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検出された Dell デバイスのポーリング
Network Manager では、検出された Dell デバイスのポーリングは、特定のポーリングポリシーおよびポーリン
グ定義を使用して全体的な正常性状態を監視するメカニズムです。
ポーリングされたデバイスの正常性状態は、次の形式で ネットワークビュー および ホップビュー に表示さ
れます。
• 重要 - ハードウェア障害など、データまたは機能の喪失を示すイベント。
• 正常 - 電源装置への電源投入など、コンポーネントの正常な操作を伴うイベント。
• 警告 - 警告しきい値の超過など、潜在的な将来の問題を示す場合があるイベント。
メモ: ポーリングデータの保管 オプションは使用できません。
デバイスの正常性が変化した場合、デバイスの以前の状態が最新の状態で上書きされます。
DCLM のポーリングについては、Dell 帯域外サーバーがシステム上で検出されており、DCLM パラメータが設
定されていることを確認してください。使用可能なライセンスの数に基づいた、可能な DCLM 状態は次のと
おりです。
• DCLM 重要 - 使用できるライセンスがありません。
• DCLM 警告 - ライセンスが上限に達しましたが、システムは猶予ライセンスで稼働しています。
• DCLM 正常 - 使用できるライセンスが存在します。
第 9~12 世代 Dell PowerEdge サーバーでは、ポーリングは帯域内プロセスで実行されますが、第 12 世代 Dell
PowerEdge サーバーでのポーリングは帯域内および帯域外(OOB)メカニズムで実行されます。有効化また
は無効化できるのは、第 9~12 世代 Dell PowerEdge サーバーで帯域内ポーリングのみ、第 12 世代 Dell
PowerEdge サーバーで OBB ポーリング、または両方です。
ESXi を実行している Dell サーバーのポーリングでは、サーバーに到達できない、または WS-MAN 通信に失敗
する場合に、軽度のアラートが生成されます。このアラートは、デバイスが到達可能で WS-MAN 通信が確立
されている場合、次のポーリングアラートによってクリアされます。
Dell EqualLogic ストレージアレイのポーリングでは、ポーリング中に EqualLogic デバイスに到達できない、ま
たは SNMP 通信に失敗する場合に、軽度のアラートが生成されます。このアラートは、デバイスが到達可能
で SNMP 通信が確立された場合、次のポーリングアラートによってクリアされます。
Dell PowerVault MD ストレージアレイのポーリングでは、ポーリング中に MD アレイデバイスに到達できない
場合、軽度のアラートが生成されます。このアラートは、デバイスに到達可能であると、次のポーリングア
ラートによってクリアされます。
サーバー、DRAC、VRTX CMC、帯域外デバイス用ポーリング
パラメータのカスタマイズ
Dell デバイスのポーリングを開始するには、各デバイスのポーリングポリシーおよびポーリング定義を設定
します。ポリシーのリストは、次のとおりです。
• DellServerPoll - このポーリングポリシーは、Dell モノリシックサーバー、モジュラーサーバー、および
Windows と Linux を実行しているサーバーのポーリングに使用され、次のポーリング定義を含んでい
ます。
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