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IBM Tivoli Netcool/OMNIbus 向け Dell
OpenManage Connection の使用
IBM Tivoli Netcool/OMNIbus 向け Dell OpenManage Connection により、イベント監視、自動イベント相関、
Netcool/OMNIbus コンソールでのデバイスコンソールの起動が可能になります。これらの機能は、Probe、
ObjectServer、Web GUI、および Desktop などの異なるコンポーネントで適切にサポートされています。
SNMP トラップを使用したイベント監視
Dell OpenManage Connection は、Dell デバイスから SNMP トラップを受信する、帯域内（9～12G）および帯域
外（12G のみ）の Dell PowerEdge と PowerVault サーバー、Dell Chassis Management Controller（CMC）、およ
び
Dell EqualLogic システムを監視します。システムの監視にはデスクトップおよび GUI クライアントの両方
を使用できます。
メモ: Netcool/OMNIbus コンソールの各種デバイスを区別するため、Dell デバイスにはクラス値が割り当
てられています。サーバー、EqualLogic システム、OOB 12G サーバー（iDRAC7）、および CMC のクラス
値は、それぞれ 2080、2085、2088、および 2086 です。
イベント監視プロセスは次のとおりです。
1. SNMP プローブがサーバー、EqualLogic システム、OOB 12G サーバー（iDRAC7）、または CMC から SNMP
トラップを受信します。
2. SNMP プローブが、Dell デバイスからのトラップをフィルタリングする規則を使用してトラップをイベン
トに変換し、イベントフィールドに適切な値を投入します。
3. SNMP プローブが、イベントを ObjectServer に転送します。
4. ObjectServer との通信により、デスクトップおよび Web GUI コンソールにイベントが表示されます。
OMSA アラートグループ
OpenManage Server Administrator（OMSA）アラートは OMSA によって生成され、Netcool/OMNIbus コンソール
に表示されるイベントです。以下の表に、OMSA アラートのアラートグループを示します。
表
4. OMSA アラートグループ
アラートグループ 説明
ACPowerCord AC スイッチをサポートするシステムの AC 電源スイッチの電源コー
ド状態情報を提供します。
AmperageProbe
特定のシャーシ内の電流センサーの状態情報を提供します。
バッテリ 特定のシャーシ内のバッテリの状態情報を提供します。
ChassisIntrusion
シャーシが開かれた時に通知を行います。
CoolingDevice
特定のシャーシ内のファンの状態情報を提供します。
デバイス メモリカード等のデバイスが取り付けまたは取り外された時、状態
およびエラー情報を提供します。
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