Users Guide

シリアルポートコンソールリダイレクト: Dell OpenManage ベースボード管理コントローラユーティリティ 4.5 ユーザーズガイド
file:///T¦/htdocs/SOFTWARE/smbmcmu/BMCMU_4_5/ja/ug/bmcugadd.htm[10/26/2012 10:24:40 AM]
ターミナルモードのときにシステム COM2 ポートへの接続に切り替える場合には、次のコマンドを使用します。
<Esc> +<Shift> <q>
システム COM2 ポートに接続している場合にターミナルモードに戻るには、次のコマンドを使用します。
<Esc> +<Shift> <9>
SPCR
シリアルポートコンソールリダイレクト(SPCR)表は、システムファームウェアとサービスプロセッサが帯域外(OOB)管理ポートを使用す
る方法について情報を提供しています。たとえば、OOB 管理ポートがシリアルポートの場合は、シリアル番号、ボーターミナルの種類、その
OOB 通信に使用される設定などの情報が SPCR 表に含まれています。SPCR 表は、コンソールリダイレクト用の SACSpecial
Administrative Console)によって読み取られ、ブータブル CD のインストール中に自動的に設定されます。
システムサービスプロセッサがコンソールリダイレクトなどの緊急管理サービス(EMS)をサポートしている場合は、SPCR 表が自動的に有効
になります。自動的に設定されない場合は、unattend.txt ファイルに次のパラメータを追加して、SPCR BMC 設定と一致するように設定
する必要があります。
メモ: unattend.txt ファイルはインストール後に自動的に作成されます。
[日付]
EMSPort
EMSBaudrate
説明:
EMSPort = シリアル通信に使用されるポート。たとえば COM1 COM2 などです。
EMSBaudrate = 通信に設定されているボーレート。Dell PowerEdge 対応システムでサポートされている最小ボーレートは 19200 です。
SOL プロキシ使用のシリアルコンソールリダイレクト
Linux の起動中にシリアルリダイレクトを設定する方法
"SysRq key" は、デバッグ用の基本的なコマンドをカーネルに直接渡すことのできるキーシーケンスです。場合によっては、リモート管理シ
ステムの再起動にも使用できます。シリアルコンソールは SysRq キーとして RS-232 ブレーク関数を使用します。"break" とは、シリアル
回線で伝送がない時間を指します。Linux を実行しているシステムで "Sysrq" キーを設定するには、以下の手順に従ってください。
メモ: この手順は Linux GRand Unified BootloaderGRUB)に独自の手順です。別のブートローダーを使用する場合も、同様の変
更が必要です。
注意: クライアント VT100/VT220 エミュレーションウィンドウを設定する場合は、リダイレクトコンソールを表示するウィンドウ
またはアプリケーションを 25 x 80 列に設定して、テキストが正しく表示されるようにする必要があります。また、ウィンドウ内
でのスクロールオプションも無効にしてください。そうしないと、画面のテキストが文字化けすることがあります。
/etc/grub.conf ファイルを次のように編集します。後のサンプルファイルに、この手順で説明する変更を示します。
111 次の 2 行をファイルの一般設定セクションに追加します。
serial --unit=0 --speed=19200
terminal --timeout=10 serial
111 カーネル行に次の 2 つにオプションを追加します。