Users Guide
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用語集
Dell™OpenManage™ClientInstrumentationバージョン 7.6 ユーザーズガイド
次のリストでは、このマニュアルで使用される技術用語、略語、頭字語の定義や意味を説明しています。
ASF
Alert Standard Format の略語 - オペレーティングシステム不在 環境のリモート制御と警告のインタフェースを定義しています。
BIOS
基本入出力システム(Basic Input/Output System)の頭字語。BIOS とは、システムに最初に電源を入れたときに実行されるソフトウェアコードのことです。BIOS の主な機能は、さまざまなメディ
ア(ハードドライブ、フロッピー、CD など)に保存されている他のソフトウェアプログラムを読み込んで実行し、システムを制御できるようにシステムの準備をすることです。このプロセスは「ブートアップ」と
呼ばれます。
BIOS は、システムを構成している各種デバイスを認識して制御する、チップに埋め込まれたコード化プログラムであるとも言えます。
CIM
Common Information Model の頭字語 - CIM のスキーマは、IT 環境(たとえば、コンピュータまたはストレージエリアネットワーク)の管理要素を共通オブジェクトセットとその相互関係として表
現する方法を定義した概念上のスキーマです。CIM は、これらの管理要素の共通定義に製品固有の拡張を加えられるように拡張可能になっています。CIM は UML を基盤とするモデルを使用して
CIM スキーマを定義しています。
CIMOM
CIM Object Manager の頭字語。WMI 管理インフラストラクチャには、CIM オブジェクトマネージャ(CIMOM)が含まれています。これは CIM のオブジェクトと情報のインタフェースであり、操作
点でもあります。情報の収集と、オブジェクトプロパティの操作を円滑にする役目を果たします。CIMOM は「WMI リポジトリ」という領域にデータを格納しています。
CLI
コマンドラインインタフェース(Command Line Interface)の略語。CLI にプロンプトが表示されると、ユーザーがキーボードからコマンドを入力し、(通常は Enterキーで)コマンドを終了します。シ
ステムはコマンドを実行してテキスト出力を提供します。
CMOS
Complementary Metal-Oxide Semiconductor の略語で、集積回路の主要クラスです。CMOS チップには、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、静的 RAM、その他のデジタルロジック回
路が含まれます。この技術の特徴は、トランジスタのオンとオフの状態が切り替わるときにだけ大きい電力を使用することです。そのため、CMOS デバイスはあまり電力を使用せず、他の形態のロジッ
クほど熱を発生しません。CMOS はチップの高集積ロジック機能も可能にします。
COM
Component Object Model の頭字語で、Microsoft が開発したソフトウェアのコンポーネント化プラットフォームです。この技術をサポートしていれば、どのプログラミング言語でもプロセス間の通
信と動的オブジェクトの作成ができます。「COM」という用語は、OLE、OLE Automation、ActiveX、COM+、DCOM などの技術を包含する言葉としてソフトウェア開発業界でよく使われます。複数
のプラットフォームで実装されていますが、主として Microsoft Windows で使用されています。
DCOM
Distributed Component Object Model の頭字語。ネットワーク接続した複数のシステム間に分散したソフトウェアコンポーネントが相互通信するための Microsoft の専有技術。Microsoft の
COM を拡張し、Microsoft の COM+ アプリケーションサーバーインフラストラクチャで通信基盤を提供します。
DLL
Dynamic Link Library の頭字語で、Microsoft が Microsoft Windows オペレーティングシステムに実装している共有ライブラリ。これらのライブラリには通常、DLL、OCX(ActiveX コントロー
ルが含まれているライブラリ)、または DRV(レガシーシステムのドライバ)のファイル拡張子が付きます。DLL のファイル形式は Windows EXE ファイルの場合と同じで、32 ビット Windows では
Portable Executable(PE)、16 ビット Windows では New Executable(NE)です。EXE と同様に、DLL にもコード、データ、リソースを自由に組み合わせて含めることができます。
広義では、同じファイル形式のデータファイルをすべてリソース DLL と呼ぶことができます。そのような DLL の例としては、ICL の拡張子が付くアイコンライブラリや、FON、FOT などの拡張子が付く
フォントファイルがあります。