解決イベントは、イベントの
アラートタイプが 解決 の場合、まず不確定と表示されてから、正常に変更されます。
自動イベント相関
Dell OpenManage Connection は、Dell サーバーと EqualLogic システムでの自動イベント相関をサポートします。
ObjectServer が OMSA、OMSS、または EqualLogic イベントを受信すると、適切なトリガが自動的に呼び出さ
れてイベントが相関されます。
Dell OpenManage Connection では、次のイベントが自動相関されます。
• 問題イベントとそれに対応するクリアイベント — OMSA、OMSS、および EqualLogic イベントがこの
イベント相関をサポートします。IBM generic_clear トリガは、問題が修正されると、OMSA、
OMSS、および EqualLogic 問題イベントを、それに対応するクリアイベントに相関させます。
• 問題イベントと別の問題イベント — OMSA および EqualLogic イベントがこのイベント相関をサポー
トします。dell_omsa_clear トリガは、別の問題イベントで OMSA 問題イベントを相関させます。
dell_equallogic_clear トリガは EqualLogic 問題イベントを相関させます。
• 重複する問題イベントと別の問題イベント — OMSA および EqualLogic イベントが、このイベント相関
をサポートします。dell_omsa_deduplicate_clear トリガは OMSA 問題イベントを相関させま
す。
dell_equallogic_deduplicate_clear トリガは EqualLogic 問題イベントを相関させます。
メモ: 正常イベントと正常イベントの相関はサポートされていません。これは、Netcool/OMNIbus
が定期的に正常イベントをクリアするためです。OMSA および OMSS イベントの相関の詳細に
関しては、dell.com/support/manuals にある『Dell
OpenManage Server Administrator メッセージリフ
ァレンスガイド』を参照してください。EqualLogic イベント相関の詳細に関しては、「EqualLogic
アラート相関」を参照してください。
Dell OpenManage Server Administrator コンソール
Dell OpenManage Connection により、監視している Dell システムについてより多くの情報を得るために OMSA
コンソールを起動することが可能になります。OMSA コンソールは、デスクトップイベントリストまたは
Web GUI の アクティブイベントリストから起動できます。
メモ: Web GUI で Common Gateway Interface(CGI)スクリプトを実行するには Practical Extraction and Report
Language(Perl)が必要です。Perl が標準外の場所にインストールされている場合、CGI スクリプトが正
しく動作しません。CGI スクリプト内のリソースへのパスが正しいことを常に確認するようにしてくだ
さい。Windows および Linux オペレーティングシステムを実行しているシステムでの Perl の標準のイン
ストール場所は、それぞれ C:\Perl\bin\perl.exe および /usr/bin/perl です。詳細に関しては、『IBM
Tivoli
Netcool/OMNIbus 管理ガイド』を参照してください。
関連リンク:
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