Users Guide
目次ページに戻る
管理下システムの設定
Dell OpenManage ベースボード管理コントローラユーティリティ 4.4 ユーザーズガイド
BIOS の設定
ベースボード管理コントローラの設定
Deployment Toolkit ユーティリティを使った BMC の設定
Server Administrator を使った BMC の設定
BMC 管理ユーティリティを使い始める前に、実行する機能に必要なシステム BIOS、ネットワーク、Intelligent Platform Management Interface(IPMI)暗号化キー、シリアル接続設定などを
設定して、BMC へのアクセスを有効にする必要があります。
また、BMC 管理ユーティリティ IPMI シリアル機能を使用するには、管理ステーションとターゲット BMC の該当するシリアル I/O ポートとの間にヌルモデムケーブルを使用した正常な接続を確立して
おく必要があります。
ここでは、BMC 管理ユーティリティを使用して BMC へのアクセスと管理を行うための準備に必要な手順を説明します。次の手順が説明されています。
l BIOS の設定
l ベースボード管理コントローラの設定
l Dell OpenManage Deployment ToolKit(DTK)SYSCFG ユーティリティでの BMC の設定
l Dell OpenManage Server Administrator での BMC の設定
BIOS の設定
ほとんどの設定では、BMC 管理ユーティリティを使用する前に、システム BOIS でシリアルポート設定とコンソールリダイレクトを設定する必要があります。必要なシステム BIOS を設定するには、
BIOS プログラムを使用する必要があります。BIOS 設定も Deployment Toolkit または Server Administrator を使用して設定できます。
Dell PowerEdge x8xx/x9xx システムでのシステム BIOS の設定
1. システムの電源を入れるか、再起動します。
2. 次のメッセージが表示された直後に <F2> を押します。
<F2> = Setup
システム設定 画面が表示されます。
3. 上矢印または下矢印キーを使用して オンボードデバイス フィールドに移動し、<Enter> を押します。
4. 上矢印または下矢印キーを使用して シリアルポート 1 フィールドに移動し、<Enter> を押します。
5. スペースバーを使用して、シリアルポートオプションを選択します。
オプションは COM1、COM3、BMC シリアル、BMC NIC、オフ、および RAC(オプションで RAC がシステムにインストールされている場合)です。
BMC を使用するには、シリアルポート 1 で COM1 アドレスを使用し、通信はシリアルポートでも内蔵の共有 NIC でも行うことができます。RAC 制御では COM1 アドレスだけが使用されま
す。コンソールリダイレクトがシリアルポート 1 を使用するように設定されている場合は、オフ と COM3 は使用できません 。
a. シリアルケーブル接続を使用して BMC にアクセスする場合は、BMC シリアル を選択します。
b. SOL プロキシを使用している場合に共有 LAN で BMC にアクセスするには、BMC NIC を選択します。
6. <Enter> を押すと、システム設定 画面に戻ります。
7. 上矢印または下矢印キーを使用して コンソールリダイレクト フィー ルドに移動し、<Enter> を押します。
8. 上矢印または下矢印キーを使用して コンソールリダイレクト オプ ションに移動し、スペースバーを使用してコンソールリダイレクト 機能を シリアルポート 1 に設定します。または、起動後
にリダイレ クト を有効にすることもできます。
9. 上矢印または下矢印キーを使用して フェールセーフボーレート オプ ションに移動し、スペースバーを使用して、必要に応じてコンソー ルのフェールセーフボーレートを設定します。
メモ: IPMI 暗号化キーは、ファームウェアとアプリケーションの間で使用する暗号化キーを生成するための公開キーです。
メモ: BIOS 設定方法の詳細については、お使いのシステムのユーザーズガイドを参照してください。
メモ: <F2> を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始した場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システムを再起動し、この手順を実行してください。