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IBM Tivoli Netcool/OMNIbus 向け Dell OpenManage Connection の使い方 9
IBM Tivoli Netcool/OMNIbus
向け
Dell OpenManage Connection
の
使い方
IBM Tivoli Netcool/OMNIbus
向け
Dell OpenManage Connection
では、
Netcool/OMNIbus
上でのイベント監視、自動イベント相関、およびデバイス
コンソールの起動が可能になります。これらの機能は、プローブ、
ObjectServer Web GUI
、デスクトップなどの
Netcool/OMNIbus
の様々な
コンポーネントでサポートされています。本章では、
Dell OpenManage
Connection
のインストール後に実行できる、多様な操作をを説明します。
Dell OpenManage Connection
のインストールの詳細については、
s
upport.dell.com/manuals
で、『
Dell OpenManage Connection
Version 1.0 for IBM Tivoli Netcool/OMNIbus
インストールガイド』を参照
してください。
SNMP トラップを使用したイベント監視
Dell OpenManage Connection
は、
Netcool/OMNIbus
コンソール上の
Dell
デバイスから
SNMP
トラップを受信することによって、
Dell
サーバーお
よび
Dell EqualLogic
システムを監視します。システムの監視には、デスク
トップとウェブグラフィカルユーザーインタフェース(
GUI
)クライアントの
両方を使用することができます。
メモ:
Netcool/OMNIbus
コンソール上の多数のデバイスを区別するため
に、
Dell
デバイスにはクラス値が割り当てられています。
Dell
サーバーと
Dell EqualLogic
システムのクラス値はそれぞれ、
2080
と
2085
です。
イベント監視処理は、次のように進行します。
1 SNMP
プローブが、
Dell
サーバーまたは
Dell EqualLogic
システムから
SNMP
を受信します。
2
SNMP
プローブが、
Dell
デバイスからのトラップをフィルタリングする規
則を使用してトラップをイベントに変換し、イベントフィールドに適切な値
を投入します。
3
SNMP
プローブが、イベントを
ObjectServer
に転送します。
4
ObjectServer
との通信により、デスクトップおよび
Web GUI
コンソール
にイベントが表示されます。