Users Guide
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トラブルシューティング
Dell™OpenManage™ClientInstrumentationバージョン 7.6 ユーザーズガイド
Wakeup on LAN
WMI へのリモート接続とリモート BIOSアップデート
インストールに関する問題
Wakeup on LAN
Wakeup on LAN がクライアントコンピュータシステムで機能していない場合は、以下の点を確認してください。
l Dell OpenManage IT Assistant またはクライアントシステムのシステムセットアップを使用して、Wakeup on LAN が有効かどうかを確認します。詳細については、Dell システムのマニ
ュアルを参照してください。
l 正しいネットワーク インタフェース カード(NIC)ドライバがインストールされていることを確認します。最新のドライバは、デルのサポートウェブサイト support.dell.com から入手できます。
l 以下の手順を実行します。
1. デバイスマネージャ で NIC をダブルクリックして NIC プロパティ ウィンドウを開きます。
2. 設定 をクリックします。
3. 詳細設定 タブで、WakeUp プロパティを マジックパケット に設定します。
WMI へのリモート接続とリモート BIOSアップデート
リモートクライントコンピュータシステムの Common Information Model (CIM) 情報が管理アプリケーションに表示されない場合や、DCOM を使用するリモート BIOS アップデートに失敗した場
合は、Access Denied(アクセス拒否)や Win32:RPC server is unavailable(Win32:RPC サーバー使用不可)のエラーメッセージが表示されることがあります。これらのエラーメッセージ
が表示された場合、以下のトラブルシューティング手順を実行してください。
l クライアントコンピュータがネットワークに接続していることを確認するには、サーバーのコマンドプロンプトで、
ping <ホスト名 または IP アドレス> と入力して <Enter> を押します。
l サーバーとクライアントの両システムがドメイン内にある場合は、以下の手順を実行してください。
¡ ドメインの管理者アカウントが両システムの管理者特権を持っていることを確認します。
¡ サーバーシステムで IT Assistant を使用している場合は、IT Assistant ConfigServices ユーティリティ(IT Assistant のインストールディレクトリの /bin ディレクトリにある
configservices.exe)を実行します。ドメイン管理者のアカウントで実行されるように IT Assistant を設定し、DCOM と CIM が有効になっていることを確認します。詳細について
は、『IT Assistant
ユーザーズガイド
』を参照してください。
¡ IT Assistant を使用している場合は、ドメイン管理者アカウントを使用して、クライアントシステムの IT Assistant サブネット検出を設定します。システムが既に検出されている場合
は、検出されたシステムの一覧からシステムを削除し、サブネット検出をそのシステム用に設定してから、再検出します。詳細については、『IT Assistant
ユーザーズガイド
』 を参照し
てください。
l サーバーとクライアントの両システムがワークグループ(ドメイン外)にある場合は、次の手順を実行してください。
¡ クライアントシステムで MicrosoftWindowsXPProfessionalまたは Windows XP Professional x64 エディションのオペレーティングシステムを実行しており、サーバーで
Windows2000を実行している場合は、サーバーに Service Pack 2 以降がインストールされていることを確認します。
¡ クライアントシステムで Windows XP のバージョンが稼動し、ドメインに属していない場合は、管理者特権でリモート接続ができるようにレジストリを編集します。
レジストリを変更する前に、システムのデータファイルをバックアップしてください。レジストリを誤って編集すると、オペレーティングシステムが使用不能になる場合があります。
クライアントシステム上でレジストリを変更するには、スタート®ファイル名を指定して実行 の順にクリックし、regedit と入力してから OK をクリックします。レジストリエディタ ウィ
ンドウで、次の場所に移動します。
My Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\
CurrentControlSet\Control\Lsa
forceguest の値を 0 に設定します(デフォルトは 1)。この値を変更しなければ、システムにリモート接続しているユーザーは管理者特権の資格情報を入力した場合でも、ゲストの権
限しか与えられません。
¡ WMI 管理アプリケーションを実行しているシステムの管理者アカウントと同じユーザー名とパスワードのアカウントをクライアントシステムで作成します。
¡ IT Assistant を使用している場合は、サーバーシステムで IT Assistant ConfigServices ユーティリティ(IT Assistant のインストールディレクトリ /bin ディレクトリにある
configservices.exe)を実行します。現在はリモートクライアントの管理者でもあるローカル管理者アカウントで IT Assistant が実行されるように設定します。また、DCOM と CIM
が有効であることを確認します。詳細については、『IT Assistant
ユーザーズガイド
』を参照してください。
¡ IT Assistant を使用している場合は、管理者アカウントを使用して、クライアントシステムのサブネット検出を設定します。ユーザー名を <クライアントマシン名>\<アカウント名> と入
力します。システムが既に検出されている場合は、検出されたシステムの一覧からシステムを削除し、それにサブネット検出を設定してから、再検出します。詳細については、
『ITAssistant
ユーザーズガイド
』 を参照してください。
l WMI にリモート接続するためにユーザーの特権レベルを変更するには、次の手順に従ってください。