Users Guide
図 3-24rebootオプションの例
SOL プロキシ設定ファイルの設定
IPMI シェルと SOL プロキシでは、特定のパラメータを SOL プロキシ設定ファイル SOLProxy.cfg で正しく設定する必要があります。このファイルは BMC のデフォルトのインストールディレクト
リに入っています。
パラメータとその説明は以下のとおりです。
注記
"#" で始まる行はすべてコメントとして処理されます。例:
#The file is an example (このファイルは例です。).
IP アドレス
SOL プロキシへの接続に使用する特定の IP アドレスを指定します。このアイテムは、SOL プロキシ telnet セッションを確立するために受け入れられる接続の種類を定義します。可能な値は 3 つ
あります。
l INADDR_ANY - SOL プロキシはサーバーのどのインタフェースでも入力を待ち受けます。
l 127.0.0.1 - SOL プロキシはローカルホストでのみ入力を待ち受けます。
l IP アドレス - SOL プロキシはこの IP アドレスでのみ入力を待ち受けます。
例:
ip=INADDR_ANY
ポート結合
SOL プロキシが着信接続を待ち受けるポートを指定します。デフォルトではポートは 623 に設定され、ユーザーが変更できます。
このアイテムは、SOL プロキシを telnet するポートを定義します。この項目がない場合は、623 がデフォルトポートに設定されます。例:
port=623
セッションのタイムアウト
SOL プロキシセッションがタイムアウトになるまでの時間を分で指定します。
指定のタイムアウト時間内にキーボード操作がない場合、telnet セッションと SOL セッションは終了します。タイムアウト値は分で指定され、SOL プロキシのインストール中に変更できます。例:
session_timeout=30
電源オフタイムアウト
SOL プロキシが管理下システムの電源ステータスのポーリングを断念するまでの時間を秒で指定します。SOL プロキシが電源オフコマンドを発行しても指定の時間内にシステムの電源が切れない場
合は、タイムアウト時間になったためシステムを電源オフにできなかったことを示すメッセージが表示されます。
例:
power_off_timeout=60
再試行間隔
メモ: 再起動してコンソールリダイレクトをアクティブにする が選択され、リモート管理下システムの電源がオンになっていると、power off IPMI コマンドが発行されます。その後、
電源状態がオフに変わるまで引き続き状態が監視されます。電源状態がこのタイムアウト期間より長くオンになっている場合は、再起動とコンソールリダイレクトのアクティブ化 がエラーを
報告して、最上位メニューに戻ります。タイムアウト値は秒で指定され、SOL プロキシのインストール中に変更できます。